天白-菊華 観戦記(2019年秋季名古屋地区2次T)
8月21日に春日井球場で行われた第1試合、天白-菊華の観戦記です。
どちらも新チームは初観戦。菊華はエース久野を中心に選手が残っているので、そのチーム相手に天白がどこまで戦えるかに注目して観戦しました。
天白
1010010|3 H8 E4
0021403|10 H12 E2
菊華
(7回コールド)
投手成績
天白
柴(9) 2回1/3 被安打4 四球1 三振0 失点2
大塚(1) 1回2/3 40球 被安打5 四球2 三振0 失点5(自責点4)
飯原(18) 1回 11球 被安打1 四球0 三振0 失点0
三宅(14) 1回1/3 19球 被安打2 死球1 三振0 失点2(自責点1)
岡田(10) 1/3 22球 被安打0 四球3 三振0 失点1(自責点0)
菊華
加藤(11) 3回 被安打3 四球1 三振0 失点2(自責点1)
久野(10) 4回 69球 被安打5 四死球2 三振3 失点1
柴投手は右のオーバーハンド。ややステップ幅狭いフォーム。
大塚投手は左のオーバーハンド。上背があり角度がある。まっすぐは目測で120kmくらい。カーブで緩急。
飯原投手は右のアンダーに近いサイドハンド。
三宅投手は右のオーバーハンド。
岡田投手も右のオーバーハンド。コントロールに苦しみました。
加藤投手は右のオーバーハンド。テイクバックやや大きい。オーソドックスなフォーム。
久野投手は左のオーバーハンド。夏からエースとして登板していますが背番号はやっぱり10番。この日は思ったよりボールが走っていない感じで少しピリッとしませんでした。それでもいいボールもありましたが。
ステップ幅が広く、低い位置から投げ込むのが特徴。
(出場選手)
天白
4渡邊 5木次 2荒井 3又吉 9小原 1柴(9)→8 8大西→7 7藤井→1大塚 6大崎
菊華
4福田 5豊島 8飯盛 7鳥居→1久野 6川本→7 3西岡 9安藤晃→H吉田→6鈴木 2高橋 1加藤(11)→7→9
(試合経過)
1回表、2死2塁からタイムリーエラーで天白が先制。
3回表、2死2塁から3番荒井のタイムリー。2-0
3回裏、1死2、3塁から3番飯盛が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、大塚。2-2
4回裏、2死3塁から9番加藤のタイムリー2ベース。菊華が勝ち越し。3-2
5回裏、無死満塁からワイルドピッチ。無死2、3塁から5番川本の2点タイムリー3ベースに中継エラーでバッターランナーホームイン。ここでピッチャー交代、飯原。7-2
6回表、1死満塁から6番柴が犠牲フライ。7-3
7回裏、無死1、2塁から犠打エラーで1点。ここでピッチャー交代、岡田。2死2、3塁からタイムリーエラー。2死満塁から3番飯盛が押し出し四球でコールド成立。
菊華が勝ちました。
天白は上位5人にヒットが集中。この上位でどれだけ点を取れるかが勝負って感じなのかもしれません。
積極的に盗塁を仕掛けて結果3度盗塁死。成功は1度。これをどう見るかですが、こういう姿勢で行かないと私学を倒すのは難しいですよね。
投手リレーもなんとか流れを持ってこようとしている感じでしたし、試合で投げられる投手が複数いるのはいいこと。
荒井選手は打てるキャッチャーとして能力高いですね。
夏はベンチ入りが2年生3人のみ。まだまだここから伸びそうですね。
菊華は飯盛選手が3安打。川本選手も3安打。加藤選手が2安打と目立ちました。
川本選手は守備では初回にエラーがあったようで、途中から外野に回っていましたが、バッティングはいいですね。1年生ですしこれからが楽しみ。
飯盛選手はやっぱり目立ちます。守備も上手いですし、外野手としてこれからも楽しみ。
菊華は坊主じゃなくなっていました。無駄と思えることはしないって監督さんの考えが根本でありそうな感じです。
至学館を苦しめたチーム。県大会にすんなり出れるかどうか。今までのチームは結構ポカもありましたが、このチームはどうなるか注目です。