中京大-愛知学院大 3回戦 観戦記(2021年春季愛知大学リーグ)

4月26日にパロマ瑞穂球場で行われた中京大-愛知学院大の3回戦の観戦記です。
負けると優勝が絶望になるサバイバル戦。中京大は香村投手、愛院大は佐藤投手と4年生右腕の投げ合いとなりました。

中京大
000000000|0 H4 E1
13100000X|5 H11 E0
愛院大

中京大
香村、漢人、辻井-牧山、関岡
愛院大
佐藤-三島

投手成績
中京大
香村 1回1/3 35球 被安打3 四球2 三振1 失点4(自責点3)
漢人 2回2/3 32球 被安打4 四球0 三振1 失点1
辻井 4回 58球 被安打4 四球2 三振1 失点0

愛院大
佐藤 9回 136球 被安打4 四球4 三振6 失点0

(出場選手)
中京大
9山本 5加藤 D清田 7澤井→8 6尾﨑 8鶴田→H松山→7→H松岡 3土井 2牧山→H桑原→2関岡 4杉浦→H福岡→4
愛院大
D横関 9小田 3坂上 7河村真 4佐々木 8藤代 2三島 6鈴木 5恒川

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番佐々木の犠牲フライ。愛院大が先制。
2回裏、1死1塁から9番恒川のタイムリー2ベース。1死2,3塁でピッチャー交代、漢人。2番小田が2点タイムリー。4-0
3回裏、1死3塁から7番三島のタイムリー。5-0
5回裏、1死満塁のチャンスでしたが得点ならず。
愛院大が勝って、勝ち点を2としました。

総評

愛院大が快勝。
初回からややコントロールに苦しむ中京大の香村投手を攻めて、犠牲フライで先制すると、2回裏には9番恒川選手のタイムリー2ベースで加点。更にエラーも絡んで、ピンチが広がり、中京大はたまらず漢人投手に継投するも、その直後2番小田選手が2点タイムリーを放ち試合を優位にしました。
佐藤投手は中1日でのマウンドでしたが、5回まで1安打ピッチングで中京大打線を寄せ付けず、やや疲れが見え始めた6回以降は、6,7,8回とピンチを招くも粘って抑えました。6回表に2死2,3塁で4番澤井選手のいい当たりが1塁ライナーになったのが大きな分岐のプレーとなりました。
この結果中京大はほぼ優勝は絶望に。愛院大は勝ち点を2として、優勝争いに踏みとどまりました。

ピックアップ選手

中京大 清田 竜聖 選手(市川、4年)

3番DHで出場し、チーム唯一のマルチヒット。2ベースに四球も1つ選びチャンスメイク。孤軍奮闘の形になりました。

中京大 辻井 亮汰 投手(市立尼崎、4年)

5回から登板し、4回を無失点。ピンチもありましたが粘って0で抑えて愛院大の勢いを止めました。

愛院大 佐藤 良明 投手(享栄、4年)

中1日でしたが、序盤からストライク先行の投球でリズムを作り、6回以降は疲れもあってか四球も増えましたが、粘って完封勝利を上げました。エースで主将、背中で魅せましたね。

愛院大 小田 倭 外野手(富岡西、3年)

2番ライトで出場し、3安打の固め打ち。2回の追加点となる2点タイムリーが大きかったですね。

愛院大 佐々木 将太 内野手(金光大阪、2年)

初回に先制の犠牲フライ。3回には先頭バッターで2ベースを放ち、追加点のお膳立て。

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