岐阜大-中京学院大 1回戦 観戦記(2023年秋季岐阜大学リーグ)
9月8日に長良川球場で行われた第1試合、岐阜大-中京学院大の観戦記です。
プロ注目の赤塚投手を目当てに、9球団19人のスカウトが終結。投球を見守りました。
岐阜大
0000000|0 H3 E3
001224X|9 H11 E0
中京学院大
(7回コールド)
岐阜大
錦見(18)、尾関(21)-川角
中京学院大
赤塚(20)-山本
投手成績
岐阜大
錦見大成(明和 3年) 5回1/3 92球 被安打10 四球3 三振1 失点9(自責点5)
尾関航太朗(加納 2年) 2/3 13球 被安打1 四球1 三振0 失点0
中京学院大
赤塚健利 7回 106球 被安打3 四球1 三振10 失点0
(出場選手)
岐阜大
5清水颯(89) 9小西(8) 3田辺(24) 6齋木(6) 2川角(22)→H西崎(10) D小川(20) 7芝地(26) 8川出(7) 4馬淵(1)
中京学院大
7瀧本(10) 8前田(1) 4豊田(2) 3廣田(7) 6大村(8) 5大本(9) 2山本(27) D石井(25) 9西村(33)
(試合経過)
3回裏、無死満塁から3番豊田の5-5-3のゲッツーの間に1点。中京学院大が先制。1-0
4回裏、2死3塁から8番石井が2ランホームラン。3-0
5回裏、2死2塁から4番廣田、5番大村が連続タイムリー2ベース。5-0
6回裏、1死満塁から2番前田のタイムリーにエラーが絡んで2者生還。ここでピッチャー交代、尾関。1死2,3塁から3番豊田が2点タイムリー2ベース。9-0
中京学院大が7回コールドで勝ちました。
総評
中京学院大の赤塚投手はMAX146km。この日はカーブも含め、色々な球種も使って岐阜大打線から毎回の10奪三振。危なげないピッチングで7回3安打ピッチングを見せました。球速的にはちょっと出ていない感じでしたが、ボールの威力はあったようい思います。前回は三振0と、打たせてとったにしてもちょっと物足りなかっただけに、こういう投球も次にも出来るか、注目されますね。多くのスカウトに見守られての登板でしたが、どういう評価になっていくか、注目です。
打線は序盤、錦見投手からチャンスは作るもなかなか点が取れない展開でしたが、4回に8番の石井選手に一発が出て大分楽になりました。打線もこれをきっかけに浮上していきたいですね。
岐阜大は1番の清水颯選手が2安打のマルチ。赤塚投手にタイミングがあっていました。4番の齋木選手にもヒットがあったので、何とか先手を取って慌てさせたいですね。
ピックアップ選手
岐阜大 清水 颯太 内野手(知立東 2年)
1番サードで出場。赤塚投手からマルチ安打を記録。タイミングが合っていましたね。
岐阜大 齋木 篤 内野手(三重海星 4年)
4番ショートで出場。4回にヒットで出塁し、盗塁も決める活躍。
中京学院大 赤塚 健利 投手(中京学院大中京 4年)
先発して7回を3安打、奪三振10、無失点。数字としてはいい内容が並びました。MAXは146km。先発とはいえもうちょっと出てほしいかな、と。岐阜大には失礼ですけど、このくらいの数字は並べられる存在だと思いますので、今後の相手にどのくらい投げられるかも注目されそうです。
中京学院大 石井 幸希 外野手(日本航空石川 2年)
8番DHで出場。2安打でホームランはレフトポールの上の方に当たる一撃でした。広角に対応できる打者ですね。
中京学院大 大村 善将 内野手(加藤学園 3年)
5番ショートで出場。5回にはフェンス直撃のタイムリー2ベース。守備も安定していますし、来年には注目されていい選手ですね。
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