中部学院大-岐阜聖徳学園大 2回戦 観戦記(2022年春季岐阜大学リーグ)

5月2日にKYBスタジアムで行われた第2試合、中部学院大-岐阜聖徳大の2回戦の観戦記です。
中部学院大がここまで2敗、岐阜聖徳大が3敗。負けると優勝が厳しくなるサバイバル戦でした。

中部学院大
210100010|5 H8 E2
10016000X|8 H10 E0
岐阜聖徳大

中部学院大
瀬田(14)、北田(20)、影山(34)、塚田(15)-北
岐阜聖徳大
有賀(13)、橋本(21)、伊藤(22)-反頭

投手成績
中部学院大
瀬田竜雅(和歌山東 4年) 4回1/3 83球 被安打5 四球2 三振4 失点5(自責点4)

北田智郎(正智深谷 2年) 2/3 19球 被安打4 四球1 三振1 失点3(自責点1)

影山雄貴(鶴岡東 3年) 1/3 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0

塚田純平 2回2/3 35球 被安打0 四球1 三振4 失点0

岐阜聖徳大
有賀達彦 6回 111球 被安打6 四球2 三振3 失点4
橋本達也(飛騨高山 4年) 2回 29球 被安打2 四球1 三振1 失点1

伊藤貴人(浜松湖北 2年) 1回 13球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
中部学院大
4山崎(10) 6合屋(6)→H宮崎(25) 9三塚(1) 3宮坂(3) 5森(8) 2北(2) D桂(13) 7北野(24)→H早崎(44)→7 8永井(7)→H山中(9)
岐阜聖徳大
7長岡(1) 5原田(5)→H内田(4)→5 8横井(8) 3牧内(3) 2反頭(10) D前田(28)→H池田(23) 6山本(6) 4三浦(7) 9佐藤(2)

(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番宮坂の2ゴロの間に1点。2死3塁から5番森のタイムリー2ベース。中部学院大が2点先制。
1回裏、1死3塁から3番横井の3ゴロの間に1点。2-1
2回表、2死満塁からワイルドピッチで1点。3-1
4回表、1死2塁から9番永井がタイムリー。4-1
4回裏、1死1,2塁から5番反頭がタイムリー。4-2
5回裏、1死満塁でピッチャー交代、北田。3番横井の押し出し四球。2死満塁から5番反頭の2点タイムリーで逆転。代打池田がタイムリー。2死1,2塁から7番山本選手の内野安打に送球が逸れている間に2塁ランナーが生還。2死1,3塁から8番三浦がタイムリー。打者11人で6点取って岐阜聖徳大が逆転。8-4
6回裏、1死1塁でピッチャー交代、塚田。
8回表、1死から4番宮坂がライナーでレフトスタンドに飛び込むソロホームラン。8-5
岐阜聖徳大が逆転勝ちを収め、このカード連勝としました。

総評

序盤は中部学院大が得点を重ねリード。ただ、岐阜聖徳大もすぐに反撃を見せて、一方的な流れという感じはなく中盤へ。
5回表を三者凡退で有賀投手が斬るとその裏、9番佐藤選手の絶妙なバントヒットも絡んで1死満塁に。ここで中部学院大は北田投手をマウンドへ送るも、いきなり押し出し四球。2死後、岐阜聖徳大の反頭選手が逆転のタイムリーを放ち、そこから連打で一挙6点。この集中打はお見事でした。
代打の池田選手をこの場面送り、その起用に応える等、采配も光りました。
その後、7回からはエースの橋本投手を送る等、しっかりと勝てる流れを離さない采配。近藤監督も徐々に慣れてきているな、と感じました。マウンドに行くタイミングも良かったです。
中部学院大は5回の継投が上手くはまらず。そこまでは中部学院大ペースだったのですが・・・。ただ、中盤5回から7回が三者凡退。これで岐阜聖徳大の流れを止められなかった形になりましたね。
後、終盤は岐阜聖徳大にツキというか、判定も有利な場面が増えました。それも不運とも言えますが、点差があったので仕方ないかな、とも思いました。
塚田投手が素晴らしいピッチングでした。ちょっと負けているところはもったいなかったな、と感じるレベル。
どちらにしても、残念な判定が多い試合で、それが点につながってしまったのは厳しかったです。

ピックアップ選手

中部学院大 宮坂 愛斗 内野手(上田西 3年)

8回に弾丸ライナーでソロホームラン。初回の打点も含めて2打点。

中部学院大 塚田 純平 投手(上田西 4年)

MAX143㎞。まっすぐに切れがあって空振りの取れる球が光りました。小柄ですが球質がいいですね。

中部学院大 永井 翔 外野手(愛工大名電 4年)

9番センターで出場。2安打のマルチでタイムリー1本。いずれも盗塁を決めて足のあるところも見せました。

岐阜聖徳大 反頭 樹騎也 捕手(東邦 4年)

5番捕手で出場。4回に反撃のタイムリー。5回には逆転の2点タイムリー。これぞ主将という活躍でチームの勝利へ導きました。

岐阜聖徳大 有賀 達彦 投手(東海大諏訪 2年)

初回は不運な判定からの2失点。その後もピンチはありましたが、最小失点で踏ん張って6回を4失点。試合を作って逆転勝利を呼び込みました。5回、6回の三者凡退斬りがお見事でした。

岐阜聖徳大 長岡 真男 外野手(中越 4年)

1番レフトで出場。3安打、1四球、1犠打と全打席で活躍。何気に5回裏に無死1,2塁からの犠打を一発で決めたのが大きかったですね。

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