名市工-菊里 観戦記(2022年名古屋市立大会)

8月6日にパロマ瑞穂球場で行われた市立大会、名市工-菊里の観戦記です。
新チームの1次予選直前の貴重な公式戦。新チームでどういう試合を見せるか注目して観戦しました。

名市工
120000000|3 H6 E6
00020400X|6 H11 E3
菊里

名市工
伊藤(1)、高垣(10)-中島
菊里
荻窪(1)、中村(3)-名久井

投手成績
名市工
伊藤渉太 6回 84球 被安打11 四球1 三振2 失点6(自責点4)
高垣太壱(2年) 2回 23球 被安打0 四球0 三振0 失点0

菊里
荻窪歩 8回 133球 被安打6 四死球7 三振8 失点3
中村有翔 1回 5球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
名市工
4森→5 6滝川 8佐藤 2中島 3加藤竜 5加藤功→4 7大野 9古野→H大坪(12)→9 1伊藤→H岩堀(11)→1高垣(10)
菊里
8中山 4仁科 2名久井 3中村→1 7井上 5溝口 1荻窪→H奥村(10)→3 9進藤 6児玉(12)→H野口(6)→6

(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番中島がタイムリー。名市工が先制。1-0
2回表、2死2塁から1番森のライトオーバーのランニング2ランホームラン。3-0
4回裏、1死1塁から5番井上がタイムリー3ベース。2死1,3塁から8番進藤がタイムリー。3-2
6回裏、1死2,3塁から8番進藤の1ゴロが野選となり1点。1死1,3塁から9番児玉の3ゴロの間に1点。更に2死1,3塁から1塁ランナーが盗塁。送球がセンターへ抜ける間に3塁ランナーが生還。2死2塁から2番仁科がタイムリー。この回4点取って菊里が逆転。6-3
菊里が勝って準決勝進出しました。

短評

菊里は夏のスタメンが7人残るチーム。前のチームは公式戦で一度も勝てなかった形でしたが、この試合では名市工を撃破。
エースの荻窪投手は左でバランスがいい投手。左バッターのインコースを突くコントロールもあり、好投手でした。序盤は失点しましたが、3回以降は8回までヒット1本に抑える快投。それに呼応するように打線も奮起し6回に逆転。相手のミスにも上手くつけこみました。
やはり勝つことで自信になっていきますよね。大きい選手もいて、新チームは勝てるチームになるかもです。
名市工は2回に森選手のランニングホームランが出て、そのまま押し切るかと思いましたが、3回以降は打線が奮わず。
エラー6つはさすがに多すぎました。反省するにはいい試合だと思いますので、1次予選までに時間はあまりないですが、取れるアウトを確実に取ってピッチャーを助けたいですね。

ピックアップ選手

名市工 森 奏人 内野手(2年)

1番セカンドで出場。途中からサードへ。2回のランニングホームランは全く減速せずに駆け抜ける見事な走塁も光りました。2安打1四球と活躍。

名市工 中島 央晴 捕手(2年)

4番捕手で出場。初回には先制タイムリーを放ちました。捕手として、いいプレーもあったのですが、6回はエラーが重なって逆転になってしまった。こういう経験を活かしたいですね。

名市工 伊藤 渉太 投手(2年)

先発で6回6失点。エラーがらみも多かった。コントロールが良く、打たせてとるピッチャー。120㎞前半でゴロアウトが多かった。

菊里 荻窪 歩 投手(2年)

8回を3失点。3回から8回は1安打で無失点と素晴らしい投球でした。120㎞弱くらいのまっすぐですが、要所で強いまっすぐで三振を取ってどんどん乗っていきました。

菊里 井上 仁詞 外野手(2年)

5番レフトで出場。4回にタイムリー3ベースを含む3安打の猛打賞。センター返しの打撃が光りました。

菊里 中村 有翔 内野手・投手(2年)

4番1塁で出場。2安打のマルチ。打撃は右方向が多かった。マウンドにもあがり1回を無失点。上背がある選手で球威もまずまずありそうでした。

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