岩倉総合-杏和 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月12日に小牧球場で行われた岩倉総合-杏和のTV観戦記です。

岩倉総合
0301000|4 H8 E4
2330201|11 H15 E3
杏和
(7回コールド)

岩倉総合
山本-太田
杏和
森、加納-山田

投手成績
岩倉総合
山本(1) 6回1/3 118球 被安打15 四死球3 三振4 失点11(自責点8)
杏和
森(7) 6回 119球 被安打8 四球4 三振7 失点4(自責点3)
加納(3) 1回 18球 被安打0 四球0 三振2 失点0

岩倉総合
4棚瀬 3小亀 2太田 8青木 1山本 6栗林 5服部 7知念 9小倉
杏和
5落合 7高田→8 8杉村→9 2山田 1森→7 3加納→1 9井川→3 4菊谷 6岸

(試合経過)
1回裏、無死満塁から4番山田の2ゴロの間に1点。5番森の遊ゴロでホームへ投げるもセーフで野選。杏和が2点先制。
2回表、無死満塁から9番小倉のタイムリー。1死満塁から2番小亀の2点タイムリー。岩倉総合が逆転。3-2
2回裏、2死2,3塁から3番杉村が2点タイムリー3ベース。再度杏和が逆転。更に2死満塁から三振振り逃げでホームセーフ。5-3
3回裏、2死3塁から3番高田がタイムリー。2死2,3塁からワイルドピッチで1点。2死3塁から4番山田のタイムリー内野安打。8-3
4回表、2死2塁から3番太田のショート後方の当たりが落ちてタイムリーに。8-4
5回裏、無死2塁から3番杉村のレフトに落ちるタイムリー2ベース。無死1,3塁から5番森の3ゴロ併殺崩れの間に1点。10-4
7回裏、1死1,3塁から7番井川がセンターオーバーのタイムリーでコールド成立。11-4で杏和が勝ちました。

岩倉総合はエースの山本投手が主将で5番を打ち大黒柱。130km近いボールを投げていて、杏和打線に良く立ち向かいました。
打線も2回にはいったん集中打で試合をひっくり返し、良く食い下がっていました。
惜しむらくはランナーがキャッチャーからの送球や中継プレーで刺されたこと。積極的なのはいいことですし、こういうのは想定内だったのだと思いますが、やはりもったいなく感じてしまいます。

昨年と同一カードの対戦で同じ7回コールド。点数もほぼ同じ(昨年は3-10)。これをどう受け止めるか。スタメンで3年生は3人だけ。バッテリーが抜けるのは痛いですが、この経験を新チームに活かしたいですね。

杏和は背番号7の森投手、背番号3の加納投手の継投で乗り切りました。昨年登板経験のある杉村投手、高田選手を温存した形に。加納投手はアンダーに近いサイドハンドから122kmのまっすぐとなかなかの球威。投手陣はレベル高いですね。

そしてキャッチャーの山田選手。167㎝と小柄ですが、肩がめちゃめちゃ強く、セカンドスローは試合中に1.94秒で刺す。1塁への送球でも2度刺していましたし、素晴らしい。そのうえ足も速く、1塁への駆け抜けは右打者で4.29秒を記録。身体能力の高さが光ります。どこかで野球を続けてほしい選手。

3番の杉村選手も3安打、3打点と光りましたがこちらも足が速く、4.29秒で駆け抜け。背は小さいですが、センスを感じます。マウンド姿も見たいですね。

打線もまんべんなくヒットが出て、いい形で次の試合を迎えられそう。ややエラーが多かったですが、タイムリーエラーは無かったですし、いかに失点に繋げないかが大事。次も勝って昨年越えを狙ってほしい。

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