名城大-中部大 3回戦 観戦記(2021年春季愛知大学リーグ)

4月12日にパロマ瑞穂球場で行われた名城大-中部大の3回戦の観戦記です。
勝った方が勝ち点。優勝に大きく左右してきそうな一戦は点の取り合いになりました。

名城大
201002200|7 H12 E0
040100000|5 H12 E0
中部大

名城大
眞田、川口、松本-野口
中部大
茶谷、田口、早矢仕-城野

投手成績
名城大
眞田 1回1/3 34球 被安打6 四球0 三振1 失点4
川口 3回2/3 68球 被安打4 四球2 三振1 失点1
松本 4回 58球 被安打2 四球2 三振1 失点0

中部大
茶谷 5回 87球 被安打6 四死球2 三振3 失点3
田口 1回2/3 57球 被安打4 四球4 三振0 失点4
早矢仕 2回1/3 33球 被安打2 四球0 三振1 失点0

名城大
8河田 7小林 9坂上→H橋本→9→H法田→9 2野口 D大川 6飯田 5水谷 3大高→H坂井田→3 4川瀬
中部大
D濱 6牛島 8佐藤 9杉本 2城野 4藤澤 5大西→5栗田 7田中 3寺嶋

(試合経過)
1回表、1死1,2塁から4番野口の2点タイムリー2ベース。名城大が2点を先制。
2回裏、1死2塁から7番大西のタイムリー。更に1死満塁から1番濱の2点タイムリー。ここでピッチャー交代、川口。代わった直後、2番牛島がタイムリー。この回4点を上げ中部大が逆転。4-2
3回表、2死満塁から6番飯田のタイムリー。4-3
4回裏、1死2塁から3番佐藤がタイムリー。5-3
6回表、2死満塁から2番小林が四球を選び押し出し。代打法田も粘って四球となり押し出しで同点。5-5
7回表、2死2塁から8番坂井田のタイムリー3ベース。9番川瀬のタイムリー。ここでピッチャー交代、早矢仕。名城大が勝ち越し。7-5
名城大が勝ち、勝ち点を上げました。

短評

お互いに序盤から点数を取り合う競った試合。
継投が一つのポイントとなりました。名城大は眞田投手が先発も2回に捕まり、早くも川口投手へ継投。川口投手も代わった直後に1点取られ、4回にも追加点を奪われますが、何とか5回まで踏ん張る。
中部大は茶谷投手が先発し、5回まで3失点と踏ん張るも、この日は3連投目。元々ここまでと決めていての継投だったと思いますが、田口投手が誤算。変化球のコントロールに苦しみ、四球で追いつかれ、7回にも2死までは行くも踏ん張り切れず、逆転を許す形に。
名城大は6回から松本投手が登板し気合いの入った投球で中部大打線を2安打、2四球で抑えきり、1戦目の借りを返しました。
名城大は勝ち点2として首位に立ちました。
中部大はヒットが全てシングル。ミート中心の打撃となるだけに、いかに得点圏に効率よくランナーを置くかがカギになってきそうですね。

ピックアップ選手

名城大 松本 凌人 投手(神戸国際大附、2年)

球威はさすが。コントロールはアバウトですが、気にせずに球威で抑え込む投球が今は合っている感じですね。

名城大 河田 隆博 外野手(星城、2年)

1番で出場し、2安打。四球1つ。ここまでは毎試合ヒットを打っています。チームに勢いを与える選手になっていますね。

名城大 坂井田 悠真 内野手(星城、1年)

途中出場で四球、タイムリー3ベースと同点、逆転劇に貢献しました。打球の強さが光ります。

中部大 茶谷 琉斗 投手(愛産大工、3年)

この日は3連投(前日は1/3だけですが)。5回を投げて3失点と試合を作りました。エースとして今季は回ると思いますので、次のカードに向けてしっかりと疲れを抜いて臨んでほしいですね。

中部大 城野 達哉 捕手(武生商、4年)

打つ方で2安打とマルチ。強肩で打てる捕手。さすが能力の高い選手だな、と改めて感じます。

中部大 牛島 翔紀 内野手(星城、4年)

2番で出場し、2安打、犠打2と2番の役割をしっかりと果たしました。

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