JR東海-トヨタ自動車 OP戦 感想(2023年10月31日)

10月31日にトヨタスポーツセンターで行われたOP戦、JR東海-トヨタ自動車の感想です。

JR東海
000000000|0 H4 E1
10000100X|2 H5 E0
トヨタ自動車

JR東海
辻井(5 2/3)、林山(0/3)、柳橋(2 1/3)-牛場
トヨタ自動車
嘉陽(3)、増居(3)、細川(1)、渕上(2)-高祖、福井
※()はイニング数

JR東海
林山太洲(創成館-近畿大 3年目)

トヨタ自動車
嘉陽宗一郎(松山聖陵-亜細亜大 6年目)

渕上佳輝(堀越-星槎道都大 4年目)

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番多木の犠牲フライ。トヨタ自動車が先制。1-0
6回裏、2死2塁から5番多木がタイムリー。2-0
トヨタ自動車が勝ちました。

短評

JR東海は辻井投手が先発。初回に1点を失ったのですが、出たランナーがエラー、ボテボテの内野安打×2での満塁だったので不運な失点。動くボールで打ち取っていて、ゾーンを広く使う投球が出来ていました。
柳橋投手はMAX146kmをマーク。まっすぐで押してトヨタ打線を抑えていたので、いい状態で本番を迎えられそうです。
打線は4安打。なかなかチャンスが作れない流れでした。好投手に当たればこれは仕方ない。何とか少ないチャンスを活かせるように状態を上げていきたいですね。
トヨタ自動車はある程度本番を見据えてのスタメン、投手も登板がありそうな投手でのリレーでした。チャンスは実質2イニングだけ。それを確実に活かしたのはお見事。両方とも打点は多木選手さすがの一言です。
増居投手が142kmをマークするなど、球威が上がってきている印象です。戦力として日本選手権でも登板がありそうです。

ピックアップ選手

JR東海 辻井 亮汰 投手(市尼崎-中京大 2年目)

先発して5回まで、ボテボテの内野安打2本に抑えました。自責点は0。やや荒れ球傾向でしたが、それがかえって打ちにくくしていた印象です。武器を活かす投球を心掛けたいですね。

JR東海 柳橋 巧人 投手(金沢西-龍谷大 2年目)

6回の途中からマウンドへ。ほぼまっすぐ一本でそのイニング、次のイニングを投げていました。MAXは146km。これに変化球を使って三振を取れるようにしたいですね。

JR東海 上神 雄三 内野手(佐久長聖-関西大 1年目)

4番1塁で出場。1年目で今年途中から4番を任されています。嘉陽投手からヒット1本。スイングの鋭さはさすがです。

トヨタ自動車 多木 裕史 外野手(坂出-法政大 11年目)

5番ライトで出場。勝負強さを発揮し、初回に犠牲フライ。6回には2死2塁からタイムリー。チームの全打点を叩き出しました。

トヨタ自動車 逢澤 峻介 外野手(関西-明治大 5年目)

4番センターで出場。6回に2死から2ベースを放ちチャンスメイク。

トヨタ自動車 増居 翔太 投手(彦根東-慶応大 1年目)

4回からマウンドに上がり、3イニングを1安打1四球で無失点。142kmをマークするなど、ボールの力強さは増している印象です。これなら来年候補になってくるかもですね。

トヨタ自動車 細川 拓哉 投手(明秀日立-東北福祉大 1年目)

7回にマウンドに上がり、1イニングを三者凡退。MAX146km。先日見た時よりボールが走っていました。

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