JR東海-王子 観戦記(JABA東海地区春季大会)
3月23日に岡崎球場で行われたJR東海-王子の観戦記です。
王子は今シーズン初めて見るので、どんなチームになっているか注目して観戦しました。
JR東海
000300100|4 H4 E2
001200002|5 H10 E1
王子
JR東海
宮本、増子、古田、若林-鎌倉
王子
中井、山梨、中野-横山、細川
投手成績
JR東海
宮本 3回 31球 被安打3 四球0 三振0 失点1
増子 2回 48球 被安打4 四球0 三振1 失点2(自責点1)
古田 2回 41球 被安打1 四球1 三振2 失点0
若林 1回1/3 被安打2 四球1 三振1 失点2
王子
中井 5回 82球 被安打2 四死球5 三振1 失点3
山梨 2回 35球 被安打2 四球0 三振1 失点1(自責点0)
中野 2回 28球 被安打0 四球1 三振1 失点0
(出場選手)
JR東海
6竹村 8吉田隼 7武上 3伊藤 D中田→H池田 9藤井 5布施 4吉田有 2鎌倉
王子
4大杉 6西山 3吉岡 7神鳥 D秦→H船越 8西村 7宝島→5横川 9山ノ井→H賀部→9 2横山→R細川→2
(試合経過)
3回裏、先頭の宝島がソロホームラン。王子が先制。
4回表、無死1,2塁から4番伊藤が3ランホームラン。JR東海が逆転。3-1
4回裏、無死2塁から3番吉岡のタイムリー。更に2死1,2塁から7番宝島のタイムリー2ベース。3-3
7回表、1死3塁から1番竹村がタイムリー。JR東海が勝ち越し。4-3
9回裏、1死1塁から9番細川が逆転サヨナラ2ランホームラン。王子が勝ちました。
短評
ホームランが3本飛び出した試合は、途中から出場の細川捕手が劇的なサヨナラ2ランを放ち、準決勝進出を決めました。
王子は中野投手が終盤2イニングを好投し流れを呼び込んだ形に。宝島選手の活躍も光りました。
JR東海は伊藤選手に一発が飛び出したものの、ヒットは4本のみ。宮本投手、古田投手は持ち味を発揮した印象です。
鎌倉捕手が2つ盗塁を刺して強肩をアピールしました。
ピックアップ選手
JR東海 宮本 佳汰 投手(大阪桐蔭-東京国際大、2年目)
右のサイドハンドに近いスリークォーターからMAX146kmをマーク。思った以上に球威がありました。テンポよく投げて打たせて取る投球でチームの信頼を勝ち取っていきたいですね。
JR東海 伊藤 寛士 内野手(中京大中京-法政大、2年目)
3ランホームランはホームランバッターらしい高く上がった当たり。風の後押しもありましたが見事なホームランでした。4番として長打でアピールしていってほしいですね。
王子 中野 貴仁 投手(大分商-神奈川大、3年目)
終盤2イニングを1四球ノーヒットに抑えました。MAX144kmをマーク。王子の投手陣で中心になって行ってほしい存在ですね。
王子 宝島 史貴 内野手(東邦-愛知学院大、4年目)
先制のソロホームランにタイムリー2ベースと2打点。しっかりとバットを振って長打も打てる打者。下位にいると怖いバッターです。
王子 細川 勝平 捕手(愛知商-中部大、6年目)
終盤8回からマスクを被り、9回に試合を決める逆転2ランホームラン。正捕手は自分だと言わんばかりの活躍でした。