日本製鉄鹿島-トヨタ自動車 OP戦 感想(2023年9月26日)

9月26日にトヨタスポーツセンターで行われた日本製鉄鹿島-トヨタ自動車のOP戦の感想です。
トヨタ自動車は松本投手が先発。6球団14人のスカウトがスタンドに詰め掛けました。

日本製鉄鹿島
000000000|0 H5 E1
03020010X|6 H8 E0
トヨタ自動車

日本製鉄鹿島
山口(5)、金城(2)、守屋(1)-松田
トヨタ自動車
松本(8)、山内(1)-高祖、福井
※()はイニング数

日本製鉄鹿島
金城伶於(神村学園-青山学院大 1年目)

守屋功輝(倉敷工-ホンダ鈴鹿-阪神 12年目)

トヨタ自動車
山内大輔(東海大菅生-武蔵大 2年目)

(試合経過)
2回裏、無死2塁から5番樺澤がタイムリー。6番佐藤が2ランホームラン。3-0
4回裏、2死満塁から3番宮崎が2点タイムリー。5-0
7回裏、2死3塁から5番樺澤がタイムリー。6-0
トヨタ自動車が快勝しました。

短評

トヨタ自動車の松本投手は注目される中でマウンドに上がり、MAX147km。アベレージが143km~4kmと安定して出て、カットボールの精度が素晴らしかったです。8回、4安打、1四球、奪三振5、失点0とまずまずの内容。先頭バッターを4度許してピンチもありましたが、落ち着いた投球が光りました。
6回以降球威が落ちた、球数が増えた等もありましたが、僕が見た中では一番いい内容だったかな、と思います。スカウトさんにもアピールになったかな、と。
日本製鉄鹿島は4番の生田目選手が2本の2ベースを松本選手から打っていました。先発の山口投手は期待の1年目の投手のようですが、トヨタ自動車に捕まりました。こういう経験を活かしたいですね。
トヨタはさすが都市対抗本戦で優勝したチームだな、と感じる強さでした。日本選手権までまだ1ヵ月以上ありますが、いい状態で迎えられるように、準備を頑張ってほしいです。

ピックアップ選手

日本製鉄鹿島 生田目 忍 外野手(水戸工-星槎道都大 4年目)

4番レフトで出場し、松本投手から2本のヒットはいずれも2ベース。先頭バッターでのもので得点につながらなかったのは残念ですが、素晴らしい打撃でした。

日本製鉄鹿島 山口 直哉 投手(済美-京産大 1年目)

この日は要所で長打を浴びて、5回5失点という内容でした。コントロールで苦しんだ印象。元々は大学時代も注目されていたようで、来年に向けて、投球の質を上げていってほしいですね。

トヨタ自動車 松本 健吾 投手(東海大菅生-亜細亜大 2年目)

8回まで投げて4安打2四球で無失点。5奪三振。MAX147kmでアベレージも143kmくらいで安定。140kmくらい出ていたカットボールが素晴らしかった。これまで自分が見た中では一番のピッチング。スカウトさんにもアピールできたのでは、と感じます。飛ばしていたのか6回から球威が落ちたのは気になりますが、これは仕方ないかな。

トヨタ自動車 佐藤 勇基 内野手(中京大中京-法政大 3年目)

2回にものの見事な2ランホームランを放ちました。守備でも好守備を見せて、さすがというところを見せてくれました。

トヨタ自動車 樺澤 健 内野手(前橋商-東農大 12年目)

5番1塁で出場。2本のヒットがいずれもタイムリーで、勝負強さが光りました。ベテランですが元気ですね。

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