知立東-愛産大三河 観戦記(2021年春季愛知県大会)

4月18日に豊田球場で行われた知立東-愛産大三河の観戦記です。
知立東は初めて見るので、どんな選手がいるか楽しみに観戦しました。

知立東
001110000|3 H11 E0
00006102X|9 H13 E1
愛産大三河

知立東
青山-岡部
愛産大三河
石原和-山田

投手成績
知立東
青山(1) 95球 被安打13 四死球4 三振1 失点9(自責点6)
愛産大三河
石原和(1) 9回 132球 被安打11 四球2 三振7 失点3

(出場選手)
知立東
8佐藤 4中野 2岡部 3溝口 7山崎 5那須川 6山本 1青山→H滝沢 9野々村
愛産大三河
9杉山 6金子 1石原和 5渡邊 2山田 4北原 3木林 7松原 8田中

(試合経過)
3回表、2死2塁から2番中野のタイムリー2ベース。知立東が先制。
4回表、無死1塁から5番山崎がタイムリー2ベース。2-0
5回表、2死2塁から3番岡部のタイムリー。3-0
5回裏、無死1,3塁から9番田中のタイムリー。1番杉山のタイムリー。1死満塁から4番渡邊のスクイズをピッチャーがホームに投げるも悪送球で2者生還。逆転。2死2,3塁から6番北原の2点タイムリー。打者一巡の猛攻で6点を上げ逆転に成功。6-3
6回裏、1死2,3塁から2番金子の2ゴロの間に1点。7-3
8回裏、1死2塁から1番杉山、2番金子の連続タイムリー2ベース。9-3
愛産大三河が勝ちました。

(総評)

知立東が序盤はペースを握り、3回に中野選手のタイムリー2ベースで先制すると、4回、5回とタイムリーを放ち3点をリード。優位に試合を進めたのですが、5回裏に愛産大三河が青山投手を捉えて2点返し、スクイズで相手のミスが出て逆転。その後も得点を重ねて快勝しました。
知立東は打線が活発で、石原投手から自力で3点取ったのは自信になりますね。あと、8回裏、あと1点でコールドというところを踏ん張ったのも経験としては大きい。
知立東のクリーンアップはかなり打撃が良かった。夏に向けて自信になりそうな試合ですね。
愛産大三河は劣勢でしたが、しっかりと集中打で跳ね返すあたりはさすが。9番田中選手の俊足が光り、楽しみになる選手でした。

ピックアップ選手

知立東 岡部 歩輝 捕手(3年)

3番捕手で出場。セカスロで2.02秒も記録するなど、肩の強さを披露。打つ方でも5回に貴重なタイムリーを放ちました。

知立東 溝口 景大 内野手(3年)

第1、第2打席で連続ヒットで出塁。身体が大きくしっかりとスイングできるところが魅力ですね。左投げ左打ち。

知立東 山崎 立翔 外野手(2年)

5番レフトで出場。背番号12ということは捕手が本職かな、と思いますが、打撃で2安打。4回のタイムリー2ベースは逆方向ですがしっかりと右中間へ伸びました。2年生ですし秋以降も注目したい選手。

愛産大三河 田中 健太 外野手(2年)

4打数4安打と素晴らしい活躍。何より第3打席でバントヒットの際の3.75秒の1塁駆け抜けのスピードがすごかった。2ベースでの1塁通過も4.08秒ですからかなり速い。スピードだけでも注目選手レベルですね。右打ちでこのタイムというのが圧巻です。

愛産大三河 石原 和馬 投手(3年)

球速は120km後半でした。知立東打線に結構捉えられて、5回までに3点を失う苦しいピッチング。ただ、逆転してもらって、6回表に1死1塁から上手い牽制でアウトにしてから大分落ち着いた印象。次戦はいかに粘り強く投げるかがカギになりますね。

愛産大三河 杉山 諒 外野手(3年)

1番ライトで出場し、3安打。2打点と勝負強さも披露。広角に打てるのもいいですね。

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