岡崎商-刈谷北 観戦記(2022年西三河地区予選)

3月20日に刈谷球場で行われた第1試合、岡崎商-刈谷北の観戦記です。
春最初の公式戦。お互いに活動できていない期間が長かったと思われるので、手探りで進んだ形の試合だったかな、と。
葭原投手が見れるか期待して足を運びました。

岡崎商
0100000|1 H7 E5
003034X|10 H10 E2
刈谷北
(7回コールド)

岡崎商
野間(1)、青山(8)-辻
刈谷北
原口(10)、葭原(1)-寺島

投手成績
岡崎商
野間海心 5回2/3 96球 被安打9 四死球3 三振5 失点9(自責点5)
青山仙太 1/3 21球 被安打1 四球3 三振1 失点1

刈谷北
原口遥平 6回 91球 被安打6 四球2 三振7 失点1
葭原柚輝 1回 28球 被安打1 四球2 三振3 失点0

(出場選手)
岡崎商
2辻 1野間→6 8青山→1 5竹川 7筒井 9助松 3鈴木 4夏目 6今野→8清水(10)
刈谷北
5大井 4山内 7内海 3鈴木 2寺島 9磯谷 1原口(10)→H酒井(19)→R小笠原(13)→1葭原(1) 6堀内 8田中

(試合経過)
2回表、1死2塁から8番夏目がタイムリー2ベース。岡崎商が先制。
3回裏、2死2塁から4番鈴木がタイムリー。更に2死1,2塁から6番磯谷が2点タイムリー3ベース。刈谷北が逆転。3-1
5回裏、1死1塁から4番鈴木がタイムリー3ベース。更に2死2,3塁から遊ゴロが記録エラーとなり1点。さらに2死満塁から9番田中がタイムリー。6-1
6回裏、無死2塁から3番内海の犠打を悪送球しランナー生還。2死1,3塁からワイルドピッチで1点。ここでピッチャー交代、青山。2死1,3塁から8番堀内がタイムリー。2死満塁から押し出し四球。10-1
刈谷北がコールドで勝ちました。

総評

結果コールドとなりましたが、岡崎商も足を使って色々仕掛ける等、いい攻撃をしていました。
ただ、結構きわどい当たりをさばききれずにエラーとなって、そのランナーを返されるというケースが多く、やはり試合感の不足をやや感じる試合でした。
あと、リリーフの青山投手がコントロールに苦しみあわや6回コールドという形に。この辺りは野間投手の次というのも課題になりそう。
刈谷北は原口投手の好投が光りました。MAXは126㎞でしたが、球威があり、要所で三振を奪う力投。エースの葭原投手は短いイニングのがいいタイプに感じるので、こういう投手がいるのは大きいですね。
打線は長打が上手く出て、得点につなげました。

ピックアップ選手

岡崎商 夏目 遥丘 内野手(2年)

8番セカンドで出場。3安打の猛打賞でした。2回にはタイムリー2ベースの後、3盗も決めて相手にプレッシャーを与える等、センスを感じる選手でした。

岡崎商 助松 伶音 外野手(2年)

6番ライトで出場。2安打のマルチ。盗塁も一つ決めていて、そこから先制ホームを踏みました。

岡崎商 野間 海心 投手(3年)

120㎞弱くらいの球威でしたが、序盤は三振も上手く取って好投していました。ただ基本は打たせて取る投手なので、バックの盛り立ては大事になってきますね。
小柄ですががっしりとした体型を作っていました。

刈谷北 原口 遥平 投手(3年)

まっすぐは120㎞中盤~後半。三振を6回で7つ奪う等、力のある球を投げていました。ストライク先行の投球も光りましたね。

刈谷北 鈴木 康太 内野手(3年)

4番1塁で出場。3安打。打点2。5回の3ベースは4番らしい当たりでした。

刈谷北 葭原 柚輝 投手(3年)

ちょっとばらつきがありましたが、ボールに勢いがあってMAX134㎞をマーク。四球2つは反省点ですが、アウトは全部三振。球速以上に速さを感じる球が特徴です。

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