名古屋商科大-愛知教育大 1回戦 観戦記(2023年東海地区大学準硬式春季リーグ)

5月18日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、名商大-愛教大の観戦記です。
前週、中京大に連勝して勢いに乗る名商大が、最下位脱出を図る愛教大とどういう試合をするか注目して観戦しました。

名商大
003003000|6 H11 E0
200000200|4 H5 E6
愛教大

名商大
磯部(11)、田中(40)、堀尾(21)、山田竜(36)、堀(10)-梅村
愛教大
瀧本(11)、野呂(18)、鵜飼(31)-岩垣

投手成績
名商大
磯部伊織(豊川 4年) 1/3 30球 被安打1 四球4 三振0 失点2

田中伸弥 5回2/3 80球 被安打2 四死球2 三振2 失点0
堀尾春太(至学館 4年) 1/3 12球 被安打0 四球2 三振0 失点2

山田竜友将(東邦 1年) 1回2/3 19球 被安打2 四球0 三振1 失点0

堀嶺太 1回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0

愛教大
瀧本恵介 6回 99球 被安打6 四球3 三振1 失点6(自責点2)
野呂拓矢(半田 3年) 1回 12球 被安打2 四球0 三振0 失点0

鵜飼青空(刈谷北 2年) 2回 32球 被安打3 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
名商大
4山田聖(4) 5栗田(7)→3 3堀(10)→1 8冨田(8) 7久田(4) 9上原(15)→9切通(22) 2梅村(9) D岡本(3)→H國本(42)→R松下(43)→D→5鈴木(5) 6塚本(13)→H浅田(6)→R白井(35)→6
愛教大
6奥田(6) 5大村(17)→5佐藤(5) 8櫻木(21) 7鈴木裕(34) 9野田(50) 2岩垣(10) D大成(16)→3 3鈴木滉(14)→1鵜飼(31) 4伊藤(4)

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番野田6番岩垣が連続押し出し四球。ここでピッチャー交代、田中。愛教大が2点を先制。2-0
3回表、2死2塁から2番栗田がタイムリー。更に2死2塁から3番堀がタイムリー。2死2塁から4番冨田がタイムリー3ベース。この回3点取って名商大が逆転。3-2
6回表、1死満塁から代打國本がタイムリー。1死満塁から代打浅田の遊ゴロで2塁踏んだあとの1塁への送球が悪送球となり、2者生還。この回3点追加。6-2
7回表、ピッチャー交代、野呂。
7回裏、ピッチャー交代、堀尾。1死1,2塁でピッチャー交代、山田竜。1死2,3塁から3番櫻木の1ゴロの間に1点。4番鈴木裕のタイムリー2ベース。2点を返し、6-4。
8回表、ピッチャー交代、鵜飼。
9回裏、ピッチャー交代、堀。
名商大が逃げ切って先勝。

総評

試合としては分かりやすいポイントがありました。まずは1回裏、先発の磯部投手がコントロールに苦しみ、押し出し2つ出したところで交代。ここで、田中投手の初球を打って遊ゴロゲッツー。代わりっぱなの初球。狙いとしては悪くないのですが、結果的に相手を立ち直らせることになってしまいました。
そして3回表、サードファールフライを大村選手が追いすぎてフェンスに激突。この時に指を怪我したということで退場となってしまいました。この件で動揺もあったのか、ここから4連打で3点を失う形に。愛教大にとっては痛かったです。
ただ、結局失点にはエラーが絡んでいるものも多く、6失策はさすがに多すぎです。やや難しい当たりもありましたが、雑に見える送球が逸れたケースもあって、ここは改善していきたいですね。
愛教大は怪我をした大村選手が元々は投手で、本来ならリリーフで上がるところ。それで継投が遅れた部分もあって不運でした。代わりに出場した佐藤選手は1年生ですが、守備で素晴らしいプレーを連発。チームを救う活躍を見せていました。
1塁手の鈴木滉選手も怪我で交代。ちょっとこの後が心配になりますね・・・。
名商大は先週出ていなかった堀選手が3番に入って2安打の活躍。最後はマウンドに上がってリードを守り切り、主将としてチームを引っ張る活躍でした。
後は緊急登板でマウンドに上がった田中投手が素晴らしかったですね。

ピックアップ選手

名商大 堀 嶺太 内野手・投手(東邦 4年)

3番1塁で出場。2安打のマルチで3回にはタイムリーを放ちました。ヒットはピッチャー返し。最後はマウンドに上がって締める活躍で、主将として勝利に貢献しました。

名商大 田中 伸弥 投手(桜丘 3年)

1回の1死満塁でマウンドへ。ここでゲッツーを取って2失点に抑えたのが大きかったですね。そこからピンチもありましたが、打たして取る投球で6回まで0を並べました。

名商大 栗田 駿也 内野手(県岐阜商 4年)

2番サードで出場。2安打のマルチで3回は先制のタイムリー。センターから逆方向の打球が多かった。

愛教大 大成 柚輝 内野手(豊田北 2年)

7番DHで出場。2安打がいずれも長打で2ベースと3ベース。DHの役目を果たす打撃を見せました。

愛教大 鈴木 裕貴 外野手(国府 3年)

4番レフトで出場。2安打のマルチで他の2打席も四死球とこの日は全打席出塁。さすが4番という活躍でした。

愛教大 瀧本 恵介 投手(昭和 3年)

先発して、6回6失点。ただ、エラー絡みが多かったですし、6回は疲れも出ていたので仕方ないかな、と。ゴロアウトが多く丁寧な投球が出来ていた印象です。

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