尾北-誠信 観戦記(2022年秋季尾張地区2次T)

8月21日に一宮球場で行われた第1試合、尾北-誠信の観戦記です。
1次予選で誉を破って金星を挙げた尾北がどんな試合を見せるか、注目して観戦しました。

尾北
000020230|7 H12 E0
42011000X|8 H13 E1
誠信

尾北
山本(10)、小橋(1)、西田(15)、小橋-渡邉
誠信
吉浦(10)、浅井(20)、奥田(1)-鈴木

投手成績
尾北
山本舜太(1年) 2/3 18球 被安打3 四球2 三振0 失点4

小橋颯太 3回1/3 56球 被安打6 四球0 三振1 失点2
西田汰生 4回 75球 被安打4 四球2 三振1 失点2

誠信
吉浦楓馬 6回0/3 83球 被安打8 四死球3 三振2 失点4

浅井彩寿(1年) 1回2/3 34球 被安打5 四球1 三振0 失点3(自責点2)

奥田敦也 1回1/3 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(試合経過)
尾北
7長谷川(18) 4稲田 8岩崎(11) 6青木(9) 9岡(16) 3山田(17)→1西田(15)→3安寿(3) 2渡邉 5岩田 1山本(10)→1小橋(1)→3→1
誠信
8土屋(11)→8柴(8) 6田島 7橋本(9)→9 3伊藤 9原(19)→7佐藤(17) 5藤本 2鈴木 4竹中 1吉浦(10)→1浅井(20)→1奥田(1)

(試合経過)
1回裏、1死1,2塁から4番伊藤が2点タイムリー2ベース。更に2死1塁から6番藤本がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、小橋。7番鈴木がタイムリー。この回4点。4-0
2回裏、無死2,3塁から3番橋本、4番伊藤が連続タイムリー。6-0
4回裏、2死3塁から4番伊藤がタイムリー。7-0
5回表、2死2,3塁から3番岩崎が2点タイムリー3ベース。7-2
5回裏、1死2,3塁から9番吉浦のスクイズ成功。8-2
7回表、無死1塁から9番小橋のタイムリー2ベース。1死3塁から2番稲田の投ゴロの間に1点。8-4
8回表、1死満塁から1番長谷川のタイムリー。2番稲田の投ゴロの間に1点。3番岩崎のタイムリー内野安打。ここでピッチャー交代、奥田。8-7
誠信が逃げ切りました。

総評

5回終わって8-2。誠信がコールドで勝つかな、と思ったのですが、そこからの尾北の追い上げはお見事でした。
尾北は3番手の西田投手が見事な投球で誠信打線の勢いを止めて、4回を2失点。そこから味方が反撃に出る形になりました。
上位3人、長谷川選手と稲田選手が2安打。3番岩崎選手が4安打。ここがつながったのが大きい。そして9番に入ったエースの小橋選手も3安打と見事な打撃を披露。
小橋選手は追い上げた7回裏から再登板して2回を無失点に抑えて意地を見せたのもお見事でした。
正直4回を終わって0-7。コールドかな、というところでしたので、誉に勝ったのはフロックだったかと思ったところからの反撃で、しっかりと強さを見せてくれました。県大会も楽しみですね。
誠信は前のチームからの主軸、伊藤選手が4番に座り3連続タイムリー。さすがという打撃を見せました。
打線はその伊藤選手を中心に良く振れている印象でしたが、6回以降やや尻すぼみ。特に追い上げられた7回、8回に点が取れなかったのは課題ですね。
投手陣も序盤の大量リードで何とかしのぎましたが・・・。県大会までに整備したいですね。

ピックアップ選手

尾北 岩崎 勇成 外野手(2年)

3番センターで出場し4安打と固め打ち。3打点と打点も上げました。足もあって内野安打2本から盗塁も決める。能力の高さを感じる選手です。

尾北 西田 汰生 投手(2年)

3番手でマウンドへ。小柄ですが投げっぷりの良さが特徴で、カーブをうまく使って誠信打線の的を絞らせず、4回を2失点と好投。味方の反撃に繋げました。

尾北 小橋 颯太 投手(2年)

初回からリリーフでマウンドに上がるも2回に2点を失って降板。やや不本意な内容に。しかし打撃で魅せて3安打の猛打賞。しっかりと振り切る打撃はかなりの素質を感じます。
投手としては7回から再登板し2回を無失点。意地を見せました。肘が遅れて出てくるフォームで、タイミングの取りにくさが特徴ですね。まっすぐは110㎞前後。

誠信 伊藤 実成 内野手(2年)

4番1塁で出場。181㎝95㎏とやはり体格で目立ちます。先制の2点タイムリー2ベースから始まり、3連続タイムリーで4打点。さすがの打撃を見せました。ただ、もっと長打を狙った打撃をしてもいいかなとも感じます。まぁ当たれば飛ぶんでしょうが。

誠信 橋本 龍太 外野手(2年)

3番レフトで出場。途中からライトに。2安打のマルチで1四球と合わせて得点に多く絡みました。4番がしっかりしているだけに前後の打者がカギになりますよね。

誠信 奥田 敦也 投手(2年)

エースナンバーを背負っていました。8回途中1点差に迫られて尚も2死1,3塁からマウンドへ。そこを抑えると、9回も3人で抑えてしっかりと勝利に貢献しました。
やや変則タイプのサウスポー。タイミングが初見では取りにくそうなタイプですね。

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