大森石油-トヨタ自動車 観戦記(2023年東海五県軟式野球愛知県大会)

3月2日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、大森石油-トヨタ自動車の観戦記です。
久々の新春選抜リーグ戦で勝ち越しと健闘した大森石油に対し、トヨタ自動車がどれだけ食らいつけるかに注目して観戦しました。

大森石油
000202000|4 H5 E2
200000010|3 H7 E0
トヨタ自動車

大森石油
長島(18)、原田(16)-熊谷
トヨタ自動車
出口(17)-根岸

投手成績
大森石油
長島啓太 7回 97球 被安打5 四死球2 三振2 失点2(自責点0)
原田宥希(大体大浪商-OBC高島-香川OG-BC福井 28歳) 2回 37球 被安打2 四球1 三振3 失点1

トヨタ自動車
出口雅浩 9回 122球 被安打5 四死球3 三振5 失点4

(出場選手)
大森石油
7松岡(3) 6財前(10) 4宝楽(1) 5石坂(7) D中村(2) 2熊谷(27) 9西野(9) 8樋口(13) 3高桑(6)
トヨタ自動車
6川田(6) 4西垣津(4) 7小野(10) 2根岸(33) 5濱地(34) 3村田(25) 9藤田(0) 8西内(24) 1出口(17)

(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番根岸がタイムリー。更に2死満塁から7番藤田がタイムリー。トヨタ自動車が2点を先制。2-0
4回表、1死2塁から4番石坂が2ランホームラン。同点に追いつく。2-2
6回表、1死2塁から4番石坂がタイムリー。更に1死2,3塁から5番中村が犠牲フライ。大森石油が逆転。4-2
8回裏、ピッチャー交代、原田。2死1,3塁から8番藤田がタイムリー。4-3
大森石油が逃げ切りました。

短評

寒い中での試合でしたが、お互いにミスが少なく競った好ゲームでした。
大森石油は初回に2点を先制され、3回までノーヒット。嫌な展開でしたが、4回に4番の石坂選手が起死回生の1発。やや風に乗った印象もありましたが、一気に追いついて嫌な雰囲気を一掃する一打に。
6回にも1死2塁で4番の石坂選手に回り、ここでもタイムリー。4番がしっかりと仕事をして勝利への流れを作りました。
投げては主力投手の長島投手、原田投手と継投して1点リードですが守り切って勝利。苦しい試合をものにして勢いに乗りたいですね。
トヨタ自動車は出口投手が好投。ヒットを許したのは4回と6回だけ。そこで複数点を取られてしまったのですが・・・。4番の石坂選手との勝負を避けても良かったかな、とは思いますが結果論ですしね。9回を投げ切っての4失点は好投だったと思います。
打つ方では出口投手と同じ科技高豊田で活躍した藤田選手が2本のタイムリーを放つ活躍。特に自滅も無かったですし、トヨタ自動車としては力を出した試合だったと思います。惜しかった。

ピックアップ選手

大森石油 石坂 友貴 内野手(中京-中京学院大 6年目)

4番サードで出場。4回には同点の2ランホームラン。6回には勝ち越しとなるタイムリー。打線では4番として最高の仕事を見せました。ホームランは風に乗った印象もありましたが、見事な打撃でしたね。

大森石油 長島 啓太 投手(中部大第一-中京学院大 4年目)

先発して初回に2失点したものの、2回以降はしっかりと立ち直り7回2失点と試合を作りました。球威と角度のある投球で上手く打たせて取った印象です。

大森石油 財前 貴男 内野手(西日本短大附-駒澤大-エイデン愛工大OBブリッツー読売ジャイアンツ 36歳)

2番ショートで出場。1安打1死球と出塁し、いずれもホームイン。2番としてしっかりと仕事を果たしました。

トヨタ自動車 出口 雅浩 投手(科技高豊田 4年目)

先発して9回を完投。4失点でしたが安定した投球が光りました。緩急を使って上手く打ち取っていた印象。ランナーを出したイニングが3度だけ(うち2イニングで失点)でしたので、ランナーを出した後の投球で粘りたいですね。

トヨタ自動車 藤田 楓 外野手(科技高豊田 4年目)

7番ライトで出場。2本のヒットがいずれもタイムリー。上手く逆方向に打つ技術が光りました。投手登録ですが、野手で活躍が目立ちますね。

トヨタ自動車 根岸 剛 捕手(伊勢崎工 7年目)

4番捕手で出場。1回には先制のタイムリー。2四球としっかりと出塁してチャンスメイクも。出口投手を上手くリードしていた印象です。

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