桜美林大-上武大 観戦記(2021年全日本大学野球選手権)

6月9日に神宮球場で行われた第1試合、桜美林大-上武大の2回戦です。
球場に入ったのが5回表の途中からでした。

桜美林大
200000000|2 H6 E2
00001120X|4 H8 E0
上武大

桜美林大
多聞、山本、武藤、杉田-田島
上武大
新谷、上村-山脇

(投手成績)
桜美林大
多聞 4回1/3 75球 被安打5 四球1 三振5 失点1
山本 1回 30球 被安打1 四球4 三振1 失点1
武藤 2/3 23球 被安打2 四球0 三振0 失点2(自責点1)
杉田 2回 23球 被安打0 四球0 三振1 失点0

上武大
新谷 2回2/3 68球 被安打4 四死球3 三振2 失点2
上村 6回1/3 90球 被安打2 四球1 三振5 失点0

(出場選手)
桜美林大
9河原木 7稲村 6森田啓 D中野 5麿 3揚野 8長嶋→H遠藤→8二ツ橋 2田島→H松江 4手塚→H平川
上武大
8ブライト 7藤原 4山脇 2進藤 3芳賀 D村田→H川端 5鈴木渉 9門叶 6大城

(試合経過)
球場に入った時が5回表の途中でした。
5回表、2死満塁となりますが得点ならず。2-0で桜美林大がリード。
5回裏、1死1塁でピッチャー交代、山本。1死満塁から3番山脇の犠牲フライ。2-1
6回裏、1死満塁でピッチャー交代、武藤。2死満塁から1番ブライトのタイムリー。2塁ランナーはホーム突くもタッチアウトに。2-2
7回裏、無死1塁から3番山脇が逆転となる2ランホームラン。ここでピッチャー交代、杉田。上武大が逆転。4-2
上武大が勝ちベスト8進出。

総評

上武大が逆転勝利。
初回に桜美林大が2点取るも、上武大の2番手の上村投手に苦戦。5回にチャンスがあったものの追加点が取れず、そこからは防戦一方となりました。
アンダーのようなフォームでサイドから投げる上村投手はゴロアウトが多く6回からはパーフェクトピッチング。勝利を呼び込む投球となりました。
上武大はコントロールに苦しむ桜美林大のリリーフから四球を取ってチャンスを作り、犠牲フライ、タイムリーで同点。そして試合を決めたのは3番山脇選手の一発でした。さすがキャプテン、という活躍。
リードされてもあせらずにジワジワと相手を追い詰める。上武大の強さが見えた試合でしたね。

ピックアップ選手

桜美林大 森田 智貴 内野手(霞ケ浦 3年)

初回に先制2ランを放ちました。

桜美林大 磨 龍輝 内野手(沖縄尚学 3年)

代わった上村投手からの2ベースを含む2安打。

桜美林大 杉田 俊介 投手(駿台甲府 3年)

勝ち越されてからの登板でしたが、2回をパーフェクトピッチングは見事でした。

上武大 ブライト 健太 外野手(葛飾野 4年)

しっかりと引っ張れるバッターで対応力も高い。今大会で一気にドラフト候補に。

上武大 山脇 彰太 内野手(九州国際大付 4年)

3番2塁で出場。主将として7回に逆転ホームランで勝利に導きました。

上武大 上村 嶺 投手(文徳 3年)

3回途中からマウンドにあがり、2安打無失点ピッチング。変則のサイドハンドで5回の2死満塁を踏ん張ってからはパーフェクトリリーフでした。

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