豊田鉄工-GTRニッセイ 観戦記(2022年天皇賜杯愛知県大会(東部))

6月20日に刈谷球場で行われた第1試合、豊田鉄工-GTRニッセイの観戦記です。
勝てば準決勝進出となる試合でした。

豊田鉄工
00000100|1 H6 E3
0010112X|5 H5 E0
GTRニッセイ
(8回時間切れコールド)

豊田鉄工
森貴(16)、井上(19)、村松(21)、伊藤(20)-吉村
GTRニッセイ
三浦(14)、加藤(11)-森

投手成績
豊田鉄工
森貴之 4回 64球 被安打2 四死球6 三振0 失点1
井上仁裕(育英-亜細亜大 2年目) 1回 17球 被安打1 死球2 三振0 失点1

村松頌太(愛知工-中部大 6年目) 1回1/3 38球 被安打2 四死球4 三振3 失点3(自責点2)

伊藤奏輝(豊田大谷-亜細亜大 6年目) 2/3 13球 被安打0 四球0 三振0 失点0

GTRニッセイ
三浦勝志 7回 105球 被安打6 四球2 三振3 失点1
加藤吉貴(瀬戸窯業-愛知学泉大 6年目) 1回 15球 被安打0 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
豊田鉄工
7森亮(10) 5村田(6)→9 4森元(1) 8工藤(7) 9土屋(23)→1村松(21)→1伊藤(20) 2吉村(27) 3小川(25) 1森貴(16)→H名古路(5)→1井上(19)→5堀本(3) 6安食(0)
GTRニッセイ
7清水(24) 5大平(1) 3田中(3) 9高木(13) 6松岡(17) 4荒木(25) 8廣田(2) 2森(27) 1三浦(14)→1加藤(11)

(試合経過)
3回裏、2死1塁から4番高木がタイムリー2ベース。GTRニッセイが先制。1-0
5回裏、2死3塁から三者連続死球で押し出し。2-0
6回表、無死2,3塁から2番村田の犠牲フライ。尚も2死満塁まで行くも得点ならず。2-1
6回裏、2死満塁から5番松岡のタイムリー。3-1
7回裏、1死2,3塁でピッチャー交代、伊藤。1番清水の2ゴロでホーム転送もセーフで記録野選。更に1死1,3塁から2番大平の1ゴロもホームへの送球が逸れて記録野選。2点追加で5-1。
8回表が終わったところで時間切れとなり、GTRニッセイが勝ちました。

総評

両チームで三者凡退は4回表だけ。ランナーが多く出る試合でした。
豊田鉄工の投手陣が四死球12。死球が7つもありました。インコースを攻めるというのがテーマだったっぽいですが・・・。ちょっと多すぎました。
特に5回の三者連続デッドボールは・・・。もうちょっと何とかならなかったかな、と感じてしまいますね。
結局すべての失点に四死球が絡んでいます。やはり四死球はヒットと同等。これが増えると勝てなくなりますね。
攻撃では序盤にゲッツーを2つ。6回に追いつき、追い越せていれば、というところですが、これは仕方ないです。
GTRニッセイは3回に2死から四球のランナーが4番高木選手の前に出て、高木選手がタイムリー2ベース。これでかなり楽になりました。
GTRニッセイとしても残塁が序盤から多く、結局14残塁。攻める姿勢は見えていたので、結果は仕方ない。7回にしっかりと叩いて点を重ねたところはさすがでした。

ピックアップ選手

豊田鉄工 森 亮太 外野手(三好-至学館大-福井ミラクルエレファンツ 9年目)

1番レフトで出場。2安打のマルチ。チャンスメイクで活躍。主将としてチームをけん引します。

豊田鉄工 安食 幹太 内野手(鶴岡東-亜細亜大 3年目)

9番ショートで出場。1安打1四球でホームを踏みました。

豊田鉄工 森 貴之 投手(天白-愛知大 8年目)

先発で4回1失点。四死球が多くランナーを背負いましたが、1点で踏ん張る辺りはさすが。4回に無死3塁のピンチをしっかりとしのいで試合を作りました。

GTRニッセイ 高木 祥宏 外野手(東邦-名城大 5年目)

3回にタイムリー2ベースを打って4番の責任を果たしました。やっぱりこの人が打てば点になりますね。

GTRニッセイ 三浦 勝志 投手(豊田大谷-国際武道大 10年目)

毎回ランナーを出しながらもまったくあわてずにしのぐ辺りはさすがの投球術。6回に無死2,3塁のピンチを背負うも1点でしのいで勝つ流れにしました。

GTRニッセイ 松岡 優斗 内野手(三重海星-中部大-永和商事ウイング 10年目)

5番ショートで出場。6回に貴重な3点目のタイムリーを放ち、かなり優位にしました。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示