近藤産興-小林クリエイト 観戦記(2023年新春選抜リーグ戦)

1月19日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第3試合、近藤産興-小林クリエイトの観戦記です。
小林クリエイトは首位タイで迎えた1戦。取りこぼしが出来ない中で最下位の近藤産興とどういう試合をするか、注目して観戦しました。

近藤産興
000000000|0 H1 E2
00002000X|2 H3 E1
小林クリエイト

近藤産興
鬼頭(16)、可知(18)-松崎
小林クリエイト
小森(19)-宮城

投手成績
近藤産興
鬼頭修平 8回 96球 被安打3 四球4 三振1 失点2(自責点0)
可知洸(岡崎城西-日福大33歳) 1回 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0

小林クリエイト
小森誠 9回 97球 被安打1 四球2 三振2 失点0

(出場選手)
近藤産興
3前田(4) 6加藤(10) 8上戸(1) 7神谷(5) 9日比野(33) 2松前(55) D平田(9) 4余合(6) 5森口(0)
小林クリエイト
9宮野(8) 2宮城(10) 4都筑(0) 8浜崎(9) 3杉本(25) 7川西(4) 5近藤(6) D奥田(27) 6葛西(1)

(試合経過)
5回裏、2死1,2塁から9番葛西の3ゴロを逸らしタイムリーエラー。更に2死1,2塁から1番宮野がタイムリー。小林クリエイトが2点を先制。2-0
8回裏、ピッチャー交代、可知。
小林クリエイトが勝って首位キープとなりました。

総評

試合としては小林クリエイトがなかなかランナーを出せず、どうしても勝ちたいチームとしては嫌な展開。ただ、近藤産興も淡泊な打線が続き、5回表に先頭が四球で出るも、次の打者が強行でゲッツー。そしてその次にヒットが出るという、ちぐはぐに感じる攻撃となってしまいます。
そうなると試合は小林クリエイトに傾き、5回裏、先頭エラーから、バスターエンドランがサード森口選手のファインプレーでゲッツー。しかしそこから四球2つでランナーが溜まって、サードゴロを逸らしてタイムリーエラー。そして1番の宮野選手にタイムリーが出て試合は決まった感じになってしまいました。
近藤産興は泥沼の7連敗。負ける流れに自ら持っていってしまっているんですよね。何とか全敗は避けたいところですが・・・。
鬼頭投手が7回2失点と試合を作ったことは今後に向けての収穫。ただ1安打ではどうしようもないですね。打線の奮起を期待したいところですが・・・。
小林クリエイトは小森投手が完封。残り3試合も強いチームとの対戦が残っているだけに、こういう投手が投げ切ってくれるのは大きいですよね。軟式でこれまでで一番の投球だったように思います。
嫌な流れの試合を勝ったのは今後に向けて大きいですね。残り3試合。優勝に向けて勝っていけるか注目です。

ピックアップ選手

近藤産興 鬼頭 修平 投手(至学館-至学館大 22歳)

先発して7回を2失点。自責点は0。試合を作りました。ただ、5回の失点は自らのエラー、そして四球が絡んでいます。そういう意味では0でしのぎたかった。
優勝を狙うチーム相手に好投したことは今後に自信にしていってほしいですね。

近藤産興 平田 龍馬 外野手(飛龍-愛知東邦大 22歳)

5回に唯一のヒットを痛烈な打球で放つ。その直前のゲッツーが・・・、と思いますが、これはタラレバですね。

小林クリエイト 小森 誠 投手(東邦-中部大-ジェイプロジェクト 30歳)

初回は22球と球数を擁しましたが、2回以降テンポが良くなり、5回に許した1安打で抑えて完封。ジェイプロジェクトでも抑えで活躍した投手ですが、軟式転向後にこれだけ好投したのは初めて見ました。
100球未満で完封もお見事。残りの試合に向けて、チームを助ける完投でした。

小林クリエイト 宮野 勇世 外野手(津田学園-関東学院大 22歳)

1番ライトで出場。5回に貴重なタイムリーを放ち、試合の大勢を決めた形に。1点だと試合は分からないですからね。

小林クリエイト 奥田 秀 捕手(福井工大福井-日福大 22歳)

8番DHで出場。3回にチーム初ヒットをフェンス直撃で放つも、クッションが良すぎてセカンドでアウトに。5回は四球でつないで得点につなげました。打撃は好調ですね。

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