昭和-同朋 観戦記(2019年秋季名古屋地区1次予選)

8月11日に名城大附Gで行われた第1試合、昭和-同朋の観戦記です。
前チームは昭和のが実績は上でしたが、同朋は夏経験メンバーが多いので、どういう試合になるか注目して観戦しました。

昭和
00000000|0 H6 E0
10112011|7 H14 E0
同朋
(8回コールド)

昭和
鬼頭、山浦、古野、平野-藤井
同朋
河野、後藤公-加藤

投手成績
昭和
鬼頭(10) 3回0/3 46球 被安打7 四球0 三振1 失点2
山浦(12) 2回 46球 被安打5 四球2 三振0 失点3
古野(14) 1回1/3 27球 被安打1 四球1 三振1 失点1
平野(11) 1回1/3 27球 被安打1 四死球3 三振0 失点1
同朋
河野(16) 7回 80球 被安打6 死球1 三振2 失点0
後藤公(3) 1回 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0

昭和の鬼頭投手は右のオーバーハンド。上から投げ下ろすフォーム。コントロールはいい方ですが、ベルト付近にボールが集まった印象。もう少しフォームと連動できると球威も上がってきそう。

山浦投手は右のサイドハンド。スリークォーターに近いタイプ。まっすぐはあんまり速くない。

古野投手は右のオーバーハンド。上背があり上から投げるフォーム。あんまりスムーズに見えない。フォロースルー大きいタイプ。

平野投手は右のアンダーハンド。ランナー出るとたまに上から投げることもあるので、まだアンダーで日が浅いかも。かなり下から投げるアンダー。

同朋の河野投手は右のオーバーハンド。1年生。まっすぐはぼちぼちですが、コントロールが良くストライク先行で安定したピッチングが出来る。テイクバック小さく投げる。

後藤公投手は右のオーバーハンド。テイクバック小さいタイプで、立ったフォームから投げてくる。コントロール重視のタイプ。

(出場選手)
昭和
4恒川 8頼金 2藤井 7長木 9曽我 5大津加 1鬼頭(10)→1山浦(12)→古野(14)→平野(11) 3上村→3鈴木(13) 6横井
同朋
7中谷 3後藤公→1 4竹田 2加藤 6水谷 9蕨野 8後藤魁 5松尾 1河野(16)

(試合経過)
1回裏、1死2塁から3番竹田の1塁強襲のタイムリー。同朋が先制。
3回裏、2死3塁から4番加藤のタイムリー。2-0
4回裏、先頭の5番水谷がヒットで出たところでピッチャー交代、山浦。6番蕨野の2ベースで1塁ランナーがホームを突くもタッチアウト。更に1死3塁から7番後藤魁の3ゴロで3塁ランナーがホームを突くも挟まれてタッチアウトに。2死1、2塁から9番河野がタイムリー。3-0
5回裏、2死1、3塁からワイルドピッチで1点。更に2死1、2塁から7番後藤魁のタイムリー。5-0
7回裏、無死1、3塁でセーフティスクイズ成功。ここでピッチャー交代、平野。7番後藤魁のセンターフライで2塁ランナーが飛び出し戻れずゲッツー。6-0
8回裏、2死から3連続四死球で満塁となり4番加藤のタイムリーでコールド成立。同朋が勝ちました。

昭和は旧チームはかなりタレントの揃った強い公立、というイメージだったのですが、1桁番号はすべて3年生。ということで、新チームはちょっと厳しい感じかもですね。どこまで試合経験を積みながらチーム力を上げられるか、ですが。

面白そうな選手に感じたのが、キャッチャーの藤井選手と大津加選手。ともに1年生。藤井選手は肩が良さそうで打撃もミート力のありそうなタイプ。
大津加選手は2本ヒットを放って思い切りのいい打撃が光りました。

どこまでチーム力を上げながら戦えるか。長い目が必要なチームかもしれませんね。

同朋は先発全員安打。打線が良く振れていました。

4番の加藤選手が5打数4安打と大当たり。キャッチャーとしても2つ盗塁を刺すなど見事な活躍でした。

積極的な走塁を仕掛けるのがチームのテーマとしているようですが、この日は自爆も多かった。モーション前に走ってアウトになる場面も2度。ゴロゴーでホームアウトなども。こういう経験をして、次の結果に繋げられるようにしてほしいですね。

同朋は活発な打線で名城大附、愛知を苦しめられるか注目です。

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