GTRニッセイ-イスコジャパン 観戦記(2023年新春選抜リーグ戦)

1月8日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、GTRニッセイ-イスコジャパンの観戦記です。
自分にとっては新年初観戦。熱田で行われる新春選抜リーグは初の体験でした。
暖かい1日で良かったです。

GTRニッセイ
101000005|7 H9 E2
20303000X|8 H6 E0
イスコジャパン

GTRニッセイ
中島(15)、辻(18)-森
イスコジャパン
伊藤(20)、宮間(17)、川口(16)-長嶋

投手成績
GTRニッセイ
中島青馬(県岐阜商-東北福祉大 22歳) 4回2/3 被安打6 四死球3 三振2 失点8(自責点7)

辻寛人 3回1/3 被安打0 四球0 三振2 失点0

イスコジャパン
伊藤翔平 7回 被安打5 死球1 三振3 失点2
宮間竜希(千葉学芸-名古屋学院大 23歳) 1回2/3 48球 被安打3 四死球4 三振2 失点5

川口彪雅(寒川-岐阜協立大 24歳) 1/3 9球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
GTRニッセイ
6荒木(1) 7田中(3) 3倉地(7) 9高木(13) 5大平(10) 4前田(12)→R鈴木(6)→4 2森(27) D広瀬(8) 8原田(9)→H廣田(2)→8
イスコジャパン
7吉田(3) 9徳浪(8) 4平(6) 2長嶋(22) 6村田(1) 8野口(7)→H山崎(9)→8新垣(4) 3近藤(10) D古川(25)→H小川(5) 5尾野(2)

(試合経過)
1回裏の途中からの観戦となりました。1回表にGTRニッセイが先制。
1回裏、2死2,3塁から5番村田が2点タイムリー。イスコジャパンが逆転。2-1
3回表、1死3塁から2番田中の叩きで1点を取り、2-2の同点に。
3回裏、1死2塁から3番平がタイムリー2ベース。4番長嶋が2ランホームラン。イスコジャパンがすぐに勝ち越し。5-2
5回裏、2死満塁からワイルドピッチで1点。2死2,3塁から7番近藤が2点タイムリー2べース。ここでピッチャー交代、辻。8-2
8回表、ピッチャー交代、宮間。
9回表、1死満塁から6番鈴木のレフト線の当たりをレフトが飛び込むも取れず、記録は3点タイムリー2ベース。7番森がエンタイトルタイムリー2ベース。2死満塁でピッチャー交代、川口。2番田中のセンターへ抜けそうな当たりをセカンドが止めてシングルに。タイムリーとなり1点。3番倉地が倒れ試合終了。
イスコジャパンが辛くも逃げきりました。

総評

9回表、1死満塁からの鈴木選手の当たり、レフト線きわどく、自分の位置から(3塁側)からはファールに見えました。ただ、判定はフェアで3点タイムリー2ベースに。イスコジャパン側は抗議するも判定は変わらず。この時点で6点リードがあって、3点入ってもまだ3点差。
ただ、これが勝敗に影響しなければいいな、と思ったら最後は1点差までいって、2死満塁。審判が一番肝を冷やしたかもしれません。
GTRニッセイは2年目の中島投手が誤算。ランナーを置いたところで踏ん張り切れませんでした。
ただ、2番手の辻投手はパーフェクトの好投。最後に反撃を見せたことも次につながりそうですね。
ルーキーの鈴木選手に最初の打席でヒットが出たのも良かったですよね。
イスコジャパンは先発の伊藤投手が好投。若い投手陣の中心で活躍してほしい存在。この日の好投は自信になりそう。
4番捕手の長嶋選手の2ランホームランが試合の上では大きかったですね。
最後はバタバタしましたが・・・。9回表、2死満塁からのセカンド平選手が抜けたら同点というところで横っ飛びで止めて内野安打にしたプレーは隠れたファインプレーでした。
昨年2位のGTRニッセイが開幕でつまずく形に。リーグ戦が混沌としそうです。

ピックアップ選手

GTRニッセイ 辻 寛人 投手(育英-亜細亜大 23歳)

5回の大量ビハインドから登板しましたが、そこからパーフェクトピッチング。左で勢いのある球を投げて試合を落ち着かせました。大事な試合を任せられる投手になっていってほしいですね。

GTRニッセイ 森 祐輔 捕手(東邦-愛知東邦大-ジェイプロジェクト 28歳)

7番捕手で出場。2安打とマルチで9回には反撃のタイムリー2ベースも。打撃の感じがチームで一番良かった印象です。リード面では中島投手のリードで苦労しました。

GTRニッセイ 鈴木 健太 内野手(東邦-愛知学院大 22歳)

代走から出場。最初の打席でタイムリー2ベースを放ちました。微妙な判定でしたが、ヒットはヒット。いいスタートを切れたことを今後に活かしていってほしいですね。

イスコジャパン 伊藤 翔平 投手(大垣日大-岐阜聖徳学園大 23歳)

先発して7回を2失点。しっかりと試合を作りました。4回以降はヒット1本。危なげない投球でした。今年はエースとしてチームを勝ちに導く投球を期待したいですね。

イスコジャパン 長嶋 萠 捕手(静清-同朋大 26歳)

4番捕手で出場。打てる捕手として3回には2ランホームランを放ちました。

イスコジャパン 平 秀匡 内野手(中京-拓殖大 24歳)

3番セカンドで出場し、3回にはタイムリー2ベースを放ちました。そして最後の9回には隠れたファインプレーでチームを救いました。

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