静岡大-東海大海洋学部 観戦記(2021年秋季静岡大学リーグ)

10月9日に庵原球場で行われた静岡大-東海大海洋学部の観戦記です。
首位を快走する静岡大。ドラフト候補の2投手(井手、石田)の登板に注目して観戦しました。

静岡大
202500000|9 H9 E4
001100100|3 H6 E1
東海大海洋学部

静岡大
井手(25)、古川(18)、小林(19)、荻野(16)、石田(20)-西林、安竹、竹田耕
東海大海洋学部
翠尾(11)、渡邊勇(15)、宮原(19)、佐藤(16)、藤森(14)、田久保(17)-高橋考、塩川、高久

投手成績
静岡大
井手駿 3回 48球 被安打1 四球1 三振3 失点1
古川陽都(美濃加茂2年) 1回 27球 被安打3 四球1 三振2 失点1

小林凌雅(柏崎2年) 1回 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0

荻野舜介(西湘2年) 1回 15球 被安打0 死球1 三振1 失点0

石田雄大(刈谷4年) 3回 53球 被安打2 四球0 三振3 失点1(自責点0)

東海大海洋学部
翠尾透(駒込4年) 3回 80球 被安打4 四球3 三振5 失点4

渡邊勇太(東海大静岡翔洋4年) 1/3 9球 被安打2 四球0 三振0 失点3(自責点0)

宮原駿介(静岡学園1年) 1/3 15球 被安打1 四死球3 三振1 失点2

佐藤真拓 1回 1/3 26球 被安打1 死球1 三振2 失点0
藤森飛雄(東海大甲府3年) 1回 13球 被安打1 四球0 三振2 失点0

田久保颯純 3回 57球 被安打0 四球3 三振1 失点0

(出場選手)
静岡大
9出口 2西林→2安竹→H竹田耕→2 4佐藤→3 8木川 D速水 3吉川→H岡→3竹田龍→5 7内田→H大島→7永井 5荒井→H番匠→5大木→4上田 6原田
東海大海洋学部
6渡邉悠→5→8 8山本→H小針→9 7望月 3清水 9中川→H筑紫→9海老澤→8→H前川→4 5兼子→4→5 D青木→H石井 2高橋考→2塩川→H織田→2高久 4高橋優→H横澤→6

(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番木川が犠牲フライ。2死3塁から5番速水がタイムリー。静岡大が2点先制。2-0
3回表、2死満塁からワイルドピッチで2者生還。4-0
3回裏、先頭の高橋考が2ベース。ワイルドピッチで無死3塁から9番高橋優の2ゴロの間に1点。4-1
4回表、無死1,2塁から1番出口のタイムリー。1死2,3塁でピッチャー交代、宮原。パスボールで2者生還。更に2死満塁から7番内田に押し出し四球。更にワイルドピッチで1点。この回5点。9-1
4回裏、1死満塁から7番青木のタイムリー。9-2
7回裏、1死1,2塁から代打小針の3ゴロで2塁送球が悪送球。2塁ランナー生還で9-3
静岡大が勝ちました。

総評

ちょっとお互いにミスが多く、やや締まらない試合に。
静岡大はコールド目前だった7回にエラー2つで失点。8回にもエラー2つといろいろな選手を使ったから、かもしれませんが、結果9回まで戦う羽目に。
来週勝てば優勝というところですが、反省点の残る試合でした。ただ、逆に引き締めるにはいいのかもしれませんね。
井手投手、石田投手、ともにマイガンで測った範囲では144㎞がMAX。ドラフトは11日の月曜日。吉報が届くと期待したいですね。
東海大海洋学部は今季、静岡理工科大にまさかの敗戦を喫していましたが、この日もミスが多く、この内容ではあり得るかも、と感じてしまいました。
もともとは静岡リーグでは上位の力を持つチーム。来年に向けて、反省点を見つけて立て直してほしいですね。

ピックアップ選手

静岡大 井手 駿 投手(高蔵寺 4年)

初回は変化球多めでの立ち上がり。2回はまっすぐで押してMAX144㎞をマーク。投球の幅の広さも見せました。プロ志望届提出中。声がかかるといいですね。

静岡大 西林 利基 捕手(清教学園 4年)

2番捕手で出場。3打数3安打、1犠打と素晴らしい活躍でした。最後の4年秋、大きな舞台で活躍してほしいですね。

静岡大 佐藤 啓介 内野手(中京大中京 2年)

3番セカンドで出場。ヒット1本、四球2つ。しっかりと粘れるところがいいですね。

東海大海洋学部 田久保 颯純 投手(筑紫台 2年)

7回からマウンドにあがり、3回を四球3つ出すもノーヒットに抑えました。こういう経験は大きいですね。

東海大海洋学部 佐藤 真拓 投手(下田 2年)

6回1イニングで三振2つを奪いました。無失点。

東海大海洋学部 高橋 考輔 捕手(静岡市立 2年)

最初の打席で2ベース。リード、キャッチングでは苦しんだ形に。

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