静岡大-浜松ケイスポーツ観戦記(2021年静岡県知事杯社会人大学野球対抗戦)

8月7日に浜松球場で行われた静岡県知事杯社会人大学野球対抗戦の第2試合、静岡大-浜松ケイスポーツの観戦記です。
ヤマハの待つ準決勝に進むのはどちらか。静岡大の戦いに注目して観戦しました。

静岡大
102001102|7 H16 E0
000000000|0 H3 E1
浜松ケイスポーツ

静岡大
古川、藤原、吉田-竹田、西林
浜松ケイスポーツ
原木、黒沢、辻、松本大、小松-山本聖

投手成績
静岡大
古川陽都(18) 6回 88球 被安打3 四球3 三振4 失点0

藤原大誠(13) 2回 23球 被安打0 四球1 三振0 失点0

吉田哉太(11) 1回 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

浜松ケイスポーツ
原木大介(12) 3回 47球 被安打5 四死球2 三振2 失点3

黒澤寛太(16) 1回2/3 26球 被安打2 四球2 三振0 失点0

辻倫史(14) 1/3 4球 被安打0 四球0 三振1 失点0

松本大輝(15) 3回 71球 被安打7 四球1 三振2 失点2

小松蓮(10) 1回 23球 被安打2 四球1 三振1 失点2

(出場選手)
静岡大
9出口(7) 3吉川(27) 4佐藤(22)→5宇野 8木川(5) D速水(24)→R大島(14)→H番匠(26) 6原田(6) 7内田(33)→東條(4)→7永井 2竹田(2)→R西林(1)→2 5荒井(23)→4
浜松ケイスポーツ
6平谷(5)→4大和(6) 2山本聖(7) 8水谷(1)→8石原(22) 5山口(2) D山下(41) 9寺澤(25) 7前田(27) 3永井(1) 4高林(3)→6

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番木川がタイムリー2ベース。静岡大が先制。1-0
2回裏、1死2,3塁で8番永井がショートライナーで2塁ランナーが戻れずゲッツー。チャンスを逃す。
3回表、1死1,3塁から4番木川が犠牲フライ。更に2死1,2塁から6番原田がタイムリー。3-0
5回表、2死1,2塁でピッチャー交代、辻。
6回表、無死3塁から9番荒井がタイムリー。4-0
7回表、1死満塁から1番出口の犠牲フライ。5-0
9回表、無死1塁から8番西林のタイムリー3ベース。1死3塁から1番出口のタイムリー2ベース。7-0
静岡大が快勝。

短評

静岡大が16安打を放ち、浜松ケイスポーツの投手陣から良くヒットを打ちました。鋭い打撃が目立ち、追い込まれてからもしっかりとスイングが出来ているところが素晴らしかった。
ただ、もう少し点が取れても良かった場面も多かったですが、浜松ケイスポーツの投手陣が何とか踏ん張ったのを褒めるべきかな。7回表には抜けていればコールドの点差まで行ったかもしれない当たりを浜松ケイスポーツの永井選手の好プレーで防いだ場面もありました。
静岡大は3投手で完封リレー。Wエース(石田投手、井手投手)が話題になりますが、他のピッチャーも力を付けているのが良くわかります。
浜松ケイスポーツは先週の1次予選敗退もあって、ややモチベーションが落ちていたかな?ちょっと予想以上に完敗になってしまいました。
静岡大は次はヤマハと。どこまで企業チームに迫れるか。秋に向けても貴重な試合になりそうですね。楽しみです。

ピックアップ選手

静岡大 佐藤 啓介 内野手(中京大中京 2年)

3安打1四球の活躍。盗塁を決める等スピードもあり、センスの高さを感じる選手。この先の成長も楽しみ。

静岡大 速水 龍太 投手(加納 3年)

投手登録なのですが、DHで登場し3打数3安打。しっかりと振り切る打撃がお見事。

静岡大 古川 陽都 投手(美濃加茂 2年)

先発で6回を3安打3四球で無失点。ランナーは出すものの粘りのピッチングでした。130km半ばくらいのまっすぐと変化球で上手く打たせて取る投球。三振が見逃しだったのも特徴ですね。

浜松ケイスポーツ 水谷 勇貴 外野手(浜名-静産大 2年目)

最初の打席でヒット。その後すぐに交代。打撃は見事でした。

浜松ケイスポーツ 石原 大地 外野手(新田-常葉大 3年目)

水谷選手の後を受けて登場し、1安打を記録しました。

浜松ケイスポーツ 辻 倫史 投手(興国-八戸大 12年目)

5回に2死1,2塁。厳しい場面で登場し、しっかりと三振で抑えました。ベテランの上手さを見せた投球でした。

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