美和-小牧南 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月5日に小牧球場で行われた美和-小牧南のTV観戦記です。

美和
001101200|5 H10 E0
100010000|2 H9 E2
小牧南

美和
高本、吉田-富倉
小牧南
都-加藤

投手成績
高本(1) 7回1/3 144球 被安打9 四球5 三振3 失点2
吉田(10) 1回2/3 22球 被安打0 四球1 三振0 失点0
小牧南
都(1) 9回 161球 被安打10 四球4 三振11 失点5(自責点4)

(出場選手)
美和
6佐古 5小寺 2富倉 4八神 8中谷 3奥田 1高本→9 7後藤 9平野→1吉田
小牧南
8高井 6伊藤朝 5川口 2加藤 1都 7池田→H伊藤仁(15)→7尾上(17) 9乾 3立川→H岡田(12)→筋師(13) 4山本→4平松(16)

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番加藤がセンターへタイムリーヒット。小牧南が先制。
3回表、2死満塁から3番富倉の押し出し四球。1-1同点に。
4回表、2死2塁から8番後藤のサード頭を超えるタイムリー2ベース。美和が逆転。2-1
5回裏、1死2塁から5番都のタイムリー。2-2の同点に。
6回表、無死1,3塁から3塁ランナースタートのエンドラン。バッターが空振り三振でキャッチャーが2塁に投げる間にスタートを切っていた3塁ランナーはホームイン。美和が勝ち越し、3-2
7回表、1死2塁から3番富倉が左中間へ運ぶタイムリー2ベース。更に2死1,3塁から6番奥田が変化球を上手く捉えてセンターへタイムリー。5-2
8回裏、1死満塁でピッチャー交代、吉田。ここで右飛、3ゴロでピンチを抑えます。
美和が逃げ切りました。

美和は積極的にストライクを打っていく打線で、要所で上手くセンター中心に打ち返してタイムリーに。相手の投手のクイックが速くないことに付け込んで、中盤から足を積極的に使うなど、上手さが光る攻撃でした。6回は記録はホームスチールですが、多分エンドラン空振り。結果オーライかもしれませんが、積極性が活きたプレーでした。
6番の奥田選手が3安打。4番は2年生の八神選手が務めましたが、3年生の意地ですかね。体格もあるし、元々は中軸だったかも。こういうところでヒットが出たのは良かったですよね。
高本投手は左の軟投派。まっすぐは110km台ですが、変化球と上手く組み立てて粘り強く投げました。毎回ピンチだったんですけど、タイミングが合わせにくい感じでした。
またリリーフの吉田投手が見事な火消し。生徒会長を野球部で務めていたという情報がありましたが、そういう芯の強さが活きたかも。楽しそうに投げていました。

小牧南は都投手が力投。11奪三振を奪ってMAXも134kmくらいだったと思います。ただ、ランナーを出してからの投球に課題があって、もったいない失点も何点か。そういう中で攻撃に流れを呼び込めなかった試合となりました。
それでも自らヒットを放つなどセンスの良さを感じさせる選手。上でまだまだ伸びる要素がありますし、どこかで見たい選手ですね。
試合を見ていて正直地力は小牧南が上と感じました。ただ、あと1本が出ないうちに流れを失った、一発勝負の夏の怖さを感じますね。
1番の高井選手は唯一の2年生スタメン。この経験を次のチームにつなげてほしいですね。

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