GTRニッセイ-ニデック 観戦記(2022年東海五県軟式野球愛知県大会)

3月4日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、GTRニッセイーニデックの観戦記です。
新春選抜リーグ戦で優勝争いを演じたチーム同士の対戦。やや意外な展開になりました。

GTRニッセイ
2000113|7 H11 E1
0000000|0 H2 E1
ニデック
(7回コールド)

GTRニッセイ
林(21)、加藤(11)-森
ニデック
堀田(11)、中西(20)-水谷

投手成績
GTRニッセイ
林冬樹 6回 75球 被安打2 死球1 三振2 失点0
加藤吉貴(瀬戸窯業-愛知学泉大) 1回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0

ニデック
堀田竜也 5回 69球 被安打6 死球1 三振2 失点3
中西俊晴(岐阜工-中部大) 2回 49球 被安打5 四球2 三振0 失点4

(出場選手)
GTRニッセイ
7清水(24) 5大平(1) 6松岡(17) 9高木(13) 4荒木(25) 3田中(3) 8廣田(2) 2森(27) 1林(21)
ニデック
9白石(24) 4泉(2) 6越智(10) 2水谷(23) 8山崎(8) 7寺嶋(3) 5高木(27) 3安細(30) 1堀田(11)→1中西(20)

(試合経過)
1回表、1死1塁から3番松岡が2ランホームラン。GTRニッセイが2点先制。
5回表、先頭の8番森が打った瞬間のソロホームラン。3-0
6回表、1死満塁から7番廣田がエンドランで叩きを決めて1点。4-0
7回表、1死2,3塁から3番松岡が2点タイムリー2ベース。4番高木がフェンス直撃のタイムリー。7-0とコールド圏内に。
7回裏に加藤が3人で抑えてGTRニッセイが快勝。準決勝に駒を進めました。

総評

GTRニッセイが快勝。
初回にいきなり松岡選手が2ラン。5回には森選手にソロホームランが飛び出しGTRニッセイが優位に。
ただ、その直後の5回表、1死3塁で叩きが内野フライになってゲッツーとなり、少し嫌な流れに。その裏、1死から6番寺嶋選手に2ベースが出てニデックに流れが行きかけましたが、ここで林投手が粘る高木選手を10球目で三振に斬って、後続も抑えて流れを相手に渡さず。
その次の回に追加点を取って試合を決定づけました。
林投手がベテランらしく、テンポのいい投球でニデック打線を抑えてさすがのピッチング。
ニデックは打線が振るわず。投手陣も要所で長打を浴び沈みました。

ピックアップ選手

GTRニッセイ 松岡 優斗 内野手(三重海星-中部大-永和商事ウイング 31歳)

先制2ランに7回にはダメ押しの2点タイムリー2ベースと4打点の大暴れ。3安打の固め打ちでした。

GTRニッセイ 林 冬樹 投手(星城-星城大-西濃運輸 35歳)

テンポのいい投球でニデック打線を寄せ付けず。嫌な流れの5回裏をしっかりと粘り勝ちしたのが大きかった。さすがの投球でした。
打者としても2安打。投手が入る軟式の試合ではこういう活躍も大きいですね。

GTRニッセイ 森 祐輔 捕手(東邦-愛知東邦大-ジェイプロジェクト 27歳)

5回の追加点となるソロホームランは試合の流れ的にも大きかった。外野は一歩も動かずの特大アーチ。
リードでもしっかりと抑えて7回を0点。攻守で光りました。

ニデック 白石 達之介 外野手(岐阜工-中部大 28歳)

1番ライトで出場。2ベースを1本。足がある好選手。

ニデック 堀田 竜也 投手(常葉菊川-専修大 26歳)

ボールそのものの走りは悪くなかったものの、ホームラン2本に沈んだ形に。速球派は得てしてこういうケースがありますよね。

ニデック 寺嶋 宗哉 外野手(関西-愛知大 30歳)

5回に切れそうで切れないしぶい2ベース。死球でも出塁しましたが、ホームには帰れず。

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