吉良-名大附・緑丘・山田 観戦記(2022年高校野球選手権愛知大会)

7月18日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムの第2試合、吉良-名大附・緑丘・山田の観戦記です。
3回戦。連合チームがどれだけ戦えるか注目して観戦しました。

吉良
202010003|8 H10 E1
100000000|1 H6 E2
名大附・緑丘・山田

吉良
大山(1)-山崎
名大附・緑丘・山田
岡田(1)、橋口(6)-熊崎

投手成績
吉良
大山雄基 9回 119球 被安打6 四球2 三振9 失点1

名大附・緑丘・山田
岡田将磨(緑丘3年) 3回 65球 被安打6 四球3 三振1 失点4

橋口慎太郎(名大附) 6回 98球 被安打4 四球3 三振4 失点4(自責点2)

(出場選手)
吉良
8木下 7八重 4山口 9中嶋 2山崎 3杉浦 6倉地 5三宅 1大山
名大附・緑丘・山田
4八木(名)→6 2熊崎(緑) 6橋口(名)→1 3槇(名) 8東出(名) 7御宿(名) 5飯尾(山) 9鬼頭(名)→9杉山(緑) 1岡田(緑)→4高橋(山)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番中嶋がタイムリー。5番山崎がタイムリー2ベース。吉良が2点を先制。
1回裏、1死2塁から3番橋口がタイムリー。2-1
3回表、1死1,2塁から6番杉浦がタイムリー。更に1死満塁から8番三宅が犠牲フライ。4-1
5回表、1死3塁から7番倉地のスクイズ成功。5-1
9回表、無死1塁から3番山口が2ランホームラン。更に2死から6番杉浦のレフトオーバーの当たりで一気に3塁へ、中継が乱れる間にホームに生還。8-1
吉良が勝ち、4回戦進出。

総評

吉良は初回から点を取って優位に。やや連合チームの岡田投手の緩い球に苦戦したのですが、3回にも追加点を取ってかなり試合としては楽になりました。
ただ、2番手の橋口投手はなかなかとらえられず。9回にようやく山口選手、杉浦選手に長打が出て突き放しましたが、そこまではヒット1本。次は享栄となるだけに、しっかりと速い球に対応していきたいところです。
中軸がそれぞれタイムリーが出たので、次戦でも活躍を期待したいです。
大山投手は初回の立ち上がりに1点を失いましたが、2回以降はしっかりと立て直しました。先頭バッターをきっちりと切っていったのが大きかったですね。
連合チームは上位打線はヒットが出たのですが散発に。3回に1死2塁のチャンスで3番4番で1点でも返して食らいつきたかった。
橋口選手は投打での活躍。名大附として最後の大会になりましたが、1勝しましたし、しっかりと爪痕を残してくれました。
山田高校は1年生のみ6人での再出発の大会。2人が出場し、高橋選手はヒットも放ちました。秋からも連合チームになると思いますが、この経験を活かしていってほしいですね。

ピックアップ選手

吉良 大山 雄基 投手(2年)

先発し完投。左で110㎞台の球威ながら四球は2つとコントロールが安定。要所で三振も取れていました。

吉良 山口 雄大 内野手(3年)

3番セカンドで出場し、2安打のマルチ。9回には広い岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで柵越え。見事なパンチ力を発揮しました。

吉良 杉浦 大陸 内野手(3年)

6番1塁で出場。しっかりとフルスイングでマルチ。9回はライナーで外野の頭を越して中継の乱れもありましたが一気にホームイン。見事なバッティングでした。

名大附 橋口 慎太郎 内野手・投手(3年)

初回には先制タイムリー。4回からマウンドに上がって、8回までヒットは1本。126㎞も出ていてチームの柱としての活躍が光りました。

緑丘 熊崎 光一 捕手(3年)

3回にチーム唯一の長打となる2ベース。犠打も決める等、仕事を果たしました。盗塁はかなり決められましたが、6回には見事な送球で盗塁阻止。成果が出ていましたね。

山田 高橋 侑大 内野手(1年)

途中出場し、ヒットとエラーで2打席出塁。ラッキーボーイの特徴を持っている感じですね。この経験を秋以降に活かしてほしいです。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示