愛知大-JR東海 観戦記(2023年愛知大学野球連盟社会人対抗戦)

3月12日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた大学社会人対抗戦の第1試合、愛知大-JR東海の観戦記です。
春に1部復帰する愛知大が社会人相手にどういう戦いを見せるか注目して観戦しました。

愛知大
0002000|2 H9 E1
800100X|9 H8 E0
JR東海
(7回制)

愛知大
玉木(18)、大島(15)、金森(11)-稲吉
JR東海
柳橋(12)、谷(14)、辻井(17)-須永

投手成績
愛知大
玉木翔大(名経大市邨 3年) 3回 63球 被安打6 四球6 三振1 失点8(自責点7)

大島成憧(県岐阜商 2年) 2回 33球 被安打2 四球1 三振2 失点1

金森塁(京都国際 2年) 1回 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0

JR東海
柳橋巧人 5回 82球 被安打7 四球0 三振2 失点2
谷悠大(高知中央-東北福祉大 5年目) 1回 16球 被安打1 四球0 三振2 失点0

辻井亮汰(市尼崎-中京大 2年目) 1回 21球 被安打1 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
愛知大
8彦坂(16) 5京井(25) 9藤田(8)→H岡崎 D上田(6) 7山田(24) 2稲吉(13) 3田邉(33) 4服部(1) 6有村(5)→Hパウエル(12)
JR東海
6山崎(0) 7布施(2) 5平野(7) 9三村(8) 3中田(24) 2須永(23) 4石井(3) 8藤井(31) D吉田隼(9)

(試合経過)
1回裏、1番山崎の中飛を落球。この後無死満塁から4番三村が2点タイムリー。5番中田がタイムリー2ベース。6番須永が2点タイムリー2ベース。1死2,3塁から9番吉田隼の2ゴロでホーム転送も野選となり1点。1死1,3塁から1番山崎が2点タイムリー2ベース。この回打者13人で8点。8-0
4回表、無死満塁からワイルドピッチで1点。1死1,3塁から8番服部の犠牲フライ。8-2
4回裏、ピッチャー交代、大島。1死3塁から6番須永がタイムリー2ベース。9-2
6回表、ピッチャー交代、谷。
6回裏、ピッチャー交代、金森。
7回表、ピッチャー交代、辻井。
JR東海が快勝。

総評

JR東海が初回に猛攻を仕掛けて8点。愛大の玉木投手はいきなり先頭バッターのところで中飛に打ち取った当たりを落球されたのが不運でしたね。それさえなければもう少し失点は少なかったかな、と。
2回、3回と何とか抑えられたことをプラスに変えていきたいですね。
大島投手はまずまず力のある球が来ていました。
打線は1年生の活躍が目立ちました。1番彦坂選手、2番京井選手がともに1年生でしたが、どちらもマルチ。2年生の山田選手も2安打。代打で出たパウエル選手もヒット。こういった下級生の成長がリーグ戦のカギになりそうです。
JR東海は高卒3年目の須永捕手が3安打の猛打賞で3打点と素晴らしいバッティング。捕手として、チームの信頼を得られるようにしていきたいところ。
柳橋投手はMAX147kmと球速は出ていました。ただ、愛大相手にかなり当てられて、被安打7はちょっと物足りない。三振を取る球が欲しいところですね。
辻井投手もMAXは142㎞でしたが、大学時代より球速が落ちているのが気になりました。何とかシーズン本格化までに球威を上げていきたいですね。

ピックアップ選手

愛知大 京井 聖奈 内野手(日大三島 1年)

2番サードで出場。2安打のマルチを記録。柳橋投手のスピードに対応していたのが素晴らしいですね。

愛知大 彦坂 麟寿 外野手(豊川 1年)

1番センターで出場。2安打のマルチでどちらもライナーでいい打球を打っていました。最初のエラーは・・・。今後の糧にしていってほしいですね。

愛知大 山田 泰生 外野手(愛産大三河 2年)

5番レフトで出場。しっかりと振り切って2安打のマルチを記録。

愛知大 パウエル 海 投手(西尾東 1年)

投手登録ですが、代打で登場。速いスイングで三遊間を破るヒット。打球も速かった。

JR東海 須永 武志 捕手(前橋育英 3年目)

6番捕手で出場。3安打の猛打賞で2ベース2本。3打点と見事な打撃でした。捕手として、信頼を得て出場機会を増やしたいですね。

JR東海 中田 亮二 内野手(明徳義塾-亜細亜大-中日 36歳)

ベテランですが、この日も2安打がいずれも長打。高いレベルで力を維持しています。

JR東海 柳橋 巧人 投手(金沢西-龍谷大 2年目)

先発して5回を2失点。MAXは147㎞。球速は出ていましたがちょっと打たれる場面も目立ちました。配球で工夫をしていきたいですね。

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