王子-ホンダ鈴鹿 観戦記(2023年日本選手権東海地区予選)

9月18日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1試合、王子-ホンダ鈴鹿の観戦記です。
負けたら終わりの第3トーナメント。王子の高島投手、ホンダ鈴鹿の井村投手。投手戦となりました。

王子
000000000|0 H4 E0
00100011X|3 H11 E0
ホンダ鈴鹿

王子
高島(15)、若林(13)、近藤(19)-細川
ホンダ鈴鹿
井村(17)、竹内(11)-長

投手成績
王子
高島泰都 6回1/3 93球 被安打6 四球1 三振2 失点2
若林優斗(三重-中京大 6年目) 1回1/3 25球 被安打4 四球0 三振0 失点1

近藤均(福知山成美-関西大 11年目) 1/3 3球 被安打1 四球0 三振0 失点0

ホンダ鈴鹿
井村勇介 8回1/3 113球 被安打4 四球0 三振6 失点0
竹内諒(松阪-早稲田大 7年目) 2/3 9球 被安打0 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
王子
4山口(4) D横川(7) 5平野(10) 3宝島(2) 7吉岡(6) 9亀山(1) 8山ノ井(8) 2細川(22) 6前田(5)
ホンダ鈴鹿
9長野(1) 8栗原(29) 4貞光(5)→5 7松本(4)→7岡野(26) 3西林(31) D畔上(10)→R西山(9)→H藤江 2長(27) 6中川(7) 5阿部(0)→H石川(8)→R鈴木(2)→4

(試合経過)
3回裏、先頭の8番中川が3ベース。9番阿部がタイムリー。ホンダ鈴鹿が先制。1-0
7回表、1死2塁でピッチャー交代、若林。2死3塁から代打石川がタイムリー2ベース。2-0
8回表、2死1,3塁でピッチャー交代、近藤。代打藤江がタイムリー内野安打。3-0
9回表、1死1塁でピッチャー交代、竹内。
ホンダ鈴鹿が勝って、第3代表決定トーナメントの準決勝に進出。

総評

王子の高島投手、ホンダ鈴鹿の井村投手。投手戦となりました。ホンダ鈴鹿の井村投手が今年見た中では一番良かったというくらい、ボールも走っていて内容が良く、王子打線がチャンスらしいチャンスを作れず。7回、9回に2塁まで進めましたが、3塁が踏めない状況で、最後は足にきていた感じでしたが、竹内投手が抑えて完封リレーを飾りました。
井村投手は先発のがいい感じがしますね。
王子の高島投手はなかなか状態が春の頃には戻らない中でも、試合はしっかりと作りました。3回裏は中川選手に3ベースを打たれてピンチから阿部選手のタイムリーで先制を許したものの、その後のチャンスは抑えて、6回まで1失点。試合を作れるのは魅力です。
ホンダ鈴鹿は終盤の代打、守備から入った選手にヒットが出て、チーム状態が上がってきている印象。競争もさせつつ、状態のいい選手を使っていきたいですね。
王子は平野選手がマルチを放つもヒット4本ではどうしようも無かったですね。

ピックアップ選手

王子 平野 陽大 内野手(熊本工-東北福祉大 1年目)

3番サードで出場。2安打のマルチ。井村投手を捉えていましたね。盗塁も1つ決めて足も魅せていました。

王子 高島 泰都 投手(滝川西-明治大準硬式 2年目)

やはり本来の高島投手からすると、物足りない内容。それでもランナーを出しても踏ん張りますし、失点しても最少で切り抜ける。試合を作る能力は高いです。この辺りの評価がどうなるかですが・・・。

王子 亀山 一平 外野手(近大附-近畿大 10年目)

6番ライトで出場。1安打でチャンスメイク。ベテランですが、まだまだ元気です。

ホンダ鈴鹿 井村 勇介 投手(高蔵寺-至学館大 5年目)

今年自分が見た中では一番の内容。まっすぐも走っていましたし、ゴロアウト、三振も結構取れていました。無四球なのもさすがでした。やはり先発で投げてなんぼの選手ですね。

ホンダ鈴鹿 阿部 大弥 内野手(京都翔英-亜細亜大 2年目)

9番サードで出場。3回に先制タイムリーを放ちました。

ホンダ鈴鹿 中川 拓紀 内野手(宇治山田商-中央大 2年目)

3回に先頭で3ベースを放ち、先制点につなげました。スピードはさすがですね。守備も安定していました。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示