王子-伏木海陸運送 観戦記(2022年JABA高山大会)

8月9日に高山市の中山公園野球場で行われた王子-伏木海陸運送の観戦記です。
王子を見るのは2次予選以来。どんな試合を見せるか注目して観戦しました。

王子
0040040|8 H7 E1
1000000|1 H3 E1
伏木海陸運送
(7回コールド)

王子
長谷川(33)、若林(13)-細川
伏木海陸運送
内藤(19)、西納(17)、大谷(16)-田中、坂本

投手成績
王子
長谷川希望 6回 71球 被安打3 四球0 三振3 失点1
若林優斗(三重-中京大 5年目) 1回 16球 被安打0 四死球2 三振1 失点0

伏木海陸運送
内藤航世 4回 82球 被安打4 四死球2 三振5 失点4(自責点0)
西納敦史(大聖寺-富山大-三菱重工名古屋 10年目) 2回 46球 被安打3 四死球2 三振1 失点4

大谷輝龍(小松大谷 4年目) 1回 11球 被安打0 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
王子
7大杉(3) 4山口(4) D伊礼(10)→H鈴木(28) 9吉岡(6) 8亀山(1) 5神鳥(25)→H山ノ井(8)→5横川(7) 3宝島(2) 2細川(22) 8賀部(29)→9 6前田(5)
伏木海陸運送
8大野(7)→8佐伯(33) 4島(23) 9鈴村(25) 3吉村(10) 7石黒(24) D中田(51)→H水野(22)→R久保(55) 5森本(39) 2田中(27)→2坂本(5) 6酒井(26)

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番吉村がタイムリー2ベース。伏木海陸運送が先制。1-0
3回表、2死満塁から5番神鳥が満塁ホームラン。逆転。4-1
6回表、無死2塁から6番宝島がタイムリー2ベース。無死1,2塁から8番賀部が2点タイムリー3ベース。無死1,3塁から1番大杉が犠牲フライ。8-1
王子がコールドで勝ちました。

短評

王子が快勝。
先制は許したものの、長谷川投手が徐々に落ち着きリズムが良くなり4回にエラーからできたチャンスで神鳥選手が満塁ホームランを放ち逆転。
6回には伏木海陸運送のエース、西納投手を攻略してコールドの点差までもっていって、きっちりコールド。強い勝ち方をしました。
王子はやはり投手力が課題。長谷川投手はアンダーハンドという特徴があるピッチャーですので、それを活かして社会人チーム相手にも起用できる投手になっていってほしいですね。
伏木海陸運送は初回に3番鈴村選手、4番吉村選手の連続2ベースで先制するも、2回以降はヒット1本に抑えられました。こちらは打撃が課題になっていきそうですね。新人選手が多いですし、成長を期待したいですね。

ピックアップ選手

王子 長谷川 希望 投手(藤蔭-京都産業大 1年目)

先発で6回を3安打1失点。ゴロアウトが多く、タイミングを外す投球が出来ていた印象。アンダーハンドの特徴を活かして抑える術を覚えていってほしいですね。

王子 神鳥 猛流 内野手(享栄-中部大 7年目)

満塁ホームランは見事な打撃でこれを含む2安打はいずれも長打。この人が打てば王子打線は手を付けられなくなる印象です。

伏木海陸運送 内藤 航世 投手(育英-びわこ成蹊スポーツ大 3年目)

満塁ホームランは2死からのエラーがきっかけ。これは不運でしたが、この日は4イニングいずれも2死からランナーを許していました。できれば3人のイニングを増やしたいですね。

伏木海陸運送 鈴村 哲 外野手(中京大中京-中部学院大 1年目)

3番ライトで出場し、2安打のマルチ。打撃の良さが光りました。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示