東海学院大-岐阜聖徳学園大 2回戦 観戦記(2023年秋季岐阜大学リーグ)

8月28日にKYBスタジアムで行われた第2試合、東海学院大-岐阜聖徳学園大の2回戦の観戦記です。
岐阜聖徳学園大の先勝で行われた2回戦。終盤までもつれる接戦となりました。

東海学院大
010100000|2 H5 E1
020000001|3 H5 E1
岐阜聖徳学園大

東海学院大
北嶋(16)、北村(18)-浅野、橋本
岐阜聖徳学園大
渡邊光(21)、林(17)-実山

投手成績
東海学院大
北嶋竜成 7回 112球 被安打4 四球4 三振8 失点2
北村凌晟 1回0/3 26球 被安打1 四球1 三振0 失点1

岐阜聖徳学園大
渡邊光 7回 101球 被安打5 四球1 三振3 失点2(自責点1)
林晴真(大垣日大3年) 2回 33球 被安打0 四死球3 三振2 失点0

(出場選手)
東海学院大
3小山(1) 4吉川(7) 5来田(10) 7勝野(25) 2浅野(8)→R横井(4)→2橋本(37) 9中津(5) D中村(35) 8向井(9) 6水口(3)→H近藤(6)→6山田(23)
岐阜聖徳学園大
7佐藤(2) 6横尾(6) 8横井(10) 9前田(8) D矢岸(3) 5内田(4) 4新谷(5) 3結城(16)→3藤村(9)→R松田(40) 2実山(7)→H金森(14)

(試合経過)
2回表、1死1塁から6番中津がタイムリー2ベース。東海学院大が先制。1-0
2回裏、1死から5番矢岸が同点ホームラン。更に1死3塁から7番新谷がタイムリー。岐阜聖徳学園大が逆転。2-1
4回表、2死3塁からタイムリーエラーで1点。2-2の同点。
8回表、ピッチャー交代、林。
8回裏、ピッチャー交代、北村。
9回裏、先頭の藤村が3ベース。ここで代走に松田。代打金森。金森は粘って9球目にボテボテの1塁ゴロ。3塁ランナーが突っ込みセーフとなりサヨナラ。岐阜聖徳学園大がサヨナラ勝ちをおさめました。

短評

ロースコアの接戦となりました。
序盤は点を取りあったのですが・・・。5回以降は試合が膠着。7回、8回はお互いにチャンスを作ったもののあと1本が出ず。
9回表も四死球でチャンスを作ったものの0。9回裏は先頭の藤村選手が3ベースを放ち、次打者の金森選手のボテボテで返ってきました。松田選手の素晴らしい脚が活きた形。無死3塁だとスタートを切らない場面でしたが、ボテボテだったのでスタートを切ってホームセーフに。足のスペシャリストとして戦力になっていってほしいですね。
岐阜聖徳学園大は渡邊光投手、林投手ともこれまであまり投げていない投手を起用して競り勝ちました。伊藤投手がベンチにも入っていませんでしたが、それで連勝出来たのは大きいですね。こういう試合を取れたのが大きい。
東海学院大も1年生の北嶋投手が先発。130km台ながら切れのいいまっすぐで押して、7回を2失点の好投。今後に活きてきそうです。
終盤押していただけにあと1本が出ていれば、というところ。次戦につなげたいですね。

ピックアップ選手

東海学院大 北嶋 竜成 投手(金津 1年)

1年生ながら先発に抜擢。荒れ気味ながらもそれを活かしてまっすぐで押す投球。中盤から変化球も使って上手く打ち取りました。130km中盤ながら質のいいまっすぐを投げます。

東海学院大 中津 光人 外野手(向陽台 4年)

6番ライトで出場。2回に先制となるタイムリー2ベースを放つ。9回には無死1塁で確実に送りバントを決めて貢献。

東海学院大 北村 凌晟 投手(春日井西 4年)

8回からリリーフでマウンドへ。これまで見た中で一番良かった印象です。140km前半のスピードをコンスタントに投げて、かなり押していました。

岐阜聖徳学園大 新谷 渉斗 内野手(東邦 3年)

7番セカンドで出場。2安打のマルチで2回にはタイムリー。4回には3ベースでチャンスメイクをしていました。守備位置がかなり深いのも特徴的。好守も見せていました。

岐阜聖徳学園大 渡邊 光 投手(駿河総合 4年)

リーグ戦初先発とのこと。落ち着いた投球で上手く動くボールを活かしてゴロアウトを多く取っていました。失点のイニングも最少でしのいだのが大きいですね。

岐阜聖徳学園大 矢岸 淳 内野手(御殿場西 4年)

5番DHで出場。2回に同点となるソロホームランを放ちました。この日は1番から4番がノーヒットでしたが、5番にこういう打者がいると相手に脅威になりますね。

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