矢場とんブースターズ-Jグループ 観戦記(2020年都市対抗1次愛知予選)

8月15日にJR東海Gで行われた矢場とんブースターズ-Jグループの観戦記です。
クラブチームの中では力のある両チームの対戦。好ゲームとなりました。

矢場とん
020000000|2 H7 E2
00300110X|5 H9 E1
Jグループ

矢場とん
原井、大浦、西浦、岩本-名越、吉中
Jグループ
国廣-松本

投手成績
原井 4回 67球 被安打5 四球2 三振6 失点3
大浦 2回 21球 被安打2 四球0 三振1 失点1
西浦 1回 15球 被安打2 四球0 三振1 失点0
岩本 1回 20球 被安打0 四球1 三振1 失点0
Jグループ
国廣 9回 110球 被安打7 死球4 三振3 失点2

(出場選手)
矢場とん
4西→4松原 8藤井 7花田 D西村→H勝嵜 5山本 6鳥居→H伊塚 3山岡 9福尾 2名越→H菊地→2吉中→H中山
Jグループ
6橋本 7エドポロ 5田村 D高木 8有野 9鈴木 3鎌田 2松本 4岡本

(試合経過)
2回表、1死2,3塁から7番山岡のタイムリーとエラーが重なり矢場とんが2点先制。
3回裏、1死3塁から1番橋本がタイムリー。更に2死満塁から5番有野が2点タイムリー。Jグループが逆転、3-2。
6回裏、1死1,3塁から1番橋本の犠牲フライ。4-2
7回表、2死2塁から5番有野のタイムリー3ベース。5-2

Jグループが勝ちました。

矢場とんとしては、まずツキが無かった。いい当たりが正面を突いたり伸びすぎて外野のグラブに収まったり・・・。それもJグループの先発の国廣投手の術中にはまった、とも言えますが。
とにかくフライアウトが多かった。タイミングが合わない選手が多い。

そして唯一捉えていた1番の西選手(2打数2安打1死球)が6回の守備から松原選手に交代。そしてその後チャンスで回ってくる流れ。打っていた1番打者を何もなく代えるとは想像しずらいので、熱中症などのアクシデントがあったと予想されます。

そして投手陣が思い切りのいいJグループの打撃に捕まった。いっそまっすぐしか待っていない感じの対応をするJグループ打線が、追い込まれてからも割り切ったスイングで捉えてタイムリーにする展開。

これらの要素でJグループが優位にしていった試合でした。

ただ、何と言っても立役者は国廣投手。死球は4つ与えたものの四球は0。気迫の完投はお見事でした。

ピックアップ選手

矢場とんブースターズ 原井 康成 投手(生駒高校-佛教大、2年目)

172㎝と上背はそんなに無いものの球威のあるまっすぐはかなりのレベル。この日は追い込んでからのまっすぐを打たれるケースが多く、開き直った打撃に捕まった形になりました。

矢場とんブースターズ 西 誠也 外野手(関商工-福井工大、5年目)

1番セカンドとして出場し、2打数2安打1死球と全打席出塁。唯一国廣投手に合っている打撃を見せていました。それだけに途中交代がもったいないというか・・・。アクシデントだったとしたら残念です。

Jグループ 国廣 涼太 投手(北筑高-東海大九州キャンパス、3年目)

右のアンダーハンド。アンダーハンドでテンポよく来られるとなかなか打てないという典型の試合を作り出しました。気迫の完投。翌日の試合に流れを作りました。

Jグループ 有野 直樹 外野手(藤枝明誠-追手門学院大、1年目)

右投げ右打ちの外野手。この日は2安打がいずれもタイムリーで3打点。逆転の2点タイムリーにダメ押しのタイムリー3ベースと打のヒーローでした。しっかりと外野までフライを飛ばす打球が特徴。

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