時習館-蒲郡東 観戦記(2022年東三河地区1次予選)

3月23日に蒲郡球場で行われた第1試合、時習館-蒲郡東の観戦記です。
地力の高い時習館に蒲郡東がどこまで食らいつけるか注目して観戦しました。

時習館
000001210|4 H8 E1
000000010|1 H6 E2
蒲郡東

時習館
山田(7)-持田
蒲郡東
松本(1)-山本

投手成績
時習館
山田莉久 9回 116球 被安打6 四死球4 三振1 失点1

蒲郡東
松本篤志 9回 152球 被安打8 四死球10 三振6 失点4(自責点3)

(出場選手)
時習館
8木戸脇 9中根 6片桐 3森田 2持田 1山田(7) 5伊藤 7吉川(12) 4塗師(10)
蒲郡東
3西岡 9林→H伊與田(10)→5 6小田 2山本 5古池→H鈴木(7)→9 7濱町(13) 8八田 1松本→H手嶋(11) 4柘植

(試合経過)
6回表、無死満塁からホームゲッツーで2死2,3塁。ここで6番山田がタイムリーを放ち、均衡を破る。時習館が先制。1-0
7回表、1死満塁から4番森田が2点タイムリー2ベース。3-0
8回表、2死満塁からタイムリーエラーで1点。4-0
8回裏、2死1,3塁から4番山本がタイムリー。4-1
9回裏、2死1,3塁で1番の西岡に回すも右飛に倒れ試合終了。時習館が勝ちました。

総評

5回まで0-0のスコアレス。蒲郡東のが2度チャンスを作っていてやや押し気味でしたが、時習館の山田投手がしのいで前半が終了。
6回からようやく打線が松本投手を捉えだしてチャンスを作り、6回表は山田選手が無死満塁からホームゲッツーの後で逃すと嫌なところでしたが、ここでセンターにタイムリーを放って試合を動かし、時習館のペースとなりました。
ただ、時習館も点を取った後、尚ものチャンスで取り切れず、終盤ピンチで苦しい場面もあって、苦しんだ試合でした。
山田投手は丁寧に投げて、打たせて取るピッチングが光りました。
蒲郡東は1番の西岡選手が徹底的にマークされて勝負を避けられ気味。5回には申告敬遠で2死満塁にして2番林選手でしたが、ここでとらえきれず。一つポイントになりました。
その西岡選手に9回は何とか回したのですが・・・。捉えられませんでした。
松本投手はまとまった好投手。先に先制していれば、中盤以降も違ったように感じます。

ピックアップ選手

時習館 山田 莉久 投手(3年)

スピードはそんなにないですが、ストライク先行で打たせて取るピッチングがはまりました。警戒した西岡選手以外には四球1つ。3ボールになる場面も少なかったです。
そして貴重な先制タイムリーを放ち、自らを援護。これも場面的に大きかったですね。

時習館 森田 蒼良 内野手(3年)

大きな体格でいかにも4番という感じの打者。7回に2点タイムリー2ベースは打ち損じに見えたのですが、ライトフェンス際まで飛んでいっての2ベース。当たれば飛ぶというのが良くわかる打球でした。

時習館 片桐 丈太 内野手(3年)

3番ショートで出場。ヒット1本四球1つ。守備で動きが良く、チームの要の選手ですね。

蒲郡東 松本 篤志 投手(3年)

上背はそんなにないですが、ボールに力があってMAX124㎞。5回まで時習館打線をしっかりと抑えきりました。
6回以降、四死球が増えたのは反省ですが、疲れもあったかもですね。それでもピンチで最小でしのぐ投球は見事でした。

蒲郡東 柘植 健心 内野手(2年)

9番セカンドで出場。3安打の猛打賞でした。内野安打2本で盗塁1。足の速さも光りました。

蒲郡東 山本 智也 捕手(2年)

4番捕手で出場。8回にはチーム唯一の得点をたたき出すタイムリーを放ちました。肩もまずまずですし、今後の成長が楽しみな選手。

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