東海学院大-朝日大 1回戦 観戦記(2023年秋季岐阜大学リーグ)

9月8日に長良川球場で行われた第3試合、東海学院大-朝日大の観戦記です。
朝日大はこの秋初めて見るので、どんな試合を見せるか注目して観戦しました。

東海学院大
201100000|4 H2 E0
00002004X|6 H7 E3
朝日大

東海学院大
北嶋(16)、伊藤(14)、北村(18)、城倉(20)-浅野
朝日大
照屋(20)、比嘉(15)、荒井(18)、松本(19)-安立、坂田

投手成績
東海学院大
北嶋竜成 4回2/3 70球 被安打4 四球2 三振2 失点2
伊藤育汰(大同大大同 3年) 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0

北村凌晟(春日井西 4年) 2回1/3 46球 被安打3 四球2 三振0 失点4

城倉拓馬(高遠 1年) 2/3 14球 被安打0 死球1 三振1 失点0

朝日大
照屋竜雅 1回 28球 被安打0 四球3 三振0 失点2
比嘉晟那(沖縄水産 1年) 2回2/3 44球 被安打1 四死球2 三振1 失点2(自責点0)

荒井大地(高岡商 4年) 3回1/3 50球 被安打1 四死球2 三振2 失点0

松本寛太 2回 24球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
東海学院大
3小山(1) 4吉川(7) 5来田達(10) 7勝野(25) 2浅野(8) 9中津(5) D太田(34) 8向井(9) 6水口(3)→松並(36)
朝日大
8丹羽(7) 4田中(2)→6 3川本(1) 7末吉(9) D徳原(40) 5伊藤颯(10)→5小林(35) 2安立(22)→2坂田(28) 9野田(5)→H金子(29)→R片野(24)→9→H林山(8)→2吉村(4) 6二村(25)→6伊藤健(6)→H早田(3)→R照屋竜輝(34)→9

(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番勝野の遊ゴロの間に1点。更にワイルドピッチで1点。東海学院大が2点を先制。2-0
2回表、ピッチャー交代、比嘉。
3回表、1死2塁から3番来田達のヒットにエラーが絡んで1点。3-0
4回表、2死満塁でピッチャー交代、荒井。ワイルドピッチが出て1点。4-0
5回裏、先頭の4番末吉が打った瞬間の特大のソロホームラン。更に2死1塁から代打金子がタイムリー2ベース。2死1,2塁でピッチャー交代、伊藤。4-2
6回裏、ピッチャー交代、北村。
8回表、ピッチャー交代、松本。
8回裏、1死満塁から3番川本が押し出し四球。4番末吉が走者一掃の3点タイムリー2ベース。朝日大が逆転。ここでピッチャー交代、城倉。6-4
朝日大が逆転勝ちをおさめました。

総評

序盤は朝日大にミスや自滅が多く、完全に東海学院大ペースの試合。4回終わって4-0となったところで勝負あったかと思いました。
朝日大は5回裏に先頭の末吉選手が特大ホームランで反撃ののろしを上げると、そのイニングのうちにもう1点、代打金子選手のタイムリー2ベースで上げて先発の北嶋投手を引きずり下ろすことに成功。
その後3番手の荒井投手がランナーを許しながらも粘って終盤へ。8回表には2点負けている状態でエースの松本投手を投入。諦めていないことを打線にメッセージを送ると、松本投手は三者凡退に斬って、その裏、そこまで2イニング抑え込まれていた北村投手を攻めて、満塁から押し出し四球、そして末吉選手の走者一掃のタイムリー2ベースが出て逆転。勝利を収めました。これで開幕3連勝。こういう勝利は勢いに乗れそうですよね。
東海学院大も北村投手につないで逃げ切り体制。8回はばらつきが出てしまって粘れず。ただ、これは仕方ないですよね。
7回表に相手のエラーでもらった先頭バッターからのチャンスを活かせず。ここで1点でも欲しかった。

ピックアップ選手

東海学院大 北嶋 竜成 投手(金津 1年)

先発して4回までは1安打1四球で無失点と好投。130km台のまっすぐですが切れがあって相手が差し込まれるんですよね。5回に捕まりましたが、今後はこういうところをしのいで信頼を勝ち取っていきたいですね。

東海学院大 勝野 藍央 外野手(愛工大名電 3年)

4番レフトで出場。1回には内野ゴロの間の打点。ヒットも1本放ちました。惜しいライナーの打球もあってタイミングはあっていた印象です。

朝日大 末吉 剛大 外野手(御殿場西 4年)

4番レフトで出場。3安打のうち、5回に反撃ののろしのホームラン、8回は逆転となる3点タイムリー2ベースを放ち、この試合のヒーローとなりました。

朝日大 松本 寛太 投手(北陸学院 4年)

8回にマウンドに上がり、2イニングをパーフェクト。2奪三振。能力の高さを見せてくれました。また上でやるのも楽しみな選手ですね。

朝日大 照屋 竜雅 投手(八重山 4年)

先発してコントロールに苦しみ、1回で降板。ただ、146kmをマークするなど、ボールにスピードはありました。能力の一端は見れたので、やはり安定感を出していきたいですね。

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