桜丘-豊田西 観戦記(2020年秋季全三河大会)

10月24日に豊橋球場で行われた全三河大会、桜丘-豊田西の観戦記です。

初めて見るチーム同士の対戦。どんな選手がいるか注目して観戦しました。

桜丘
300103010|8 H8 E2
101001000|3 H8 E3
豊田西

桜丘
鈴木清、山出-早川
豊田西
飯田-杵渕

投手成績
桜丘
鈴木清(1) 6回 99球 被安打7 四球3 三振6 失点3(自責点2)
山出(9) 3回 44球 被安打1 四球1 三振3 失点0

豊田西
飯田(1) 9回 137球 被安打8 四死球2 三振4 失点8(自責点4)

出場選手
桜丘
7中西 4林 1鈴木清→9 3磯貝 2早川 9山出→1 3白井 6野口 8林田
豊田西
5小林 4吉村創 7加藤 8岩本 1飯田 9伊藤 6五十嵐 3板倉→H芝田(17)→3吉村(13) 2杵渕→H和出(12)

(試合経過)
1回表、先頭の中西がレフトへホームラン。更に1死2,3塁からワイルドピッチで1点。1死1,3塁から6番山出が犠牲フライ。桜丘が3点先制。
1回裏、2死2塁からタイムリーエラー。豊田西が1点返す。3-1
3回裏、無死1,3塁から3番加藤の四球の時にワイルドピッチとなり1点。3-2
4回表、1死3塁から5番白井のスクイズが成功。4-2
6回表、1死満塁から7番白井の2点タイムリー。更に2死2,3塁から9番林田のタイムリー。7-2
6回裏、無死1,3塁から7番五十嵐のタイムリー。7-3
7回表、ピッチャー交代、山出。
8回表、2死2塁から1番中西のセカンド後方に落ちるタイムリー。8-3
桜丘が快勝しました。

総評

桜丘がチャンスを確実に活かし快勝。
先頭打者の1年生、中西選手のホームランで先制。そこから相手のミスに付け込んで犠牲フライやスクイズで確実に点を加点し、6回表もやはり相手のミスでもらったチャンスで白井選手の2点タイムリー、9番林田選手のタイムリーで試合を決定づけました。
先発の鈴木清投手はピンチを招いても最少失点で踏ん張り試合を作り、7回からマウンドに上がった山出投手が最速138kmのまっすぐで押して豊田西打線を抑えきりました。
豊田西はエラーが失点に直結する苦しい展開。それでも3回までに2点返し、1点差まで食い下がりましたが、そこから突き放されました。
5回裏に無死3塁のチャンスで2,3,4番が連続三振に倒れた場面が痛かった。
7番の五十嵐選手が1年生ながら2安打でタイムリーも放ち活躍。楽しみな選手ですね。
豊田西は1年生が4人スタメン。彼らの成長がチームの強化になっていきそうです。

ピックアップ選手

桜丘 山出 勝葵 投手・外野手(2年)

7回からマウンドへ。ボールに力がありMAX138kmをマーク。テイクバックが大きいフォーム。球威で押せる投手ですね。

桜丘 中西 唯斗 外野手(1年)

先頭打者ホームランは見事な当たり。8回のタイムリーはラッキーなヒットでしたが振り切った分内野を超えた、という感じ。スピードはあまりないですがバッティングは非凡。

桜丘 白井 奎伍 内野手(2年)

6回に貴重なタイムリーを含む2安打。鮮やかなスクイズもありダメ押しのホームインも。この日のキープレーヤーでした。

豊田西 伊藤 颯吾 外野手(1年)

外野で好プレーを見せ、打ってもヒットに2四球で3度出塁。来年の成長が楽しみ。

豊田西 五十嵐 温人 内野手(1年)

3打数2安打、犠打1。上背もある程度あり、バッティングはかなりセンスを感じます。好プレーもありました。注目したいショート。

豊田西 飯田 琢雅 投手(2年)

まっすぐは120km後半。ある程度コントロールが良く、まとまった投手。打たせて取るタイプなのでバックが支えたいですね。

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