龍谷大-愛知大 観戦記(2023年関西六大学・愛知大学野球連盟対抗戦)

3月20日に春日井球場で行われた関西六大学・愛知大学野球の対抗戦、龍谷大-愛知大の観戦記です。
龍谷大は昨秋のリーグ戦3位。今季1部で戦う愛知大がどういう試合を見せるか注目して観戦しました。

龍谷大
100010050|7 H8 E2
002100000|3 H11 E0
愛知大

龍谷大
赤沼(16)、藤田貴(28)、松本(19)、藤田宗(21)-土井、河嶋
愛知大
大島(15)、金森(11)、河口(21)、安藤(19)-稲吉

投手成績
龍谷大
赤沼大翔(育英 4年) 2回2/3 60球 被安打4 四死球4 三振2 失点2

藤田貴志(金津 2年) 2回1/3 39球 被安打2 四球0 三振2 失点1

松本圭輔 2回 33球 被安打3 四球0 三振2 失点0
藤田宗純(長崎日大 4年) 2回 45球 被安打2 四死球2 三振3 失点0

愛知大
大島成憧 7回 108球 被安打5 四球1 三振3 失点2
金森塁(京都国際 2年) 0/3 9球 被安打0 四死球2 三振0 失点2

河口夏輝(桜丘 3年) 2/3 18球 被安打3 死球1 三振0 失点3

安藤大斗(小牧南 4年) 1回1/3 14球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
龍谷大
6池田(26) 4岡野(5) 7森口(8) 5内倉(7) 2土井(22)→H湯水(29)→2河嶋(27) 9米田(1) 3水町(25)→R袖森(6)→3 D不動(2) 8西尾(24)
愛知大
9彦坂(16)→9加藤(7) 6有村(5) 8藤田(8) D上田(5) 7山田(24)→R高井(28)→7岡島 2稲吉(13)→H財田(22) 5京井(25)→R豊田(23) 3田邉(33)→3徳永(6)→H岡崎(29)→R濱邉 4服部(1)

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番森口のタイムリー2ベース。龍谷大が先制。1-0
3回裏、1死3塁から5番山田の犠牲フライ。更に2死1,3塁から8番田邉のタイムリー。ここでピッチャー交代、藤田貴。愛大が逆転。2-1
4回裏、2死1塁から4番上田の内野安打にエラーが重なり1塁ランナーが生還。3-1
5回表、1死3塁から1番池田の内野ゴロの間に1点。
6回裏、ピッチャー交代、松本。
8回表、ピッチャー交代、金森。無死1,2塁でピッチャー交代、河口。2死1,2塁から4番内倉が逆転3ランホームラン。更に2死1,2塁から代打袖森が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、安藤。この回5点取って逆転。7-3
8回裏、ピッチャー交代、藤田宗。
龍谷大が逆転勝ちをおさめました。

短評

どちらもランナーを出す場面は多いものの、なかなか押し切れない。そんな試合。
愛知大の大島投手は球威はそんなにないものの安定した投球を見せて7回2失点と試合を作りました。
龍谷大は本来のエース格の投手が投げられなかったらしく、その分苦しい試合に。それでも松本投手は右のサイドハンドで142㎞をマーク。なかなかの力を見せてくれました。
試合は8回に愛大が継投に入るも、金森投手、河口投手が踏ん張れず龍谷大に逆転を許し、そのまま敗戦。投手陣の不安は抱えたままのリーグ戦になりそうです。
打線は11安打。ヒットは出ましたし、いい状態でリーグ戦を迎えてほしいですね。

ピックアップ選手

龍谷大 内倉 一冴 内野手(履正社 4年)

4番サードで出場。8回に逆転3ランを放ち試合をひっくり返しました。こういう大きいのを大事なところで打ってくれるのはチームにとって大きいですね。

龍谷大 松本 圭輔 投手(東山 4年)

龍谷大の投手では一番球威があり、右のサイドハンドで142㎞をマーク。高めのまっすぐは力がありました。

龍谷大 池田 康晟 内野手(履正社 2年)

1番ショートで出場。いきなり3ベースを打って先制点につなげる活躍。1死3塁からしっかりとゴロで打点を上げてくれるなど、仕事のできる選手でした。

愛知大 大島 成憧 投手(県岐阜商 2年)

先発して7回を2失点。MAXは138㎞とやや物足りない球威でしたが、ゴロが多く丁寧に投げていた印象。四球が1つだけと安定していたのも大きかったですね。

愛知大 有村 航汰 内野手(大垣日大 2年)

2番ショートで出場。2安打のマルチを記録。守備も安定していました。

愛知大 服部 圭吾 内野手(県岐阜商 3年)

9番セカンドで出場。2安打のマルチ。

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