トヨタ自動車ーヤマハ OP戦 感想(2023年10月25日)
10月25日にトヨタスポーツセンターで行われたOP戦、トヨタ自動車ーヤマハの感想です。
トヨタ自動車
000100100|2 H12 E0
000000003|3 H9 E0
ヤマハ
(タイブレーク練習 トヨタ2-1ヤマハ)
トヨタ自動車
嘉陽(7)、渕上(1 1/3)-高祖、小畑
ヤマハ
九谷(4)、有本(2)、清水(2)、近藤(1)-高坏、川邉
※()はイニング数
トヨタ自動車
渕上佳輝(堀越-星槎道都大 4年目)
ヤマハ
有本雄大(おかやま山陽-東北福祉大 1年目)
清水蓮(樹徳-共栄大 4年目)
近藤卓也(秋田商-青学大 7年目)
波多野陽介(日本文理-東北福祉大 7年目)
(試合経過)
4回表、2死1,2塁から6番樺澤のタイムリー。トヨタが先制。1-0
7回表、1死1,2塁から8番佐藤がタイムリー。2-0
9回裏、1死1,3塁から5番永濱のタイムリー。6番鈴木がセンター前に落ちるタイムリー。同点。1死満塁から代打古川がタイムリーを放ちサヨナラ。ヤマハが勝ちました。
短評
トヨタ自動車は嘉陽投手が先発。そんなに力を入れていない感じで、140km中盤くらいのまっすぐと動くボールで打ち取る投球。それで7回3安打無失点とほぼ完璧に抑えました。さすがとしか言いようがない。一方渕上投手がやや不安な内容でした。本番までに状態を上げてほしいところですね。
ヤマハは九谷投手がテンポのいい投球で、4回1失点。ベテランらしい投球でした。有本投手も2回を1安打無失点とまずまずの内容。MAXは142kmでした。
打線ではトヨタ自動車はヒットがかなり出ました。状態はよさそう。樺澤選手、佐藤選手にタイムリー。勝負強さはさすがです。
ヤマハは9回に集中打を浴びせて逆転勝ち。途中出場の鈴木選手、古川選手にタイムリーが出ました。この辺りレベルが高い選手が揃っているので、競争してチーム力を上げていってほしいですね。
ピックアップ選手
トヨタ自動車 嘉陽 宗一郎 投手(松山聖陵-亜細亜大 6年目)
先発して7回を3安打無失点。ヒットは1回と6回に2死から。2死からもったいないとも言えますが、先頭出すよりは全然いいですし、淡々と抑えるあたりは風格を感じますね。
トヨタ自動車 佐藤 勇基 内野手(中京大中京ー法政大 3年目)
8番セカンドで出場。2安打のマルチで7回には追加点となるタイムリー。守備の安定感もさすがですが、今年は打撃も安定しています。8番にいると怖いバッターですよね。
トヨタ自動車 樺澤 健 内野手(前橋商-東農大 12年目)
6番1塁で出場。4回には先制タイムリー。ベテラン健在ですね。まだまだ元気です。
ヤマハ 宮崎 竜成 内野手(創志学園-立命大 1年目)
2番セカンドで出場。6回に嘉陽投手から2ベースを放ちチャンスメイク。9回には先頭バッターで出て逆転サヨナラへのきっかけを作りました。
ヤマハ 網谷 圭将 外野手(千葉英和-横浜DeNA 8年目)
4番ライトで出場。初回に嘉陽投手からヒットでチャンスメイク。9回にもヒットを放ってマルチ。強いスイングをしながらしっかりとコンタクトできるようになったのがすごいですね。
ヤマハ 九谷 青孝 投手(南部-東農大 12年目)
先発して4回を1失点。色々タイミングを変えながら、相手を打たせて取る術が素晴らしい。ヒットは打たれても四球は出さないですし、大崩れしない投球はさすがです。
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