横浜商科大-中央学院大 観戦記(2022年横浜市長杯)

11月7日に横浜スタジアムで行われた関東五連盟代表決定戦の1回戦、横浜商科大(神奈川大学連盟2位)-中央学院大(千葉大学連盟2位)の観戦記です。

横浜商大
000000040|4 H5 E0
00013001X|5 H11 E2
中央学院大

横浜商大
中島(18)、井原(17)、米井(13)、齋藤(21)、徳永(20)-大下、栗田
中央学院大
清水(19)、神戸(14)-橋本

投手成績
横浜商大
中島航(平塚学園 4年) 4回0/3 64球 被安打7 四球2 三振4 失点4

井原壮志(西武台 2年) 1/3 3球 被安打0 四球0 三振0 失点0

米井武瑠(筑陽学園 4年) 2/3 14球 被安打1 四球0 三振2 失点0

齋藤倖介 1回 20球 被安打1 四球0 三振2 失点0
徳永敦哉(東京学館浦安 3年) 2回 40球 被安打2 四球2 三振0 失点1

中央学院大
清水一眞 7回2/3 100球 被安打4 四球0 三振6 失点2(自責点1)
神戸尚弥(中野立志舘 4年) 1回1/3 被安打1 四球1 三振2 失点2(自責点0)

(出場選手)
横浜商大
8鷲田(1) 9竹島(7) 4千葉(2) 5松木(5) 7田村(9) 3吉村慶(3) D小田(27)→H加藤(28)→H須田(25) 2木下(12)→H佐藤(24)→2栗田(8) 6奥谷(6)
中央学院大
4仲俣(4) 8里(8) 5下山(2) 2橋本(1) D内田(25) 9水岡(23)→H上野(36)→9→H宇田(39)→9 6梅澤(12) 7塩塚(10) 3津原(3)→3小野(6)

(試合経過)
4回裏、2死1塁から7番梅澤のタイムリー2ベース。中央学院大が先制。1-0
5回裏、無死満塁でピッチャー交代、井原。3番下山の犠牲フライ。ここでピッチャー交代、米井。4番橋本が2点タイムリー2ベース。4-0
6回裏、ピッチャー交代、齋藤。
7回裏、ピッチャー交代、徳永。
8回表、1死1塁から代打佐藤がタイムリー2ベース。2死1塁でピッチャー交代、神戸。2死満塁から3番千葉が走者一掃の3点タイムリー2ベース。横浜商大が同点に追い付く。4-4
8回裏、1死1,3塁から9番小野の犠牲フライ。中央学院大が再度勝ち越し。5-4
中央学院大が競り勝ちました。

総評

序盤から中央学院大ペースで進んだ試合。4回に梅澤選手のタイムリー2ベースで先制すると、5回には無死満塁から横浜商大が継投で抑えにかかるも、犠牲フライと2点タイムリー2ベースで3失点。
対して横浜商大は7回まで1安打に抑え込まれ、正直厳しい状況でした。
しかし、8回表、1死1塁から代打佐藤のフェンス直撃のタイムリー2ベースで1点返し、尚も2死1塁から代わった神戸投手から2死満塁とすると、3番千葉選手が走者一掃。一気に追いつきました。ただ、表だけに一気に逆転したいな、と思ったら、その裏、犠牲フライで勝ち越され万事休す。中央学院大が勝ちました。
8回表は正直微妙な判定もあって、そこから追いついたので中央学院大は気の毒だな、と思っていましたが、きっちりと勝ち越すあたり、地力を感じるチームでした。
横浜商大も最後まであきらめない姿勢はお見事でした。

ピックアップ選手

横浜商大 千葉 龍大 内野手(平塚学園 4年)

8回表にチャンスでレフトオーバーの走者一掃3点タイムリー2ベース。あわやホームランの一発でした。4年生の意地でしたね。

横浜商大 佐藤 大心 内野手(横浜商大高 4年)

8回表に1死1塁で起用され、レフトフェンスに当てるタイムリー2ベース。まだまだここから、という状況を作り出しました。こちらも4年生。さすがでしたね。

横浜商大 齋藤 倖介 投手(花咲徳栄 4年)

6回にリリーフでマウンドに上がり、1イニング1安打無失点。2奪三振。アンダーハンドで特徴を活かした投球が光りました。

中央学院大 橋本 星哉 捕手(興國 4年)

4番捕手。ヤクルトの育成でドラフト指名を受けています。3安打1四球と全打席出塁。5回には突き放す2点タイムリーを放ちました。やはりプロに行く選手は違うと見せてくれました。

中央学院大 梅澤 唯冬 内野手(市立柏 2年)

7番ショートで出場。3安打の猛打賞で4回には先制のタイムリー2ベース。センター返しの打撃が光りました。

中央学院大 清水 一眞 投手(共栄学園 2年)

先発して7回まで1安打無失点。ほぼ完ぺきな投球でした。3回に唯一1死から3ベースでピンチでしたが、ここも連続三振。
ただ、8回はやや投げ急いだ印象。もったいなかったですね。

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