新川-一宮西 TV観戦記(2019年愛知夏大会)
7月7日に一宮球場で行われた新川-一宮西の2回戦の試合を録画出来たので観戦記を起こします。
一宮西は春に県大会で2勝。新川は公式戦全敗。なので、一宮西が有利と思っていましたが・・・。
新川
010000030|4 H11 E0
102000000|3 H7 E3
一宮西
新川
近藤-平田
一宮西
坂崎-長谷川
投手成績
新川
近藤(1) 9回 114球 被安打7 四球2 三振2 失点3
一宮西
坂崎(1) 9回 105球 被安打11 四球1 三振5 失点4
(出場選手)
新川
9森下 8横尾→R牧田(15)→8 5熊谷 3大前 1近藤 4丹羽 7丸山 6井坂 2平田
一宮西
4八木 7新村(17)→8 5松本 2長谷川 6横井 9落合 3中村 1坂崎 8赤塚→H松浦(12)→7脇田→H蔭山(11)→R山口
(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番長谷川の2ゴロエラーで一宮西が先制。1-0
2回表、1死1,3塁から7番丸山がセーフティスクイズを仕掛けバントヒットになりタイムリー。1-1
3回裏、無死1,2塁から3番4番が倒れ2死後、5番横井が2点タイムリー2ベース。一宮西が2点勝ち越し。3-1
4回表、3番熊谷4番大前の連続ヒットと犠打で1死2,3塁。ここで6番丹羽の当たりはライト前に落ちそうでしたが、ライト落合のナイスプレーで好捕。7番も倒れ0点。
8回表、1死2塁から4番大前がタイムリー。更に近藤がヒットで続き、6番丹羽が2点タイムリー3ベース。新川が逆転。4-3
最後のピンチをしのいで新川が逆転勝ちを収めました。
新川打線が坂崎投手を良く捉えました。どっちかというと上手く合っちゃった、という感じもしました。
大振りをせずに合わせにいく感じで、センター中心の打撃なのですが、それがぴったりと・・・。
スピードのそんなにないアンダーハンドは、強い私学に絶大な威力を発揮する一方で、公立にはやられる場合が多い。その典型的な試合になりました。
ただ、新川は守備からしっかりとしていて、近藤投手もコントロール良く大崩れしませんでした。ショートの井坂選手を中心に堅守が目立った。
またチャンスでの集中打は見事。これまで公式戦に勝っていないチームでしたが、勝ちたい思いがつながった、そんな印象の試合でした。
シード校豊川との対戦は厳しい戦いになると思いますが、なんとか気後れせずに向かっていってほしいですね。
一宮西は地力は上だったと思います。ただ、打つ方で相手の近藤投手をとらえきれず。
4番の長谷川選手がノーヒット。ちょっと分断された感じもありました。
坂崎投手も調子は良さそうだったのですが、カウントを取りに行く球を狙われて連打を浴びた形に。
身体の大きな選手が多く、3年生中心で躍進が期待されたチームでした。もう少し見たかったですね。
どこか国立大とかでやりそうな選手が多い印象。どこかで見れたらうれしい。
新チームは2年生スタメンは新村選手だけ。どんなチームになるか。秋の成績も注目したいです。