岡崎学園-豊野 観戦記(2019年秋季西三河地区予選)

8月10日に杜若Gで行われた第2試合、岡崎学園-豊野の観戦記です。
バッテリーを中心に、夏の主力が残る岡崎学園に対し、豊野がどこまで戦えるかに注目して観戦しました。

岡崎学園
08021|11 H11 E2
00100|1 H3 E3
豊野
(5回コールド)

岡崎学園
細井-野村
豊野
石田-井口

投手成績
岡崎学園
細井(1) 5回 85球 被安打3 四球2 三振7 失点1(自責点0)
豊野
石田(11) 5回 80球 被安打11 四死球2 三振0 失点11(自責点3)

細井投手は右のスリークォーター。テイクバック小さいフォーム。まっすぐは130km前半くらい。ボールを離すのがかなり打者よりでそれもあってか空振りの取れるまっすぐ、変化球にも切れあり。好投手ですね。

石田投手は右のサイドハンド。変化の時にアンダーに近くなる。球威は以前見た時より上がっているものの、合わされやすいのか、いい打球を飛ばされました。まっすぐは120km前後に感じました。

(出場選手)
岡崎学園
5野田 6安田 9加藤 7山田 2野村 4岩淵 3近藤 8松原 1細井
豊野
6藤澤 7中森(1) 5大脇 3井口稔 2井口瑛 9奥村 8松本 1石田(11) 4勝上

(試合経過)
2回表、2死1,2塁から8番松原の3ゴロを弾いて満塁に。9番細井のタイムリーとエラーで2点。1番野田の絶妙なセーフティバントがタイムリーに。2番安田の2塁後方に落ちるタイムリー。3番加藤がレフトオーバーの2点タイムリー2ベース。4番山田がセンター中央横にライナーで飛び込む2ランホームラン。岡崎学園が一気に8点を先制。
3回裏、2死1、3塁から3番大脇のタイムリー。8-1
4回表、先頭の3番加藤がホームラン。1死3塁から6番岩淵のサードゴロ野選。10-1
5回表、1死3塁から1番野田のセーフティスクイズ成功。11-1
岡崎学園が圧勝しました。

岡崎学園は基本的に打者が全てセンター返しが基本。それをライナーで打つ打撃を徹底してきます。
要所でバントもきっちりと決めますし、芯に当てる技術も高い。夏の経験者が多いこともそうですが、レベルの高いチームだな、と感じました。

細井投手も昨年秋からのエース。力を入れるところでは三振も取れるし、高いレベルの投手。

夏は決勝に進んだ桜丘に4回戦で惜敗。この秋は台風の目になりえるチームだな、と感じました。躍進に期待したいですね。

豊野は結果的に1プレーから大量失点に。2回表、2死1,2塁からサードゴロ。取って3塁踏んでチェンジ、だったのですが、これを弾いてオールセーフに。ここから悪夢の8失点。先日も1プレーからコールドのはずが6失点、という試合を見ましたが、高校野球は特に1つのプレーで変わってしまう。怖さを体験しました。

ただ、そういうプレーが出たところでどれだけ回りでカバーできるか。それが勝ちを増やすコツですよね。正直岡崎学園のが力は上でしたが、それが絶対ではないのが高校野球。ミスをした大脇選手はタイムリーを放って意地を見せました。こういうのを次の試合につなげてほしいですね。

切り替えをしっかりして、次の試合に臨んでほしいです。

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