日福大付-知多翔洋 観戦記(2019年秋季知多地区2次T)

8月19日に阿久比球場で行われた第1試合、日福大付-知多翔洋の観戦記です。
新チームの知多地区の観戦は初めて。県大会常連の両校の対戦でしたので、レベルの高い試合を期待して観戦しました。

日福大付
100001000|2 H6 E1
000001002|3 H8 E2
知多翔洋

投手成績
日福大付
松山(1) 8回2/3 130球 被安打8 四球2 三振2 失点3(自責点2)
知多翔洋
浅田(5) 6回2/3 97球 被安打4 四死球4 三振2 失点2(自責点1)
野村(10) 2回1/3 37球 被安打2 四球0 三振3 失点0

松山投手は左のオーバーハンド。まっすぐは目測で120km前半くらい。1年生とのこと。きれいなフォームで肩が良く回るな、という印象。

浅田投手は右のオーバーハンド。まっすぐは目測で120km前半くらい。スライダーの曲がりが大きく、チェンジアップがまっすぐに近い感じで来るタイプの軌道。

野村投手は左のスリークォーター。投げっぷりのいい左腕でスライダーの切れもある。まっすぐは目測で120kmくらいかな。

(出場選手)
日福大付
8高須 4田中優 5前田 9山下 3遠藤(19)→R稲村→3岩田 1松山 6橋本 2石原 7永井
知多翔洋
8野口 4倉留 9引地 6清水 2松葉 3余語 1浅田(5)→1野村(10) 5川田(12) 7赤井

(試合経過)
1回表、2死1、3塁から5番遠藤のタイムリー。日福大付が先制。
1回裏、1死1,2塁のチャンスを作るも三振とショートのナイスプレーでチャンスを活かせず。
5回表、先頭の9番永井の2ベースから1死1,3塁のチャンスを作るも3番4番が倒れ追加点ならず。
6回表、1死3塁から7番橋本のスクイズ成功。2-0
6回裏、2死3塁から4番清水の3ゴロをタイムリーエラー。2-1
7回表、2死1塁でピッチャー交代、野村。
9回表、先頭の石原がショート内野安打で出塁も9番永井のバントがフライになりゲッツー。1番が三振で3人で攻撃終了。
9回裏、先頭の4番清水がヒットで出塁。送って1死2塁から四球と7番野村のヒットで1死満塁。8番川田の内野フライで2死満塁となり、9番赤井のセンター横に落ちる逆転サヨナラタイムリー。知多翔洋が劇的勝利。

がっぷり四つの試合。日福大付がリードして終盤まで行きましたが1点差。最後まで分からない試合でした。

試合のポイントとしては、4回、5回と先頭バッターが出たチャンスを活かせず、9回にはバント失敗ゲッツーで流れを渡してしまったこと。
7回表、2死から四球を出したところでスパッと変えた知多翔洋の投手起用。
7回以降、少し抜け球の傾向が見られた日福大付のエース、松山投手を引っ張ったこと。

ただ、難しいですよね。上の要因は逆に転ぶ可能性もあったわけで、結果で何とでもいえる部分でもある。

知多翔洋の最終回のつなぎは素晴らしかった。最後の赤井選手の当たりも紙一重。あと一歩で追いつけた当たりでしたし・・・。

何にしてもお互いの力のぶつかった好ゲームでした。

日福大付ではショートの橋本選手の動きが光りました。また5番の遠藤選手が1年生で2打数2安打1死球と大当たり。得点に絡んでいたので、代走で変えたのはもったいなかったかな・・・。交代で出た岩田選手もヒットを打ったんですけどね^^;

日福大付は敗者戦に回りますが、知多地区はまだまだ可能性はありますし、しっかりと巻き返して県大会切符を掴みたいところ。

知多翔洋は背番号5の浅田投手、背番号10の野村投手のリレー。交代のタイミングも含めて、試合のマネジメントが素晴らしいな、と感じました。
6回表で1死3塁でも前進守備をせずに1点は失いましたが、最終的には追い越すという考えだったと思いますし、そこが最後の逆転につながったかな、と思います。

県大会まであと1勝。なんとか出られるように頑張ってほしいですね。

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