皇學館大-四日市大 2回戦 観戦記(2022年春季三重大学リーグ)

5月4日に安濃球場で行われた皇学館大-四日市大の2回戦の観戦記です。
皇学館大の先勝で迎えた一戦。皇学館大はここまで全勝で来ていました。

皇学館大
000101103|6 H6 E2
20050000X|7 H10 E2
四日市大

皇学館大
加藤(19)、佐野(21)、江南(11)-床辺、中村
四日市大
飯田(18)-大澤

投手成績
皇学館大
加藤究郷(中京学院大中京 3年) 3回1/3 62球 被安打6 四死球2 三振1 失点6(自責点4)

佐野瑠勇(神戸 2年) 1回2/3 26球 被安打3 四球0 三振0 失点1

江南怜 3回 40球 被安打1 四球1 三振3 失点0

四日市大
飯田幸大 9回 131球 被安打6 四死球4 三振5 失点6(自責点5)

(出場選手)
皇学館大
4大野(2) 7小坂(24) 9岡田颯(1) 3村田(40) D中川(29) 6井田(23) 5大田(5) 2床辺(22)→H二村(25)→R伊藤侑→2中村(3)→H大橋(46)→R小林(6) 8三輪(9)
四日市大
7加藤粛(37) 8橋本(33) 5谷口(3) 4堰口(29) 3池尾(6) 9尾野(7) D萱野(10)→R禰津(21) 2大澤(28) 6児玉(39)

(試合経過)
1回裏、2死満塁から6番尾野が2点タイムリー2ベース。四日市大が2点を先制。2-0
4回表、2死から4番村田が打った瞬間のホームラン。2-1
4回裏、1死満塁から9番児玉がタイムリー。ここでピッチャー交代、佐野。1番加藤粛が犠牲フライ。2番橋本が2点タイムリー3ベース。3番谷口がタイムリー。この回5点。7-1
6回表、1死3塁から2番小阪の犠牲フライ。7-2
7回表、2死1,2塁から代打二村のタイムリー。7-3
9回表、1死1,2塁から代打大橋がタイムリー。1死満塁から1番大野の遊ゴロで6-4-3を狙うも1塁送球が逸れてエラー。3塁ランナー、2塁ランナーが返って2点。7-6。2死2塁で2番小阪が左飛に倒れ試合終了。
四日市大が何とか逃げ切りました。

総評

四日市大の飯田投手が好投。MAX138㎞のまっすぐをしっかりとコーナーに投げ込み、6回まで4番の村田選手のホームランの1安打に。終盤やや疲れが出たものの、8回まで3失点に。
9回表は皇学館大の粘りに合い、守備のミスも出て3失点で尚も2死2塁でしたが、何とか投げ切りました。最後はいっぱいいっぱいでしたが、チームを救う完投でしたね。
打線は皇学館大の加藤投手、佐野投手をしっかりと攻めました。4回の集中打はお見事でしたね。
皇学館大は飯田投手の好投の前になかなかチャンスを作れず。江南投手の好リリーフで終盤の反撃を呼び込んだのは良かったですね。
上位打線、特に1,2番が沈黙。そうなるとなかなか点が取れなくなりますよね。

ピックアップ選手

皇学館大 江南 怜 投手(津商 3年)

6回から登板。3回を1安打1四球、3奪三振で無失点投球を見せました。MAXは138㎞。
点数が開いた状況からの登板でしたが、しっかりと抑えて流れを作る投球はお見事でした。

皇学館大 村田 怜音 内野手(相可 3年)

4回に特大の一発。ロマン砲らしい打撃を見せてくれました。スイングの速さが目立ちます。そして当たれば飛ぶ。

皇学館大 井田 翔斗 内野手(津商 3年)

6番ショートで出場。1安打1死球と出塁し得点に絡みました。ただ、エラー2個は反省材料となりますね。

四日市大 飯田 幸大 投手(酒田南 3年)

序盤3回をノーヒットピッチング。4回にソロホームラン、6回に犠牲フライで点を失うもここまで被安打1。しっかりと試合を作りました。
MAX138㎞。終盤にも138㎞をマークし、完投ペースには乗せていました。投げ切ったのはお見事でしたね。

四日市大 尾野 将太 外野手(愛工大名電 4年)

6番ライトで出場。1回に先制の2点タイムリー2ベースを放ち、これを含む2安打のマルチと活躍。

四日市大 橋本 雄太 外野手(暁 3年)

2番センターで出場。4回には2点タイムリー3ベースでリードを広げる打撃。2安打1四球と素晴らしい活躍でした。

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