愛産大三河-享栄 観戦記(2019年愛知1年生大会)

11月10日に一宮球場で行われた1年生大会2回戦の第2試合、愛産大三河-享栄の観戦記です。

1年生チームは初めて見る同士。どういう選手がいるか注意しながら観戦しました。

愛産大三河
000100001|2 H6 E1
00210100X|4 H14 E0
享栄

愛産大三河
石原、杉山-山田泰
享栄
菊田、濱田-水上

投手成績
愛産大三河
石原(1) 6回 125球 被安打11 四球2 三振2 失点4(自責点2)
杉山(9) 2回 17球 被安打3 四球0 三振0 失点0

享栄
菊田(10) 8回 102球 被安打4 四死球2 三振4 失点1
濱田(12) 1回 18球 被安打2 四球0 三振0 失点1

石原投手は左のオーバーハンド。少しインステップのフォーム。まっすぐは目測で120kmくらい。スライダーでカウントを稼げるレベルでコントロールがいい。

杉山投手は左のオーバーハンド。力感のないフォームから投げてきます。まっすぐは目測で120km弱くらい。

菊田投手は右のオーバーハンド。序盤はちょっと抜け気味。徐々に落ち着く。まっすぐは目測で130km前半くらい。チェンジアップも良かった。

濱田投手は左のオーバーハンド。立派な体格。まっすぐは130kmくらい。

出場選手
愛産大三河
9杉山→1 4山村 1石原→8 8臼井→9 2山田泰 5松原 3樽野→3木林(14) 6渡邊 7廣瀬
享栄
4田村(14) 6白井 9彦坂 5瀬尾→5大石(4) 7堀尾 3真鍋 1菊田(10)→3 8佐久間→H肥田→8竹山 2水上

(試合経過)
3回裏、2死1、3塁から4番瀬尾の痛烈なショートゴロを取れず、記録タイムリーエラー。5番堀尾のセカンド後方のフライを取れずタイムリー。享栄が2点先制。
4回表、1死2、3塁から4番臼井のところでスクイズ成功。2-1
4回裏、1死1、3塁から1番田村の犠牲フライ。3-1
6回裏、1死満塁から2番白井が押し出し四球。4-1
9回表、2死1塁から5番山田泰のタイムリー2ベース。4-2
享栄がベスト4進出。

愛産大三河は大きなチャンスは4回表でしたが、ここで1死2,3塁で4番白井選手にスクイズを選択。結果は成功して1点は返しましたが・・・。表の攻撃で中軸ということを思えば、同点以上を狙ってほしかった。やっぱり勢いが出ないですよね・・・。

9回表に2死無走者から4番白井選手のヒット、5番山田泰選手のタイムリー2ベースで意地を見せたのは良かったと思います。

1番杉山選手がチーム唯一のマルチ。バットコントロールが良く、楽しみなバッターですね。

享栄は県大会から1年生でレギュラーを取っていた選手が多い。勝負となる学年になりそう。それだけに結果が欲しいところでしょうね。

4番の瀬尾選手以外は全員安打。瀬尾選手もタイムリーエラーという記録になった3回裏の当たりはヒットでもいい当たりでしたので、チームとして良く振れています。
もう少し点を取りたいところでしたが、相手の石原投手の粘りを褒めるべきかな。

2番の白井選手は動きも良く、打っても2安打でチャンスメイク。押し出しで打点もありました。いい選手で覚えておきたいですね。

菊田投手は県大会では4番。この日は投手ということで7番でしたが3安打とさすがのバッティング。投げても球威がまずまずありましたし、投手を分担して2日間を乗り切っているのはいいことです。

準決勝は星城と。どちらも力がありそうで、対戦が楽しみです。

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