亜細亜大-中央大 2回戦 観戦記(2023年東都大学リーグ)

4月3日にナゴヤ球場で行われた第1試合、亜細亜大-中央大の2回戦の観戦記です。
1日から3日間の日程で行われた東都大学リーグのナゴヤ開催。3日目にようやく観戦してきました。

亜細亜大
000010002|3 H8 E2
00113101X|8 H10 E1
中央大

亜細亜大
齋藤(17)、岩本(16)、本田(19)、北嶋(36)、伊藤寛(35)-小山、前嶋
中央大
石田(18)、岩城(21)、大栄(13)、三奈木(17)-細川

亜細亜大
齊藤汰直 3回 32球 被安打2 四球0 三振1 失点1
岩本龍之介(岡山理大附 4年) 1回 21球 被安打1 死球1 三振1 失点1

本田峻也(東海大菅生 2年) 1回 20球 被安打3 四球1 三振0 失点3

北嶋洸太(駒大苫小牧 3年) 2回 27球 被安打3 四球0 三振1 失点1

伊藤寛人(福生 2年) 1回 23球 被安打1 四球1 三振0 失点2

中央大
石田裕太郎 4回2/3 67球 被安打6 四球1 三振3 失点1
岩城颯空(富山商 2年) 2/3 14球 被安打0 四球1 三振0 失点0

大栄陽斗(仙台育英 4年) 3回1/3 44球 被安打2 四球1 三振0 失点2

三奈木亜星(浦和学院 2年) 2/3 8球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
亜細亜大
8天井(8) 9右田(9) 3松浦(1)→5 D石川(10) 2小山(2)→H河西(39)→2前嶋(22) 4的場(4) 7西川(26)→H古山(7)→7 5小池(24)→H水谷(38)→3 6浦林(6)→6山里(27)→H笠松(33)→R杉山(13)
中央大
5繁永(2) D佐藤豪(5)→H伊藤櫂(30) 8皆川(24) 9高橋(3) 7櫻井(9)→7根本(8) 4中前(1)→R佐々木(35)→4 3石井(6) 2細川(22) 6山本(7)

(試合経過)
3回裏、1死2塁から9番山本がタイムリー3ベース。中央大が先制。1-0
4回裏、ピッチャー交代、岩本。2死2塁から6番中前がタイムリー。2-0
5回表、1死1,3塁でピッチャー交代、岩城。4番石川が犠牲フライ。2-1
5回裏、ピッチャー交代、本田。1死1,2塁から代打伊藤櫂が3ランホームラン。5-1
6回表、ピッチャー交代、大栄。
6回裏、ピッチャー交代、北嶋。2死1塁から9番山本がタイムリー3ベース。6-1
8回裏、ピッチャー交代、伊藤寛。無死1塁から7番石井がタイムリー3ベース。8番細川が犠牲フライ。8-1
9回表、1死2塁から代打笠松がタイムリー。1死2塁から1番天井がタイムリー2ベース。8-3。ここでピッチャー交代、三奈木。
中央大が勝って1勝1敗のタイに持ち込みました。

短評

中央大は長打が4本。それがすべて打点付きとなり、効果的に長打で得点を重ねました。
大きかったのは代打で3ランホームランを放った伊藤櫂選手の一発。大阪桐蔭時代もかなり打っていた選手とのことですが、1年生で入ったばかりで広いナゴヤ球場で打つのはすごいですよね。どんな成長をするのか今から楽しみです。
投手陣は先発の石田投手が毎回ランナーを許しながらも粘投。これが大きかったですね。大栄投手も6回から三者凡退を3イニング作って勝つ流れをしっかりと継続させました。
亜細亜大は投手陣が全員失点。中央大の流れを止められませんでした。
打線も5回まで毎回ランナーを出しながら得点が5回の1点のみ。なかなかいい当たりが少なかった印象でした。
最終回にようやくいい当たりが出て2点取ったので、これを次の試合につなげたいですね。

ピックアップ選手

亜細亜大 天井 一輝 外野手(広島商 4年)

1番センターで出場。2安打のマルチで9回にはタイムリー2ベースを放つ。逆方向に伸びる打球を打てる打者ですね。

亜細亜大 石川 ケニー 投手(明秀日立 1年)

4番DHで出場。1年生で亜細亜大の4番を任されるだけでもすごいですが登録は投手というのでまたびっくり。
高校時代から活躍した選手ですが、大学でどういう活躍をするか、今から楽しみですね。

亜細亜大 齊藤 汰直 投手(武庫之荘総合 2年)

先発して3回を1失点。結果論ですけど、もう少し投げさせても良かったかもですね。元々決めていたかもですが・・・。3回もタイムリー3ベースを浴びてなお1死3塁をしのいだのが良かったです。145㎞とか球威もあったので、徐々に信頼を得たらイニングも伸びるかもですね。

中央大 伊藤 櫂人 内野手(大阪桐蔭 1年)

チャンスに代打で登場し一発回答。3ランで試合をほぼ決めた形に。大阪桐蔭時代から有名だった選手。中央大でさらに打撃を磨いていって、中軸を担ってほしいですね。

中央大 山本 聖 内野手(鹿屋中央 3年)

9番ショートで出場。2本の3ベースで貴重な打点をたたき出す。守備でも大忙しでした。

中央大 石田 裕太郎 投手(静清 4年)

先発して5回途中まで1失点と好投。140㎞前後のまっすぐですが、ゴロアウトが多く、ボールが動いていたかもですね。毎回ランナーも粘りが良かった。

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