愛産大三河-愛知啓成 観戦記(2019年秋季愛知県大会)

9月14日に小牧球場で行われた2回戦、愛産大三河-愛知啓成の観戦記です。
良く当たっている印象のある両チーム。新チーム同士でどういう試合になるか注目して観戦しました。

愛産大三河
0200000130004|10 H10 E1
0102030000001|7 H11 E5
愛知啓成
(延長13回タイブレーク)

愛産大三河
高橋、蟹江-石川
愛知啓成
浅芽、杉浦、山本-高杉、迫

投手成績
愛産大三河
高橋(1) 5回1/3 116球 被安打8 四死球9 三振1 失点6(自責点5)
蟹江(7) 7回2/3 132球 被安打3 四球3 三振9 失点1(自責点0)

愛知啓成
浅芽(7) 2回 36球 被安打0 四死球3 三振0 失点2(自責点1)
杉浦(1) 6回 57球 被安打5 四球2 三振1 失点1
山元(11) 5回 63球 被安打5 四球0 三振1 失点7(自責点1)

高橋投手は右のオーバーハンド。オーソドックスできれいなフォーム。MAX135kmを記録。この日はコントロールに苦しみました。牽制が上手く自分を助けることが出来る。

蟹江投手は左のスリークォーター。やや上体主導のフォーム。ボールに力があってMAX130kmを記録。

浅芽投手は右のオーバーハンド。MAX141kmを記録。もう少しテイクバックでひじがきれいに上がってくるといいかな、と思います。押し出す感じのイメージ。

杉浦投手は右のサイドハンド。MAXは129km。ゾーンで勝負して打たせて取るタイプ。スライダーは手元で曲がる感じ。

山元投手は右のスリークォーター。まっすぐは120km後半。上背があり、その上体に頼った感じのフォーム。

(出場選手)
愛産大三河
9杉山 4小島 8石原 3臼井→7 2石川 1高橋→3 6山田 7蟹江→1 5渡邊(14)→H牧田(15)→5鈴木
愛知啓成
4高橋 3鍛治園→1杉浦→H吉浦(18)→1山本 9楠名 1浅芽(7)→8 7大溝(10)→7宮原→H藤岡(12)→3富永(13)→H児玉→3近藤(16) 2高杉→迫 8大林→3→7 6弓口 5吉川

(試合経過)
2回表、1死2,3塁のチャンスで7番山田の2ゴロの間の1点。更に8番蟹江の3ゴロをタイムリーエラー。愛産大三河が2点先制。
2回裏、1死2塁から8番弓口のタイムリー。2-1
4回裏、1死満塁からバッテリーエラーで同点。更に1死満塁から2番杉浦の犠牲フライ。愛知啓成が逆転。3-2
6回裏、1死満塁から3番楠名がピッチャー強襲の2点タイムリー。ここでピッチャー交代、蟹江。2死満塁から6番高杉の遊ゴロをタイムリーエラー。6-2
8回表、1死2塁から3番石原がタイムリー。6-3
9回表、2本のヒットとエラーで無死満塁となり、1番杉山の投ゴロでホームアウト。1塁への送球がエラーになり、2塁ランナーがホームイン。1死2,3塁から2ゴロの間に1点。3番石原のショート正面のライナーを弾いてタイムリーエラーとなり同点。6-6
12回裏、先頭の迫が2ベースを放ち、送って1死3塁のチャンスでしたが、スクイズ失敗(ファール)もあったりで、得点奪えず。
13回表、1死2、3塁から7番山田のセンターフライを落としタイムリーエラー。8番蟹江のタイムリー。9番鈴木もタイムリー。1番杉山の犠牲フライ。10-6
13回裏、2死1、2塁から4番浅芽のタイムリー2ベースで1塁ランナーもホームを狙うもタッチアウト。10-7で愛産大三河が勝ちました。

タイブレークともつれた試合でしたが、お世辞にもいい試合とはお互いに言い切れない試合でした。

愛産大三河はちょっと打線が非力。いい当たりというのが少なかったですし、9回も相手のミスが無ければ追いつけなかった状況でしたから・・・。

ただ、守備は固い。外野守備、内野守備の動き、牽制。こういう部分で失点を防ぎ、終盤勝負に持ち込んだのは見事でした。

2番手の蟹江投手の好投が勝ちを呼び込みましたね。啓成打線を7回から11回までノーヒットに。そこまで鋭い打球を飛ばしていた啓成打線を封じたのは見事でした。高橋投手に頼ったチーム、という印象でしたが、これで起用の幅が変わりそうですし、チームにとって大きい内容になりそうです。

星城は打線が強力。打線がどこまで点を取れるかがカギですが・・・。連投になりますし、厳しい戦いになりそう。

愛知啓成は打線は全体的に良かった。ボールをしっかりと見極め、甘い球をしっかりと捉える。ただ、蟹江投手に代わった途端、打てなくなった・・・。いい左ピッチャーに当たると得てしてそうなるものですが、それでも振ってくるスタイルは、中村監督のスタイルなんでしょうね。個人的には好きです。

結果、エースの杉浦投手を交代したことが裏目に。ただ、8回にそこまで良かったコントロールを少し乱したのはありましたし、タイミングとしてはありだと思います。山元投手抑えというのも決めていたのかもですし。

9回はミスの連鎖。こういうプレーは啓成らしからぬ、と言ってしまうんですけど、かつての三重高ではあったような気がしますし。
エラー5つはもちろん反省ですけど、今後、啓成の野球スタイルがどうなっていくかは興味深いです。

楠名選手、浅芽選手はいい選手だと思います。浅芽選手は投手として魅力ありますし、杉浦投手は安定感ある。まだ全尾張大会は残っていますが、一冬の成長が見てみたいチームですね。

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