名城大-中京大 2回戦 観戦記(2023年秋季愛知大学リーグ)

10月8日に豊田球場で行われた第2試合、名城大-中京大の2回戦の観戦記です。
試合開始前から雨が降り始め、2回くらいからは間断なく雨が降り続く厳しいコンディションの中の試合。最後は何とか成立させるために試合をこなしたという試合になりました。

名城大
2020232|11 H13 E1
0020002|4 H8 E4
中京大
(7回降雨コールド)

名城大
岩井天(17)、松本(11)-加藤、谷
中京大
中川(21)、沢田(20)、柴田(15)、森(16)、奥村(34)-牧山

投手成績
名城大
岩井天斗 6回0/3 125球 被安打8 四球4 三振4 失点4(自責点2)
松本凌人 1回 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0

中京大
中川健翔 4回1/3 89球 被安打7 四球3 三振4 失点6(自責点4)
沢田涼太(享栄 2年) 2/3 14球 被安打1 四球0 三振2 失点0
柴田青(中京大中京 2年) 1回 26球 被安打3 四球1 三振0 失点3(自責点1)

森新之助(報徳学園 2年) 2/3 16球 被安打2 死球1 三振0 失点2

奥村勇翔(中京大中京 3年) 1/3 3球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
名城大
8河田(8)→9 4多和田(1) 5羽切(25) 3伊藤(10) 7朝岡(23) 9塩崎(24)→H堀(7)→8 6石原(2) D柳(40)→H鷲見(3)→H岡(5)→R西山(9) 2加藤(27)→2谷(20)
中京大
9山本(23) D松山(3) 5秋山(24) 3土井(25) 4桑原(2) 8狩俣(26)→H平尾(27) 7鶴田(7) 6杉浦勇(10)→H白井(28)→6 2牧山(22)→H杉浦文(33)

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番伊藤が三振の際にワイルドピッチとなり、3塁ランナーが生還。2死2塁から5番朝岡がタイムリー。名城大が2点を先制。2-0
3回表、1死2,3塁から4番伊藤が2点タイムリー。4-0
3回裏、2死2,3塁から4番土井が2点タイムリー。4-2
5回表、1死1,2塁から5番朝岡がタイムリー。ここでピッチャー交代、沢田。2死2,3塁から7番石原がタイムリー。6-2
6回表、ピッチャー交代、柴田。無死満塁から3番羽切が2点タイムリー。更に2死2,3塁から6番堀がタイムリー。9-2
7回表、ピッチャー交代、森。1死1,3塁から2番多和田がタイムリー2ベース。1死2,3塁から3番羽切の1ゴロの間に1点。11-2
7回裏、無死満塁でピッチャー交代、松本。2死満塁からパスボールで1点。更にタイムリーエラーで1点。11-4
7回終了と同時に雨で中断。そのまま雨天コールドとなり名城大が勝ち点を獲得しました。

総評

雨が試合開始時から降り続き、2回くらいから強くなって、最後は何とか7回の試合成立まで進めることが第1という試合になってしまいました。2部は継続試合が適用されているのですが、1部は適用が無く・・・。今季から延長タイブレークが取り入れられる等、柔軟な対応が続く愛知大学野球連盟。継続試合の適用もあっていいかもですね。
4回くらいまでは雨でもグランドはもっていたのですが・・・。始めた以上は止めにくい状態でしたし、負けた中京大は気の毒でしたが、何とか無事に終わって良かった、という試合でした。
名城大が序盤から上手く点を取って優位に進めた試合。岩井天斗投手が難しいコンディションの中、良く6回まで抑えていきましたよね。逆に中京大は雨でコンディションが悪い中、力投派の投手が多かったためか、投げにくいコンディションが仇となっていた印象でした。
序盤からリードしたのもありますが、優勝が懸かっている名城大の方が試合に対して集中力が続いた印象でした。
これで名城大は勝ち点3として、首位に。最終節の中部大戦に優勝を掛ける形に。勝ち点を取れば優勝。かなり優位になりましたね。

ピックアップ選手

名城大 岩井 天斗 投手(享栄 3年)

かなり条件が悪い中、6回まで2失点で投げ切ったのはすごいと思います。さすがに7回は疲れもあったでしょうし、ピンチで松本投手にリリーフを仰ぎましたが・・・。かなりグランドはひどかったですしね。試合を成立させた立役者でした。

名城大 松本 凌人 投手(神戸国際大附 4年)

7回に無死満塁でマウンドへ。大量リードがあったとはいえ、かなりひどい状態のマウンドでしたから・・・。そこから140km中盤を投げて、打者を抑え込む姿はスカウトさんにもアピールになったかも。好リリーフでした。

名城大 朝岡 慶 外野手(東邦 3年)

5番レフトで出場。2安打がいずれもタイムリー。4番伊藤選手の後ろにこういう勝負強さを見せるバッターがいるのは心強いですね。

中京大 松山 力汰 内野手(豊川 4年)

2番DHで出場。2安打のマルチ。捉えた打球が多く、状態は良さそうでした。

中京大 土井 拓海 内野手(三重 4年)

4番1塁で出場。3回に2点タイムリーを放つ。

中京大 中川 健翔 投手(三重海星 4年)

この日は悪コンディションで粘り切れず。ショートイニングでは結果を残していたリーグ戦でしたが、先発だとちょっと苦しい内容が多かったですね。リリーフで全力の方が向いているってことでしょうね。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示