豊田鉄工-中央発條 観戦記(2023年東海五県軟式野球愛知県大会)
3月9日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、豊田鉄工-中央発條の観戦記です。
東海五県軟式野球愛知県大会の準々決勝。新春に出ていない中央発條が豊田鉄工相手にどういう試合を見せるかに注目して観戦しました。
豊田鉄工
100104000|6 H9 E1
010001010|3 H8 E1
中央発條
豊田鉄工
村松(21)、伊藤(20)-吉村
中央発條
稲熊(20)、浦川(4)-辻野
投手成績
豊田鉄工
村松頌太 7回 117球 被安打7 四死球2 三振4 失点2
伊藤奏輝(豊田大谷-亜細亜大 7年目) 2回 25球 被安打1 四球0 三振1 失点1
中央発條
稲熊泰星(豊明 4年目) 6回 86球 被安打7 四死球2 三振2 失点6(自責点5)
浦川雄太 3回 47球 被安打2 死球1 三振1 失点0
(出場選手)
豊田鉄工
8森(10) 6安食(0) 3名古路(5) D土屋(23) 9村田(6) 2吉村(27) 4森元(1) 7工藤(7) 5堀本(3)
中央発條
7大月(7) 4高橋(5) 6大西(3) 8山本(1) 9鵜飼(2) 2辻野(10) 5松本(8)→5梅村(25) 3川口(11) D安藤(6)→H川畑(21)
(試合経過)
1回表、1死3塁から3番名古路の犠牲フライ。豊田鉄工が先制。1-0
2回裏、1死2塁から7番松本がタイムリー2ベース。1-1の同点に。
4回表、無死2塁から4番土屋の送りバントに悪送球が重なり2塁ランナーが生還。豊田鉄工が勝ち越し。2-1
6回裏、2死1,2塁から7番森元が2点タイムリー2ベース。8番工藤の2ランホームラン。6-1
6回裏、1死から4番松本がソロホームラン。6-2
7回表、ピッチャー交代、浦川。
8回裏、ピッチャー交代、伊藤。1死3塁から5番鵜飼の2ゴロの間に1点。6-3
豊田鉄工が勝って準決勝進出を決めました。
総評
豊田鉄工と中央発條。選手のレベルそのものはそんなに変わらない印象でした。ただ、中央発條にはミスが出て、それが点につながってしまった。それが痛かったですね。
豊田鉄工は6回表に2死無走者からヒット、死球で作ったチャンスを7番森元選手、8番工藤選手の長打で一気に4点。この集中打はお見事でした。
村松投手は序盤からランナーを背負う場面が多かったのですが、粘って最小失点で食い止めるところがさすがでした。先頭バッターを一度も許していないところが失点を防げたポイントでしたね。
中央発條は6回のビッグイニングが無ければ、というところでしたね。リリーフの浦川投手が3回を無失点と好投。6回裏には4番山本選手がホームラン。ソロだったのが惜しかった。
豊田鉄工はベスト4。やはり新春選抜リーグ戦で優勝争いをしている力はありますね。
ピックアップ選手
豊田鉄工 森 亮太 外野手(三好-至学館大-福井BC 31歳)
1番センターで出場。3安打の猛打賞。初回にヒットで出て、盗塁、犠打、犠牲フライで帰ってきたのが素晴らしかったですね。チームに勢いをもたらせました。
豊田鉄工 森元 佳希 内野手(岡山理大付-亜細亜大 6年目)
7番セカンドで出場。6回にダメ押しとなる2点タイムリーを放ち試合を決めました。これを含むマルチを記録。
豊田鉄工 村松 頌太 投手(愛知工-中部大 7年目)
7回を投げて2失点。先頭バッターを1度も許さなかったのが好投につながったと思います。無駄な四死球を出さないところもさすがでしたね。
中央発條 大石 素生 内野手(東邦 5年目)
3番ショートで出場。3安打の猛打賞を記録。しっかりと振るところが素晴らしい。
中央発條 辻野 智也 捕手(豊明)
6番捕手で出場。2安打1死球と活躍。盗塁阻止など、捕手としても活躍しました。主将でチームをプレーで引っ張ります。
中央発條 浦川 雄太 投手(星城)
7回から3イニングを2安打無失点。上手く打たせて取った印象です。
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