愛産大三河-享栄 観戦記(2023年秋季愛知県大会)

9月16日に春日井球場で行われた第2試合、愛産大三河-享栄の観戦記です。第2試合でしたが、継続試合が早く終わり、予定通りの10時開始。愛産大三河の新チームは初めて見るのでどんな戦いを見せるか注目して観戦しました。

愛産大三河
000000010|1 H5 E2
00200111X|5 H12 E0
享栄

愛産大三河
竹村(1)-末吉
享栄
濱上(1)、上倉(10)、小山(11)-杉本

投手成績
愛産大三河
竹村蓮翔 8回 132球 被安打12 四死球4 三振3 失点5(自責点4)

享栄
濱上琉碧 7回 75球 被安打1 四球0 三振6 失点0
上倉直希(2年) 1回 16球 被安打3 四球1 三振0 失点1

小山隼和(1年) 1回 12球 被安打1 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
愛産大三河
9田中 4中山 6丸地 7植田→8前田(18)→8松倉(12) 8戸田→7 5森 2末吉 3岡→3金澤 1竹村
享栄
6仲谷 8パウエル 5永田(9) 9永井(16) 7近藤裕→1小山(11) 2杉本 3古川(14) 1濱上→H真鍋(5)→7馬橋 4細江

(試合経過)
3回裏、2死2,3塁から6番杉本が2点タイムリー。享栄が2点を先制。2-0
6回裏、2死1,3塁からタイムリーエラーで1点。3-0
7回裏、1死1,3塁から7番古川がタイムリー。4-0
8回表、ピッチャー交代、上倉。1死1塁から7番末吉がタイムリー2ベース。尚も2死満塁まで行くも2番中山が倒れ1点止まり。4-1
8回裏、1死2塁から3番永田がタイムリー2ベース。5-1
9回表、ピッチャー交代、小山。
享栄が勝ちました。

総評

享栄は勝ち方としては快勝とも言えるのですが、ただ、打線はもうちょっと点を取りたかったかな、と。基本は無死でランナーが出ると送るので、どうしても複数点は難しくなるんですよね。複数点が取れている3回裏は無死1塁からヒッティングでヒットが出て無死1,2塁に。そこから送ったので2点にとどまったとも言えるのですが、やはりバントだと複数点は取りにくい。そうなるとこういうロースコアになって、最後に愛産大三河にチャンスがくるんですよね。8回表に1点返して尚ものチャンス。2死満塁で1本出ていたら分からなくなっていました。まぁ今更享栄の野球は変わらないでしょうが・・・。
濱上投手は1安打で7回を投げ切りました。MAX137km。アウトコースのコントロールが良く、愛産大三河はほぼ捉えられず。こういう投球だと上位チームも苦戦するでしょうね。
愛産大三河は終盤意地を見せましたが、終始苦しい展開でした。竹村投手は何とか粘っていましたが・・・。近年目立つ選手が減っているなぁという印象。4番の植田選手が熱中症で6回の守備から交代というアクシデントもありましたが、何にしても選手個々の成長を期待したいですね。

ピックアップ選手

愛産大三河 末吉 遼伊 捕手(2年)

7番捕手で出場。8回にタイムリー2ベースを放ち、チームに唯一の得点をもたらせました。肩もまずまず。

愛産大三河 竹村 蓮翔 投手(2年)

やや変則のスリークォーター。まっすぐは120kmを超えるくらいですが、緩急を使って相手を打ち取っていきます。タイミングを外してフライアウトを取るのが特徴ですね。

愛産大三河 丸地 珀 内野手(2年)

3番ショートで出場。2ベースを放ちました。守備も安定していますね。

享栄 濱上 琉碧 投手(2年)

先発して7回を1安打無失点ピッチング。無四球でコントロールの良さを発揮。MAXも137kmとボールも走っていました。アウトコースにしっかりと決めてくるので、愛産大三河打線がゴロアウトが多くなっていました。

享栄 永田 蒼空 内野手(2年)

3番サードで出場。3安打の猛打賞を記録。逆らわない打撃を見せます。

享栄 杉本 純也 捕手(2年)

6番捕手で出場。2安打のマルチで3回に先制タイムリーを放ちました。

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