パナソニックSUNX-菊水化学工業 観戦記(2021年国体軟式野球愛知県大会)

5月14日に熱田愛知時計120スタジアムで行われたパナソニックSUNX-菊水化学工業の観戦記です。
国体愛知県大会の2回戦。新春選抜リーグに出ているチーム同士の試合はやはり接戦となりました。

パナソニックSUNX
0000000000001|1 H5 E1
0000000000000|0 H8 E1
菊水化学工業
(延長13回からタイブレーク)

パナSUNX
福野、東郷、櫻木-寺崎
菊水化学
小松-小塚

投手成績
パナSUNX
福野 7回 72球 被安打4 死球2 三振3 失点0
東郷 3回 35球 被安打3 死球1 三振2 失点0
櫻木 3回 21球 被安打1 四球0 三振0 失点0

菊水化学
小松 13回 155球 被安打5 四球1 三振10 失点1(自責点0)

(出場選手)
パナSUNX
8山田 9赤野→5 4隈元 5池本→3 2寺崎 6柴山 3朝野→9川良 7井戸 1福野→H西山→1東郷→1櫻木
菊水化学
6江川 8戸田 5村田 4山中 9冨依 2小塚 9池田→3 1小松 3米倉→R鈴木→9

(試合経過)
1回表、2回表に1死2塁のチャンスも得点ならず。
6回裏、1死3塁のチャンスも2番戸田がキャッチャーフライ。死球で2死1,3塁となるも4番山中が三振に倒れ0点。
9回裏、2死2塁から7番池田がレフトにヒットを放つも2塁ランナーはホームタッチアウトに。
延長戦に突入。
延長12回で決着がつかず、時間制限によりタイブレークに突入。
13回表、犠打を決めて、1死2,3塁から8番井戸の遊ゴロの間に1点。パナSUNXが先制。
13回裏、無死1,2塁から8番小松のバントが1塁手のフライとなり、飛び込んでダイレクトキャッチ、と思いましたが、1バウンドしたとの判定。ランナーが止まっており、3塁、2塁と転送されダブルプレーに。1塁はバッターランナーが早かったということでセーフも2死1塁。9番鈴木が1ゴロで試合終了。
パナソニックSUNXがタイブレークを制し、3回戦進出を決めました。

総評

息詰まる投手戦はやや菊水化学が押しながらも、走塁ミスもあって得点できないまま延長戦に突入。
延長戦ではややパナSUNXが押し気味も得点は奪えず、ついにタイブレークに。
タイブレークはやはり先行が有利。きちんと送って、何とか転がして1点を奪ったパナSUNXに対し、菊水化学はバント失敗がゲッツーに。運もパナSUNXに味方したような結末となりました。

ピックアップ選手

パナソニックSUNX 赤野 敬太 内野手(四日市四郷高-名商大)

チームキャプテン。2番に入り、チーム唯一のマルチヒットを記録。盗塁も一つ決めました。ライトからサードに入り、攻守に活躍。

パナソニックSUNX 東郷 将大 投手(小牧南-愛知大)

2番手でマウンドに上がり、3回を無失点。高校時代から知っている投手。久々に見れてうれしかった。

パナソニックSUNX 桜木 健二郎 投手(愛工大名電-天理大)

大学選手権でも見た桜木投手。パナソニックSUNXでは初めて見ました。
なかなか勢いのある球で3回を1安打ピッチング。タイブレークを抑えて勝利に貢献しました。

菊水化学工業 小松 詢 投手(洛水-愛知東邦大)

素晴らしいピッチングでパナソニックSUNXの打線をほぼ完ぺきに抑えました。正直タイブレークじゃなかったら点は取られなかったと思う。それくらい危なげなかったです。
まっすぐに切れがあって、カットっぽい球とのコンビネーションで空振りも多く取りました。

菊水化学工業 冨依 昌浩 外野手(誠信)

9回に2ベースを放ち、これがフェンスダイレクト。もうひと伸びあれば・・・。マルチヒットで延長12回でも記録はエラーになりましたが、内野安打でもいい打球。ただ、そこで牽制アウトになり、勝機を逃した形に。

菊水化学工業 戸田 勇次 外野手(大垣日大-中京学院大)

守備で好プレーもあり、打ってもマルチ安打と活躍。さすが大学選手権全国制覇時のメンバーだな、と思いました。

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