佐織工-清林館 観戦記(2019年秋季愛知県大会)

9月7日に小牧球場で行われた第1試合、佐織工-清林館の観戦記です。
西尾張の近隣対決。好ゲームを期待して観戦しました。

佐織工
1000000|1 H4 E2
0051011|8 H7 E0
清林館
(7回コールド)

佐織工
稲熊渉-倉知
清林館
鷲見-川部

投手成績
佐織工
稲熊渉(1) 6回2/3 112球 被安打7 四死球6 三振4 失点8(自責点4)
清林館
鷲見(17) 7回 100球 被安打4 四球2 三振4 失点1

稲熊渉投手は右のオーバーハンド。フォロースルーの大きい投手。まっすぐは120km前半。捉えられる打球が多かった。

鷲見投手は右のオーバーハンド。1年生。バランスのいいフォームでMAX128kmを記録。コントロールも良く更なる成長が楽しみ。まっすぐに伸びがありますね。

佐織工
9中村俊 8中野 2倉知 3森 5夏川 7小出→7伊藤亮(11) 4稲熊要 6岩間 1稲熊渉
清林館
6竹本 4山川 7森下 9藤島 5伊藤 3吉田 1鷲見(17) 2川部 8小林

(試合経過)
1回表、1死1、3塁から4番森の1塁強襲のタイムリー。佐織工が先制。
3回裏、1死満塁から2番山川のセカンドゴロで2塁転送が送球エラーになり2者生還。更に1死満塁から4番藤島が2点タイムリー2ベースに中継エラーで計3点。清林館が逆転。5-1
4回裏、1死満塁から1番竹本のゲッツー崩れで1点。6-1
6回裏、先頭の8番川部が3ベース。続く9番小林の犠牲フライ。7-1
7回裏、2死2塁から6番吉田がライトフェンス直撃のタイムリー2ベースでコールド成立。
清林館が大勝しました。

佐織工はしっかりとスイングをして、ある程度失点をしながらも、それ以上に点を取って勝つ、というチームですが、やはり好投手に当たるとなかなかそれが難しい。
この日は3回以降はヒットすらままならない流れになってしまいました。

4番の森選手は意地を見せて先制タイムリーに6回にも2本目となるヒットを放ちましたが、一人ではなかなか点は取れない。

そうなると、守りで少しでも無駄な失点を減らしたい。四死球、エラー。こういうのが絡んでしまいました。打たせて取るタイプの稲熊投手だけに余計に、ですね。少々の失点は返してやるよってチームも魅力的ですが^^;

いい投手を打ち崩す打撃を身につけられるように、今後頑張ってほしいです。

清林館も積極的に打っていくスタイルで、ライナー系の打球が多い。強い打球を打ってくるのがチームに浸透しています。

吉田選手はスイングもいいですが、バットコントロールが巧みな選手。最後のフェン直の打球は思った以上に伸びました。6番ですが怖いバッターですね。

夏大の試合でも思いましたが、外野の守備位置が極端に右バッターの場合、右に寄ります。秋は相手のデータとかそんなにないでしょうから、普段の投手の特徴や傾向でそうしているんでしょうね。
この日はフライが少なかったため、効果は分かりませんでしたが、大きな破綻も無かったので、今後も精度を上げていく感じになりそうですね。

連戦で豊川との対戦ですが、エースを温存出来た形。
相手の地元での対戦ですし大変ですけど、何とか接戦に持ち込んで勝機を見出してほしいですね。

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