中京学院大-中部学院大 1回戦 観戦記(2023年春季岐阜大学リーグ)

5月12日に長良川球場で行われた第2試合、中京学院大-中部学院大の観戦記です。
中部学院大は勝てば優勝という状況。中京学院大は負けられない試合でしたが、先発は赤塚投手ではなく舛迫投手でした。

中京学院大
000100000|1 H6 E0
00020000X|2 H9 E2
中部学院大

中京学院大
舛迫(15)、赤塚(20)-安川
中部学院大
宮島(17)、木村(13)、北田(19)-竹中

投手成績
中京学院大
舛迫勇汰(広島新庄 4年) 4回 89球 被安打7 死球2 三振5 失点2

赤塚健利 4回 48球 被安打2 四球0 三振3 失点0

中部学院大
宮島拓斗 6回2/3 97球 被安打6 四球2 三振6 失点1
木村蒼(倉敷商 4年) 1/3 5球 被安打0 四球0 三振1 失点0

北田智郎(正智深谷 3年) 2回 34球 被安打0 四球2 三振1 失点0

(出場選手)
中京学院大
4大村(8) 7瀧本(9) 3豊田(2) 5廣田(10) 2安川(22) 9前田(24)→H奥村(23)→9上平(1) D増田(5)→H久保(39)→H堀(36) 6菅野(7) 8高畠(3)
中部学院大
8佐藤(2) 4田中(6) 6森(1) 3宮坂(10) 7大江(5) D宮崎(9) 9北野(7) 2竹中(27) 5江川(3)

(試合経過)
4回表、1死から3番豊田が先制ホームラン。中京学院大が先制。1-0
4回裏、1死2,3塁から9番江川がタイムリー。更に1死満塁から2番田中が犠牲フライ。中部学院大がすぐさま逆転。2-1
5回裏、ピッチャー交代、赤塚。
7回表、2死1,2塁でピッチャー交代、木村。
8回表、ピッチャー交代、北田。
中部学院大が逃げ切り。この結果、春季岐阜大学リーグの優勝を決めました。

総評

中部学院大は2試合中あと1勝すれば優勝という状況。中京学院大は連勝してようやくプレーオフに持ち込めるという厳しい状態でした。そんな中エースの赤塚投手は先発を回避。こうなると怪我を疑ってしまうんですよね・・・。
ただ、その割には赤塚投手は初回からブルペンへ。5回にマウンドへ上がるまでに結構球数を投げていました。だったら最初から投げさせればいいのに、と外野は思ってしまいます。勝つために後ろに回したというのなら、4回表に先制したところで突っ込んでも良かったですしね。^^;
その赤塚投手はマウンドに上がった直後はややボールが走らず苦労しましたが、2イニング目以降は安定して、MAX150kmもマーク。この投球でまた判断が難しくなった気がします。どちらにしても秋にもう一度しっかりとアピールしてほしいです。
中部学院大は宮島投手が試合を作り、1ポイントで木村投手を挟んで北田投手が締める。中部学院大もあと一本が出ない状況の中、中盤以降リードを守って勝利。東海地区代表決定戦に進出しました。
この試合のようにしぶとく戦って全国の切符を掴めるか、注目したいです。

ピックアップ選手

中京学院大 豊田 智之 内野手(松本国際 4年)

3番1塁で出場。4回には先制ホームランを放ちました。初回のヒットを合わせマルチですが、エラーでの出塁もあり、この日はラッキーボーイでもありました。

中京学院大 赤塚 健利 投手(中京学院大中京 4年)

5回からマウンドに上がり、最初はそんなにスピードが出ていないかな、と思いましたが、徐々にボールも安定して、MAXも150kmをマーク。特に大きく不安がある感じも無かったです。リードされてからの登板はもったいなかった印象です。

中京学院大 菅野 童夢 内野手(京都翔英 4年)

8番ショートで出場。1安打、エラーでの出塁と2度出塁。守備でも好プレーがありました。8番はもったいないな、と感じる好選手ですよね。

中部学院大 北野 凱士 外野手(明秀日立 4年)

7番ライトで出場。3安打の猛打賞で勝ち越しのホームを踏みました。狙いすましたバントヒットの他、赤塚投手から唯一ヒットを放ち、2安打を浴びせたのはお見事。

中部学院大 宮島 拓斗 投手(興国 3年)

先発して7回途中まで1失点で好投。リーグ中盤以降、ちょっと疲れがあったかな、と感じましたが、この日はスピードも出ていて本来の投球が出来ていた印象です。先頭バッターをエラーでの1度しか出さなかったのが大きかったですね。

中部学院大 江川 日那太 内野手(和歌山東 2年)

9坂サードで出場。2安打のマルチで4回には同点タイムリーを放ちました。ややラッキーな当たりでしたが、運も大事ですよね。

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