成章-至学館 観戦記(2020年秋季愛知県大会)

9月26日に熱田球場で行われた成章-至学館の観戦記です。
ベスト8で唯一残った公立の成章が至学館相手にどう戦うかに注目して観戦しました。

成章
0001000|1 H5 E2
5100101|8 H8 E1
至学館
(7回コールド)

成章
仁枝-白井
至学館
石川、清水、山本-山岡聖

投手成績
成章
仁枝(1) 6回2/3 102球 被安打8 四死球3 三振1 失点8(自責点3)

至学館
石川(1) 2回2/3 30球 被安打2 四球1 三振3 失点0
清水(10) 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0
山本(19) 3回 44球 被安打3 四球1 三振1 失点1
古田(11) 1回 21球 被安打0 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
成章
8奥村→7 7山田→H坂口(19)→8村田(18) 9原岡 2白井 1仁枝 3鈴木颯 6深溝 5鈴木彬 4伊藤
至学館
8横道 6高柳 4安並 9山岡慎 2山岡聖 3八神 7矢澤(16)→1清水(10)→H鈴木(13)→H小菅(17) 1石川→7 5兜森

(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番安並がタイムリー。2死満塁から7番矢澤が2点タイムリー。更に2死満塁から9番兜森が2点タイムリー。至学館が5点先制。
2回裏、1死3塁から4番山田慎のスクイズ成功。6-0
3回表、2死1塁でピッチャー交代、清水。
4回表、ピッチャー交代、山本。
4回表、2死1,2塁から7番深溝がタイムリー。6-1
5回裏、1死3塁から5番山岡聖のセーフティスクイズ成功。7-1
7回表、ピッチャー交代、古田。
7回裏、2死1,2塁から5番山岡聖のタイムリーでコールド成立。
8ー1で至学館が勝ちました。

総評

至学館が快勝。
初回は成章にエラー等ミスが続出し、四死球も絡んで3番安並選手、7番矢澤選手、9番兜森選手にタイムリーが出て打者一巡で5点。
これで優位にたった至学館はその後のチャンスをスクイズで加点し、7回に5番山岡聖選手のタイムリーでコールドに持っていきました。
投げてはエースの石川投手からつないで、速いまっすぐを持つ古田投手にリレー。成章の攻撃を1点に抑えました。
スクイズを含め犠打が7つ。堅実な野球で点を重ねる形ですね。

成章は初回に浮足立ってしまったのが痛かった。1番の奥村選手、6番の鈴木颯選手がマルチ安打を記録し、4回には深溝選手のタイムリーで1点を返すも、チャンスを確実にものにする至学館の野球を止められず。コールド負けとなりました。
仁枝投手は初回はボールが上ずって苦しみましたが、2回以降は立ち直り好投。ボールも徐々に走っていく感じで力がありました。

ピックアップ選手

成章 仁枝 瑞貴 投手(2年)

初回はばらつきがあり苦しんだものの2回以降は立ち直り好投。右のオーバーハンドでまとまった投手ですね。立ち上がりをしのぐ工夫を身に付けたい。

成章 鈴木 颯海 内野手(2年)

6番1塁での出場でしたが、スイングも良く雰囲気のある選手。中軸を担ってほしい選手ですね。

成章 奥村 颯斗 外野手(2年)

1番で2安打と活躍。センター中心に打つ打撃が特徴。

至学館 石川 大翔 投手(2年)

エースで至学館にしてはオーソドックスなタイプの右オーバーハンド。大崩れ無くスライダーを武器に相手を打ち取る。

至学館 古田 隆之介 投手(2年)

ボールに力があるタイプで、球威で抑え込む。登板イニングがやや上ずっていたので、次のイニングでどうなるか見たかった。まっすぐはまぁまぁ速い。

至学館 安並 蒼悟 内野手(1年)

1年生で3番2塁でスタメン出場。2安打1四球。犠打も決め、センスの高さを感じる選手。楽しみですね。

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